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ブックマーク / news.mynavi.jp (60)

  • ゼロからはじめるPython(117) ブラウザとPythonが合体したデスクトップ開発ライブラリ「pywebview」を使ってみよう

    今回紹介するのは、PythonとWebブラウザコンポーネントを利用してデスクトップアプリを開発できる「pywebview」だ。Webブラウザの持つ高い表現力にPythonの豊富な機能を組み合わせることができる点が便利だ。 pywebviewを使うとPythonからブラウザコンポーネントを操作できる ブラウザの表現力をPythonに組み合わせたアプリを作ろう Pythonでちょっとしたデスクトップアプリを作りたい場面というのは、意外と多いものだ。ファイルを選択したり、オプションを選んだり、エディタにメッセージを入力してもらうなど、簡単なUIが必要なだけであれば、先日紹介したTkEasyGUIでも十分だろう。 しかし、もっと画面表示を凝ったものにしたい場合には、Webアプリにして、画面入出力にブラウザを利用することも多い。この場合、FlaskなどのWebフレームワークを利用する。この方法であれ

    ゼロからはじめるPython(117) ブラウザとPythonが合体したデスクトップ開発ライブラリ「pywebview」を使ってみよう
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    endor 2024/05/15
  • AIの可能性を再定義するHBM、その構造を理解する

    AIへの関心が高まり、データストレージの需要 高帯域幅メモリ(HBM)が注目を集めています。人工知能(AI)が進化し続けるのに伴い、その需要も増え続けているのです。こうした需要に応えるべく、多くの主要テクノロジー企業がHBMに注力しています。HBMは、低エネルギー消費でより高速なデータアクセスを実現する様に設計された、高度なコンピューターメモリです。これはAIにとって、メモリチップの性能面と消費電力の削減という点で、重要な要素になります。 HBMは3D積層を採用しており、先端パッケージング技術を使用して、複数のデバイス層を垂直に積み重ねます。専用のDRAMチップを垂直に積層して、高速チャンネルで接続することにより、複雑なAIタスクの実行に必要な高速なデータ交換を可能にしています。 生成AIやデータ処理といった新たな成長ドライバーは、まだ導入の初期段階であり、HBMの市場ポテンシャルは今後も

    AIの可能性を再定義するHBM、その構造を理解する
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    endor 2024/05/10
  • 令和6年能登半島地震、半導体関連業界への影響は? TrendForceが分析

    2024年1月1日午後に発生した石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生、「令和6年能登半島地震」と命名された。その被災地域内には半導体および関連する電子部品製造施設が複数点在している。現在、それらの工場は被害状況を調査中としつつも、ほとんどの工場で重大な被害は免れた模様である。該当地域にある主要企業としては、加賀東芝エレクトロニクスやTPSCo(タワー パートナーズ セミコンダクター、旧パナソニックの半導体工場)、サンケン電気の子会社である石川サンケン、シリコンウェハメーカーの信越化学工業やGlobalWafers、半導体製造装置メーカーのKOKUSAI ELECTRIC、MLCCメーカーの太陽誘電や村田製作所などが挙げられる。2024年1月5日朝時点での各社の地震の影響をまとめてみたほか、TrendForceもこの地震の影響についての見通しを公表しているので、それらを織り交ぜて

    令和6年能登半島地震、半導体関連業界への影響は? TrendForceが分析
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    endor 2024/01/05
  • 京都市の交通事情改善の一翼担う? 他路線との「結節」推進する嵐電

    京福電気鉄道嵐山線(嵐山線・北野線)は通称「嵐電」と呼ばれ、2006年から公式の愛称となった。京都市の洛西地区の通勤・通学の足として、あるいは市街地と嵐山・北野を結ぶ観光路線として親しまれている。 嵐電(京福電気鉄道嵐山線)では路面電車スタイルの電車が使用される。写真はレトロ電車 現在の嵐山線(四条大宮~嵐山間)は1910(明治43)年3月25日に開業。2020年に110周年を迎える。現在の阪急電鉄のルーツである箕面有馬電気軌道、さらに京阪電気鉄道も同じ年に開業しているが、大都市間を結ぶこれらの通勤路線とは異なり、嵐山線はあくまで地域内の生活の足として推移してきた。そのため、阪急や京阪のような大規模な改造もなく、一部に併用軌道(道路上に敷かれた線路を走る区間)が残るなど、創業当時の面影を残している。 ■結節・連携が経営改善のキーポイントに 現在の北野線(帷子ノ辻~北野白梅町間)が19

