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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (17)

  • 震災後の仙台を歩く - 深町秋生の序二段日記

    仙台のワッシュ君(id:washburn1975)に会ってきた。 「高速道路も通ったし、ガスコンロか灯油を持ってこうか?」と言ったら、「電気も水道も復旧したし、うちは灯油を使ってないんですけど、とりあえず映画秘宝読みたいです」 という答えが返ってきたので、今月の秘宝やマンガを持って仙台に行ってきた。 仙台空港近くを通る仙台東部道路を通った。仙台平野の沿岸部を走る高速道路だが、巨大津波がこの道路にまで届いたらしく、道路周辺の田んぼや家は泥と瓦礫と化していた。東部道路自体も、あちこちに凸凹ができている。 ワッシュ君が「あの道路周辺はこの世の地獄です」と言ったが、当に地獄だった。田んぼにはひっくり返った車や漁船、ねじれた自販機が転がり、油にまみれた粘つく泥が瓦礫と一緒にすべてを埋めつくしていた。 名取インターチェンジ周辺は瓦礫と泥の山に埋もれていた。それでもETCを出ると「割引1000円」とい

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    cham_a
    cham_a 2011/03/27
  • その常識はいかがなものかと思うのは私だけ? - 深町秋生の序二段日記

    だいぶ前になるが、ブログ界で女性の自衛に関する議論がヒートアップしたときがあった。 曽野綾子氏の産経新聞オピニオンの欄で「女性は夜出歩くときは用心せい」と書いたやつ。いろんなエントリを読んだのだが、ひとつ「おや?」と思う文章があった。 http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/12/post_972.html(In the Strawberry Field:エントリー “遅ればせながら、曾野綾子さんの「用心すること」エッセーについて”) コンサバな内容うんぬんについての話ではなく、文章そのもののスタイルに引っ掛かりを覚えた。覚えたというよりある意味ほれぼれしたというか。 早々に「左翼のフェミニスト」とレッテルを貼り、「おれは議論なんかするつもりはなく、ただカラオケがしたいんだ」という意思表示が示される。ご人も「議論の余地はない」

    その常識はいかがなものかと思うのは私だけ? - 深町秋生の序二段日記
  • ドルジ・ザ・ヒール - 深町秋生の序二段日記

    ピュリッツァー賞ものの一枚というべきか。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000043-spn-spo.view-000(朝青龍頭突き!塩攻撃!子供相手に“やりたい放題”(スポニチアネックス) ホント、三分くらい動けなかったよ。あまりにすばらしい。まるで西原理恵子のマンガに出てくる無法者のようだ。ぶうんという感じ。構図が完璧である。塩攻撃というのも気になる。グレート東郷か。 しかしこの子の飛びっぷり。まるで後ろの建物にまで衝突しそうな勢いだ。大丈夫だったのか。なんにしろ幻想を掻きたてるのに充分すぎるスポーツ紙の見のような一枚。 友人からも「お前は当に朝青龍が好きだな」といわれるが、まあ好きである。サッカー騒動で精神がまいってしまい、引きこもりになった時期があったが、やってきた主治医というのが包茎手術のプロだったというところで、こ

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    cham_a 2009/11/06
    あーなるほど。プロレスはやってほしいなぁ
  • マイケル・ジャクソン。黒人エンターテイナー特盛物語 - 深町秋生の序二段日記

    MJが死んだときはびっくりした。そういうものだ。 まああれだけのことをやって、50歳まで生きられたこと自体、奇跡のようなものだったのだろうか。彼の姿を見るたびに感じるある種のタブー感というか、アンチエイジングという言葉では片づかない居心地の悪さがつねにつきまとっていた。「少年でありたい」という前のめりなスタイルも、なんだか神に対するどでかい挑戦という感じにさえ見えた。 もはや同じ人類とは思えず、霊長類ヒト科というよりも霊長類マイケル科という新しい生物のようにさえ思えたのだけれど、彼にまつわる悲劇のストーリー自体は、それほど珍しくないように思えた。じつに黒人エンターテイナーらしい物語だったなあと。 黒人がアメリカでスターになるには、言うまでもなくハードな道を進まざるを得なくなる。多くのエンターテイナーが波乱万丈すぎる人生をすごしてきた。それこそちょっと前まではあからさまな人種差別の問題がから

    マイケル・ジャクソン。黒人エンターテイナー特盛物語 - 深町秋生の序二段日記
    cham_a
    cham_a 2009/07/04
    祈祷師をやとってスピルバーグにブードゥーの呪いをかけた(映画「フック」の主役に選んでくれなかったかららしい。これがホントのピーターパンシンドローム)/ピーターパンの作者バリもある意味、似てるんだよなぁ
  • 深町秋生の序二段日記

