ボスニア代表を悲願のW杯初出場に導いたオシムの献身 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表がW杯初出場を決めた裏にはオシムの献身があった。この国は偏狭な民族主義を越えていけるのか。最新号の『サッカー批評issue66』(双葉社、1月10日発売)では、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の光と陰をレポートしており、その一部を紹介する。 2014年01月15日(水)12時14分配信 text by 木村元彦 photo Getty Images タグ: 2014ブラジルW杯, イビツァ・オシム, ブラジル, ボスニア・ヘルツェゴビナ, ワールドカップ, 代表 ボスニア・ヘルツェゴビナが建国後初めてのワールドカップ出場を決めた。ブラジル大会では唯一の初出場国でもある。これを快挙と言うことに異論を挟む者はいないはずだ。旧ユーゴスラビアから分離独立した国々の中では、まずクロアチアとセルビアが98年フランス大会で先陣を