    京都市の交通事情改善の一翼担う? 他路線との「結節」推進する嵐電
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    endor 2023/08/30
  • 2023年の半導体市場は向かい風が持続、回復は2024年以降へ - SEMI予測

    SEMIは8月15日(米国時間)、TechInsightsと共同して発行している「Semiconductor Manufacturing Monitorレポート」の最新版において、IC市場の減速は緩和してきており、2024年に市場が回復に向かうとの予測を発表した。 それによると、電子機器の売上高は2023年第3四半期に前四半期比10%増を記録する見込みで、中でもメモリICの売上高は2022年第3四半期以降で初となる2桁成長を記録することが予測されるという。 ロジックICならびにメモリICの四半期ごとの売上高推移 (出所:SEMIおよびTechInsights、2023年8月) ただし、IDMならびにファブレスメーカーの多くで在庫調整が続いている影響から2023年第3四半期のファブの稼働率自体は、2023年上半期の水準を下回るとするほか、半導体製造装置の販売爆およびシリコンウェハの出荷面積も

    2023年の半導体市場は向かい風が持続、回復は2024年以降へ - SEMI予測
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    endor 2023/08/21
  • PCテクノロジートレンド 2023 - Memory編

    HBM(Photo08) Photo08: 2年経過後。筆者の仕事机の右わき(作業用スペース)を無駄に占有してのたくってる。この頃から兄ちゃん離れが目立つように。 HBMに関して言えば、もうコンシューマ向け機器では殆ど使われる事が無くなった。理由は主にコストである。そもそもHBM Memoryそのものが高価であり、加えて接続にはInterposerが必要である。最近はPackageの技術も進化しており、Radeon RX 7000シリーズのInfinity Cache/GDDR6 I/Fの様に、Silicon Interposerなしで同等以上の配線密度を実現している例もあるのだが、HBMはそもそもSilicon Interposerでの接続を前提に規格が策定されているので、どうしても余分にコストが掛かる。Intelの第2世代EMIBとかAMDのInstinct MI200シリーズの様に、

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    endor 2023/08/13
  • 2022年のHBMサプライヤシェアトップはSK hynix、TrendForce調べ

    TrendForceによると、2022年の高帯域幅メモリ(HBM)サプライヤ別シェアはSK hynixが50%、Samsung Electronicsが40%、Micron Technologyが10%となったという。 ディープラーニング用に設計されたハイエンドGPUを搭載するAIサーバサプライヤからの需要が伸びているほか、2023年下半期にNVIDIA H100およびAMD MI300の市場投入が予定されており、主要サプライヤ3社ともにHBM2と比べ、ピン当たりのデータレートが2倍に相当する6.4Gbps、デバイス当たり819GBpsを実現する次世代規格品であるHBM3の大量生産を進めることが予想されるという。 中でもSK hynixはすでにHBM3の大量生産を他社に先駆けて開始していることから、その市場シェアは2023年に53%まで拡大するとTrendForceでは予想している。残るS

    2022年のHBMサプライヤシェアトップはSK hynix、TrendForce調べ
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    endor 2023/07/29
  • 乗り遅れた人向け! 「ChatGPT」を身近に感じられる無料サービス・拡張機能7選

    今空前のブームとなっているのが、人間のような自然な会話が行える人工知能ツール「ChatGPT」だ。さまざまなアプリやサービスがこのChatGPTを組み込み、従来ではできなかったきめ細かな対話型UIが次々と実現しつつある。特にAPIが公開された2023年3月以降は、IT系ニュースでChatGPTの文字を見ない日はないと言っていいほどの盛り上がりだ。 今回はそんなChatGPTを用いた技術に、無料の範囲で触れることができるサービスやアプリ、ブラウザ拡張機能などを集めてみた。実験的に作られた個人運営のサービスも含めて内容は千差万別だが、いずれも無料で試せるので、ChatGPTでどのようなことができるのかを知るにはぴったりだ。「ChatGPTに興味はあったが出遅れてしまった」という人は活用してみてほしい。 AIが日記作成をお手伝い「dAIary」 「dAIary」は、午前と午後の出来事をフォームに

    乗り遅れた人向け! 「ChatGPT」を身近に感じられる無料サービス・拡張機能7選
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    endor 2023/04/09
  • 暗号アルゴリズム「SHA-1」の廃止を発表、NIST