    高橋ヨシキ所長(id:satan666)のブログで知って、仰天したのがマウンテンデューのCMである。こんなことになっていたとは。 マウンテンデューというソーダ飲料は、日ではどっちかというとマイナーな飲み物だけれど、アメリカではソーダ界の重鎮である。しかしこの飲み物のCMがすごい。こんなことになっていたとはと驚き、昨日はずっとCMばかり見ていた。ターゲット層はエクストリームスポーツやゲームに興じているダメなボンクラのようで、そのあたりが私の琴線に触れたのかもしれない。 日でも人気のクイーンの代表曲「ボヘミアンラプソディ」のパロディ。あの多重コーラス(世界でもっとも収録に金がかかった曲という話があったけれど)をばっちり再現。 フェレット・チェーンソー・マサカー! フェレットはグリズリーより人間を襲う危険な生き物! チャック・ノリスをバカにしちゃいけねえぜ。やっぱ男は銃と共和党よ! セガール

    cham_a
    cham_a 2009/06/24
    これだけ揃ってると見応えある
  • 深町秋生の序二段日記

    http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/#/top(「グラン・トリノ」公式サイト) 昨日公開の「グラン・トリノ」今年ナンバー1映画かも。魂が震えた。 それぐらいすばらしい。なによりも気高さを感じさせる。イーストウッド映画の代表的作品の一つとして記憶されるだろう。 「チェンジリング」、硫黄島二部作と大金が動く作品が続いたが、「グラン・トリノ」はびっくりするぐらいに金がかかってない(笑)。有名スターといえばイーストウッド自身であり、あとおもに登場するのはほぼアマチュアのアジア系の若者、それにモン族の人々である。舞台は、デトロイトの元中流階級向けの住宅街であり、貧しい移民が住みついた現スラム地域である。衰退するアメリカを象徴するような場所だ。 「ミリオンダラー・ベイビー」以来、久々に俳優イーストウッドが帰ってきたわけだが、これがとにかくすごい。イーストウッ

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    cham_a
    cham_a 2009/04/26
    「イーストウッド78歳の色気はどうだ。まだまだおそろしいまでの存在感。老いてますます盛んという感じだ」やっぱり見に行かないと/平日の大阪でも客入っていた/スーにもまた理想のアメリカ女性魂を見てるんでは
  • 深町秋生の序二段日記

    おすぎです! 仕事ばかりしてたら過労で倒れました。 仕事にしたら暇になると思ったのだけれど。 そんなわけで軽く。 前にも書いたが、速水健朗さんから聞いた話で「アルバムは売れないけど、夏フェスでTシャツは売れる」というのがあった。「コンテンツからコミュニケーションの時代」というやつ。非常に感銘をうけた覚えがある。シニカルに言えば、「おれはこのアーティストをリスペクトしてるんだぜ! ベスト盤しか聴いてねえけど!」みたいな。深く知る気はないけど主張はするぜ! つるもうぜ!という感じ。 で、もうすぐチェ・ゲバラの映画である。「あ、これは」と思ったが、おすぎに先に言われてしまった。 おすぎです! チェ・ゲバラをTシャツでしか知らないあなた! だって。たしかにゲバラは「Tシャツやポスターでは有名だけど、実績や哲学は詳しく知られてない人」業界における最右翼(ゲバラだから最左翼というべきか)だと思う。

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    cham_a
    cham_a 2009/01/08
    そういやマスードタンが第二のゲバラに、、なんて考えた事もありました…
  • 深町秋生の序二段日記

    「私は黒人の植民地化を唱えてきたし、実現するまでは訴え続けます。例の奴隷解放宣言は、植民計画の一環だったのです。何千という黒人がもう百年も北部で暮らしていますが、誰一人として白人教会の牧師になった者はいないし、裁判官、知事、市長、大学長―どれもいない。白人はいくつかの人種に区別されているわけではありません。みな混ざっているのです。そこへ黒人が同居する余地などないでしょう。といって奴隷や日雇い労働者、小作人はいりません。白人と黒人が同化するか、追い出すか、二つに一つ。アメリカ国民は、一人一人が最上の国民にしかなり得ないのです。社会生活でも政治の世界でも、黒人を平等に扱うなど、これほど嘆かわしい状況は考えられませんね。奴隷解放のためとはいえ、白人黒人の混血の国になるのは高い代償です」 第一部第四章「大物の衝突」より オバマ上院議員が次期大統領となる。 ということで急に読み返したのが、2年前くら

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    cham_a
    cham_a 2008/11/15
    「風と共に去りぬ」も原作はそういう意味ではかなり差別的なんだよねー/スカーレットが解放奴隷に襲われそれに報復する旦那ってまるきり「KKK」です
  • 深町秋生の序二段日記

