英イングランド・ブライトン(Brighton)の登記所で市民パートナーシップの登録に訪れた同性カップル(2005年12月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/CARL DE SOUZA 【2月6日 AFP】英下院は5日、イングランドとウェールズで同性同士の結婚を認める法案を400対175の賛成多数で可決した。だが同法案には反対する声も強く、デービッド・キャメロン(David Cameron)首相が率いる保守党は半数以上の議員が賛成しなかった。 まだ上院での審議などが残っているものの、同法案が成立すれば、英国は同性婚を認める世界10か国の仲間入りをすることになる。キャメロン首相は同性婚を認めることにより「英国の社会はより強くなる」として法案を推進してきたが、投票に先立ち1日かけて行われた審議では、反対派議員らが法案を批判し、議論はしばしば白熱した。 法案は連立与党の自由民主党と野党・労働党議