    米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)は12月15日(米国時間)、「NIST Retires SHA-1 Cryptographic Algorithm|NIST」において、暗号アルゴリズム「SHA-1」を廃止すると伝えた。SHA-1の暗号ハッシュ関数はすでに脆弱と評価されており米国政府機関での利用廃止が発表されている。 電子情報を保護するために初期に広く使われた手法の一つであるSHA-1アルゴリズムは、耐用年数が終了しているとして廃止が決定されている。SHA-1がまだ使用されているという現状から、より安全性の高い新しいアルゴリズムに置き換えることが推奨されている。 SHA-1という名称は「Secure Hash Algorithm」の頭文字からきており、1995年から連邦情報処理規格(FIPS:

    暗号アルゴリズム「SHA-1」の廃止を発表、NIST
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    endor 2022/12/19
  • 2023年に起きる10大ハイテク技術トレンド予測をTrendForceが公開

    台湾の半導体およびハイテク産業市場動向調査会社であるTrendForceが、2023年のハイテク産業のさまざまなセグメント(半導体、ディスプレイ、通信、コンシューマエレクトロニクス、新興技術など)で起きると予想される10の主要な技術トレンドを発表した。 TrendForceが予測する2023年の10大技術トレンドは以下のとおり。 先端半導体プロセスはトランジスタ構造の移行期に、成熟プロセスは特殊用途開発を拡大 車載ICの深化と次世代パワー半導体が台頭 新たなDRAM世代の登場、200層以上のNANDの開発が加速 車載用MLCCの開発が加速 カーボンニュートラルがEVへの移行を加速 中国パネルメーカーが生産能力と技術を確保し、小型AMOLED市場で影響力を拡大 マイクロLEDが多くのアプリケーション向けに多様化、TVや車載ディスプレイがミニLEDバックライトの普及を促進 5Gスマートフォン(

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    endor 2022/11/15
  • Google Playストアに見つかった悪質なAndroidアプリ30超、ただちに確認を

    Doctor Webは7月26日(現地時間)、「Dr.Web — Doctor Web’s June 2022 review of virus activity on mobile devices」において、Google Playストアでのマルウェア活動状況を伝えた。同社の調査によって、Google Playストアで悪意のあるAndroidアプリが30以上も発見された。 Dr.Web — Doctor Web’s June 2022 review of virus activity on mobile devices マルウェアが仕込まれたアプリは、無害なアプリを装いながら他のアプリの上にウィンドウを表示する許可を求め、バックグラウンドで実行し、悪意のある広告を提供することなどを主な目的としている。一度インストールすると、被害者がアプリを発見してアンインストールすることを困難にするため、ホ

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    endor 2022/07/31
  • 『Mavericksの新コマンド(1)』 - 新・OS X ハッキング!(107)

    今回は「Mavericksの新コマンド」について。比較的小規模なアップデートといえるMavericksだが、20件近い新しいコマンドが収録されている。どちらかといえば開発者向けのコマンドが大半を占めるが、一般ユーザに無関係というわけでもない。そのうち有用なものをピックアップし、機能の概要とかんたんな使い方を解説してみよう。 圧縮メモリの働きを知るには「memory_pressure」 OS Xでよく見られる実装形態に、「機能をGUIとCUIの両方で提供する」というものがある。ディスクユーティリティ(diskutil)、ソフトウェアアップデート(softwareupdate)、スクリーンショット(screencapture)など数えあげればキリがないほどで、その伝統がOS XのCUI環境を充実させてきたという側面は否定できないだろう。 Mavericksでも、その伝統は廃れていないようだ。物

    『Mavericksの新コマンド(1)』 - 新・OS X ハッキング!(107)
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    endor 2022/07/29
  • 巧妙なバックドア「Saitama」を発見、ヨルダン政府組織を攻撃

    Malwarebytesは2022年5月10日(米国時間)、「APT34 targets Jordan Government using new Saitama backdoor|Malwarebytes Labs」において、「Saitama」と呼ばれる新しいバックドアを利用したサイバー攻撃を確認したと伝えた。同社はこのサイバー攻撃が「APT34」として特定されている持続的標的型攻撃(APT: Advanced Persistent Threat)グループによるものと分析しており、ヨルダン外務省の政府関係者を標的としていると説明している。 APT34 targets Jordan Government using new Saitama backdoor|Malwarebytes Labs このバックドアは使われているファイルパスから「Saitama」と呼ばれており、有限状態マシンとして実

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    endor 2022/05/16
  • JR西日本、人型重機ロボットと工事用車両を融合させた鉄道重機開発