    しかし11月になってからワイドショーばかり見ている。 小室、オバマ、大阪の3キロ引きずり轢き逃げ犯(視聴者の予想を超える犯人のクズぶりに、テレビも発情した犬のように昂奮しっぱなしであった)と、盆と正月と岸和田のだんじりがいっぺんにやって来たような賑わいを見せていた。 で、バラク・オバマである。アメリカ大統領選挙という「篤姫」なんか目じゃない超大河ドラマの、しかもすごいラストを目撃したようで、かなり昂奮してしまった。オバマもマケインもドラマ性たっぷりの人物であり、時代の転換を担う若い黒人候補対反骨と信念の長老という図式もおもしろかった。負けたマケインにしても、来の「共和党のはぐれ牛」というキャラをかなぐり捨てて、この2年間はブッシュに取り入り、キリスト教保守派と和解し、挙句の果てにペイリンというブッシュの女版みたいなおばちゃん(彼女似のポルノビデオがさぞや多くリリースされたことであろう)を

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  • 深町秋生の序二段日記

    あの軍人さん、あれは一体なんなんだ。 驚いたが、とにかく違和感が残った。例の航空幕僚長更迭&退職の件である。 彼が書いた論文の中身にしても、自衛隊のエリート高官のわりにはひどく低レベルなものであり、歴史修正主義の内容がどうのこうのというよりもまず論文の書き方自体を覚えるべきだろう。(章立てもなく、だらだらとカラオケみたいにメリハリもなく書き続けるさまは、まるでゼミに入りたての学生の文のようだ) これまで「戦前」なるものを美化する人たちを多く見てきた。自衛隊のなかにそうした思想や哲学を持つ人間がいることも想像できる。私にしても戦後の価値観がベストだとは思っていないし、戦前の右翼や国粋主義者から学ぶところもいっぱいあると思っている。 しかしだからこそ違和感がぬぐえなかった。あの威勢のいい記者会見なんかを見ていてそれはさらに強まっていった。これまでの問題発言や論文の応募、反省もないまま自説を述べ

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    cham_a
    cham_a 2008/11/09
    そーそー。「お国のためにこの一身を!」なんて気概も全くないんだもんなぁ
  • 深町秋生の序二段日記

    アメリカが清らかだったことはかつて一度もない。われわれは移民船のなかで純潔を失い、それを悔んだことは一度もなかった。アメリカの堕落を特定の事件や状況のせいにすることはできない。最初からないものを失うことはできないのだ。 「アメリカン・タブロイド」J・エルロイ さて町山さん(id:TomoMachi)の新刊「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」を読んだ。 忙しい忙しいと言いつつ、こうして読了&感想文アップをしているのは、このに収録されている週刊現代での連載コラム「アメリカで味噌汁」をすでにほとんど全部読んでいたからでもある。 町山さんのコラムによって、「アメリカという国に対する見方が変わった」という人は多い。週刊現代連載時にはあの屠畜ルポで有名な内澤旬子さんのイラストが載っていて、最終回だっただろうか、「アメリカは大嫌いだったけど、町山さんのおかげで見方が変わりました」とか、正

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    cham_a
    cham_a 2008/10/13
    実のところ、東京12chでよくやってたおバカB級映画を観てたかどうかの違いが大きいんじゃなかろうか/アメリカに対するイメージの違い/あの辺を子供の頃から観てるとアメリカって実はおバカ?と察すると思うんだな
  • 深町秋生の序二段日記

    さて洋泉社の「実録殺人事件がわかる」。どうぞよろしく。私も読んだ。 町山さん、ヨシキさん、柳下さんのいわゆる秘宝方面の職人的なうまさや新宿ロフトプラスワンの名物店員多田さんの歌舞伎町についてのコラムが光っていたが、一番目を引いたのはルポライターの田上順唯さんが手がけた北関東幼女連続殺人事件についてのルポだった。これは当に不気味。 北関東幼女連続殺人事件は、同じく幼女を連続して殺害した宮崎勤とくらべるとちょっと目立たないが、充分におそろしい。なにしろ犯人が捕まっていないのだから。またおそろしいのは犯人だけではない。事件現場である北関東の土地の事情もあいまって、底の深い闇を醸成している。 この事件は79年、栃木県足利市に5歳の幼女の死体が渡良瀬川の河川敷でリュックサックにつめられた状態で発見されたところから始まる。以来、84年にパチンコ店で女児が行方不明、86年にまた女児の誘拐殺人が発生、

