ある日、20万円の地図本が95%引きで売られているのを見つけた。江戸~明治時代の地図だ。思わず買った。 1週間後、巨大な地図がとどいた。 次の日、読んだだけで筋肉痛になった。 今回は、定価20万円の地図にふり回されながらも、本を使いこなして「新宿の妖怪」の正体をあばいたお話。 フリマアプリの掘り出し物 いつものようにフリマアプリをスクロールしていると手が止まった。 いかにも「掘り出し物感」があったからだ。 もっとよく見てみよう。 画像を拡大する。スマホを落としかけた。 現在の税率ならば20万3500円! それが9000円……? 数字にして95%引きだ。安楽亭のワンコインランチ(500円)が25円で食べられるって考えるとすごくないですか。 これは、売りきれたら後悔するやつだ。 ダメ元で値切ってみたところ1000円安くなった。 本は大きめらしい。でも問題なしだ。 この割引率ならどんなものが届い