今夏の北海道の台風被害を受けて生産を中止しているキユーピーのコーン缶「アヲハタ 十勝コーン ホール」などが、今後も製造できない見通しであることが5日わかった。委託工場が製造再開を断念したため。キユーピーは缶詰でない製品に切り替えることを検討している。 キユーピーは、「アヲハタ」ブランドのコーン缶の製造を日本罐詰(かんづめ、北海道芽室町)にすべて委託していた。8月の台風10号などの影響で、日本罐詰の十勝工場が浸水被害を受けて操業を停止。工場は操業再開を模索してきたが、製造ラインの復旧に時間や費用がかかることから、缶詰の製造をやめることを決めた。 キユーピーは、コーン缶の製造にはノウハウが必要で、委託先の変更は難しいとしており、缶詰での販売はできなくなる見通しだ。キユーピーは「長く親しまれているブランド。缶詰でなく、レトルトパウチにすることなども考えたい」(広報)としている。(栗林史子)
スマートフォンや位置情報ゲームの普及により、周囲への注意がおろそかになっている人が増えたからか、駅構内で注意を促すポスターや放送が目立つようになった。最近では「危険は地図には表れない」という言葉でホームからの転落の危険を注意するポスターを見かけ、なるほどな、と感心した。 駅のホームは鉄道が内包する危険が最大化される場所である。停車する列車でも高速で駅に進入してくる。ホーム上の人は列車を利用するためにそこにいるから、進入してくる列車から必要以上に遠ざかることはしない。 最近でこそホームドアが設置される駅が増加しているが(国土交通省webサイトによると2016年3月末時点で665駅)、まだホームと列車や線路との間を物理的に遮るものがない駅の方が多く、利用者が何かの拍子に線路へと転落する危険がつねに存在する。人が転落したところに列車が進入したり、転落しないまでも接触すれば大惨事につながりかねない
◆上海福喜食品会社という、米国食品大手OSI集団の上海現地法人が、賞味期限切れ肉を米国の有名ファストフードチェーンや日本のファミリーマートやセブン・イレブンにも提供していた、というニュースに、中国の消費者のみならず、日本の消費者まで衝撃を受けている。 ◆はっきりいって、中国の食品安全問題は古くて新しい問題であり、ありふれている話なのだが、さすがOSI傘下の、上海が誇る国際企業でこれをやられたら、もう何を信じていいやら、という感覚だろう。まず、言いたいのは、今回は米国系企業が問題を暴かれたわけだが、日系企業に同じブラックホールを抱えていないとは限らない。というか、日系サプライヤーは他人事でなくて急いで、中国現地法人のチェック体制を点検したほうがいいんでないか。地元テレビで暴かれて大バッシングという、いわゆる今はやりの劇場型腐敗摘発にやられたら、もう立ち直れないですよ。 ◆あと、改めて気づかさ
2013年8月19日 14時15分 by ライブドアニュース編集部 東日本大震災で帰宅難民2000人に対してロビーを開放した帝国ホテル東京 2005年から大規模災害の対策マニュアルづくりに取り組んでいた 日頃の備えにより、毛布やペットボトルの水、保存食などの無料提供が実現した ■6年前からの備えが当日に生きたが起きた11年3月11日、金曜日。震度5の揺れがあった東京では交通網が完全にマヒ状態となり、街は約10万人の「帰宅難民」で溢れ返った。タクシーはつかまらず、道路は大渋滞。営業中の店は少なく、あっても満席で入れない。大多数の人はトイレや空腹、寒さを我慢しながら歩き続けるしかなかった。 その夜、行き場をなくした2000人の人々のためにロビーや宴会場を開放したばかりか、毛布やペットボトルの水、保存食などを無料で提供したのが日比谷の帝国東京である。当日、陣頭指揮を執ったチーフデューティマネージ
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