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  • 深町秋生の序二段日記

    実に日らしい映画を観た。ある意味究極の日映画だ。 昭和38年公開の「武士道残酷物語」である。原作は「シグルイ」でお馴染みの南条範夫。監督は左翼の巨匠今井正である。ベルリン映画祭で金熊賞に輝いた。 この作品は実に狂っていて、恋人が自殺未遂したのをきっかけに、現代青年であるサラリーマンがどういうわけか「これは自分の一族になにか理由があるのでは……」と実家に戻り、過去を調べるというもの。するとそこには七代にまたがる血の歴史が存在した。ジャーン……という話。 江戸時代初期から明治時代や太平洋戦争を経て現代まで。主人公の血筋である飯倉家の悲惨な歴史が七つも語られるのだが(老け役から少年まで中村錦之助が全部演じる)、おおかた話はすべて一緒である。「変態で冷酷で意地悪な権力者にあの手この手で虐められる」×7というハードコアな仕様なのだ。 例えば一話目では農民一揆(たしか島原の乱)に手こずった殿様(東

    cham_a
    cham_a 2008/01/19
  • 深町秋生の序二段日記

    今年のトホホ映画は先日DVDで見た「俺は、君のためにこそ死ににいく」だった。 感想は真魚八重子さんと侍功夫さんと同じ。 http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20070528#p1(死んだ日人だけがイイ日人だ!「俺は、君のためにこそ死ににいく」 ゾンビ・カンフー・ロックンロール) http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20070531#p1(俺は、君のためにこそ死ににいく アヌトパンナ・アニルッダ) 一言でいえば、ただ「ああもっとガキどもがロボットみたいにつべこべ言わずに従えばいいのになあ」という傲慢な老人の妄想映画である。当にカルト宗教が作ったようだった。 あまりに不愉快だったので、同じ戦争映画の82年東映製作「大日帝国」を見返した。数年ぶりに見たが、いやはややはり凄まじい。丹波哲郎、夏目雅子、三浦友和、篠田三郎、若

    cham_a
    cham_a 2007/12/19
  • 深町秋生の序二段日記

    たくさんの人があの事件のお父さんを、「気の毒な被害者の方」という目では見ていないようだ。正直に告白すれば私もだ。 そもそも事件自体も不明な点がたくさんあるので、何一つ断定的なことなど言えるはずもないが、どういうわけか数段階を吹っ飛ばして金田一君ばりの推理を展開しているブログもあちこちにある。そしてこういう騒動も起きた。 http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20071121-286130.html(星野奈津子が不適切発言で活動停止処分) 「『絶対にあれは○○の仕業!』という話題で持ちきり」などと書いてしまったらしい。この星野嬢(誰だか知らんが)のうかつさは相当なものだが、あまり責めることができない。なぜならメディアが言ってるのだもの。「あいつは被害者以上の何かさ」と。なんの犯罪なのかもわからないというのに。 犯罪というものは概

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    昭和30年代が好きだ。 なぜならそこにあるのは混沌と暗黒の世界。右翼はいつ起きるかわからない革命に怯えて政治家や出版社を襲い、左翼は大勢で道端や国会や大学で暴れまくった。長嶋が天皇の前でホームランを打っていた頃に、熊の漁民は有機水銀たっぷりの魚をべて苦悶していた。正義のヒーロー力道山はドラッグと酒にトチ狂い、目の前にあるものすべてをぶん殴った。 高度成長期の東京はオリンピックに向けて大工事。騒音と埃と神風トラック、神風タクシーが行きかうやかましい街だった。増える車の台数に道がおっつかず、そこいらで大渋滞が起きていた。環境保護という概念は確立されてはいないために、煙突からは有害な黒い煙がもくもくと吐かれ、東京湾には得体の知れない物質の混じった廃液が垂れ流し。 輸送に明け暮れる国鉄は鶴見と三河島と宇和島で大事故を起こし、100人単位で乗客をあの世に送った。戦争の苦しみを知っていた規律正しい

    深町秋生の序二段日記
  • 深町秋生の序二段日記

    えーと、この山形は、中学生が一人でに丸まったマットへと頭を突っ込んで窒息死してしまうようなお土地柄でありまして(十代をまことに楽しく過ごさせていただいた私にとって、あれは黒人にとってのロドニー・キング事件並みにグツグツとくるものがある)、被害者とその親族に対する権利というものも何とかならんのかと思うわけですが、それでもやっぱり、一般市民が犯罪者に裁きを下すという制度には抵抗を感じるのであります。 おそらくそれはウエスト・メンフィス3(以下WM3)のような冤罪事件を知ってしまったからかもしれません。一般市民による裁きというのが、どれほど恐ろしいものかを紹介するのに、これほどふさわしいヤマはないでしょう。 すでに映画秘宝系のライター、町山智浩氏や高橋ヨシキ氏のテキストによって詳しく語られている話ではあるのですが、ネットで検索してもロクに引っかかってはこないところを見ると(そりゃ英語では山ほど語

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