元エントリの『NARUTO』評そのものは納得で*1、特に「別に最終的にナルトが里を守る側に転んでもかまわない」から展開していく物語は、それぞれ魅力的だ。 ブクマコメを読むと、ジャンプ漫画だからトラウマをつきつめられないのはしかたないという応答も散見されるが、それはエントリ冒頭の問いかけに返ってくる。 ナルトはなんで「下層の鼻摘みもんの孤児」じゃなくなったのだろう 一時期、 岸本斉史が登場人物のバックボーンを描くと 全部「子供の頃に親の愛情が不足しててさびしかった」になってたんだけど、 (ナルト、サスケ、ガアラは勿論、割と冷血悪党ポジションのサソリや大蛇丸すらそうだった) 更にその全部に「実は勘違いだよ、上手く伝わらなかったけど愛されてたんだよ」というオチがつく。 今週とうとうサスケの過去まで「実は両親にも兄にも愛されてたんだよ」で決着してしまった。 描き込めない題材ならば、なぜ延々とリフレ