    JR西日は15日、人機一体・日信号と共同で、人型重機ロボットと鉄道工事用車両を融合させた多機能鉄道重機を開発していると発表した。高所に設置された多様な設備に対応する汎用性の高い鉄道重機を開発し、これまで人の手を要していた作業を機械化することで、生産性と安全性の向上をめざすとしている。 人型重機ロボット(提供 : JR西日) 多機能鉄道重機(試作機)の全体図(提供 : JR西日) 伐採デモ(提供 : JR西日) 運搬デモ(提供 : JR西日) 操縦者(提供 : JR西日) 開発中の多機能鉄道重機は、インタラクティブな作用で直感的な操作が可能となり、操縦者の操作とロボットの動きが連動し、ロボットが受ける重みや反動を操縦者にフィードバックすることで、操作技術を容易に習得可能になるという。形状によらない多様な部材の把持を可能とし、多様な状況の作業で使用が可能に。人が地上にいながら高所

    JR西日本、人型重機ロボットと工事用車両を融合させた鉄道重機開発
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    endor 2022/04/15
  • Google Apps時代からの利用者は注意!「無償版」の提供が7月1日に完全終了

    Googleが無償版G Suite(旧Google Apps無償版)の提供を終了させる。Google Workspaceへのアップグレード手続きを7月1日までに完了させないとサービスを利用できなくなるので、無償版Google Appsからの利用者は注意が必要だ。9TO5Googleによると、Googleは無償版を継続利用しているアカウントの管理者に終了を伝えるメールを送信し始めており、またGoogle Workspaceの管理者向けのヘルプページにも無償版の終了とアップグレードに関する情報が追加された。 2006年に提供が始まったビジネス・組織向けの「Google Apps」は、GmailやGoogleカレンダー、GoogleドライブといったGoogleのWebアプリを独自ドメインで利用できるサービスで、無償版でも最大10人の利用が可能だった。コストを抑えたいスモールビジネスや個人ビジネス

    Google Apps時代からの利用者は注意!「無償版」の提供が7月1日に完全終了
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    endor 2022/01/20
  • 12月Webサーバシェア調査、Nginxが大量にシェア失う

    ホスト名ベースWebサイト数推移グラフ 1995年8月〜2021年12月 資料:Netcraft Webサーバシェア推移グラフ 1995年8月〜2021年12月 資料:Netcraft Webサーバアクティブサイトシェア推移グラフ 2000年6月〜2021年12月 資料:Netcraft トップ100万ビジーサイトWebサーバシェア推移グラフ 2008年9月〜2021年12月 資料:Netcraft コンピュータ別Webサーバシェア推移グラフ 2007年9月〜2021年12月 資料:Netcraft供 ドメイン別Webサーバシェア推移グラフ 2009年6月〜2021年12月 資料:Netcraft 2021年12月においてドメインとホスト名の双方で大幅な増加を見せたのはAmazon Elastic Load Balancingサービスで使われている「awselb」で観測された。この増加がN

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    endor 2021/12/27
  • ルネサスはなぜFPGAに参入したのか? その真意をキーマンに聞く

    ルネサス エレクトロニクスがFPGAに参入することを2021年11月に表明した。FPGAというと、XilinxとIntel(旧Altera)が市場を二分する存在であり、圧倒的な存在感を有している。なぜ、ルネサスがそんなFPGA市場に参入することを決めたのか。キーマンである同社IoT・インフラ事業統括部 グローバル営業統括部 ヴァイスプレジデントの迫間幸介氏に、参入の真意を聞いた。 ルネサス エレクトロニクス IoT・インフラ事業統括部 グローバル営業統括部 ヴァイスプレジデントの迫間幸介氏 Dialogが手掛けてきたGreenPAK もともとルネサスが提供しようとしている「ForgeFPGA」という製品は、同社が2021年8月末に買収を完了したDialog Semiconductorが開発を進めていたものとなる。Dialogは、従来よりディスクリートアナログやアナログICの機能をカスタ

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    endor 2021/12/24
  • ASMLが長期売上見通しを上方修正、2025年には4兆円近くまで成長と予測

    ASMLは9月29日(現地時間)、投資家向けイベントをオンラインで開催し、2030年に向けた長期売上高計画および装置ロードマップについての説明を行った。 それによると、同社は2025年の年間売上高をこれまでの150億~240億ユーロから、約240億~300億ユーロ(約3兆9000億円)へと大幅に上方修正したという。また、2025年時点の粗利益率も直近の51%から54%~56%へと向上すると予測しているほか、2030年までの10年間については約11%の年平均成長率を想定しているとしている。 ASMLの社長兼CEOのPeter Wennink氏は、「非常に収益性が高く、革新的なエコシステムに支えられたエレクトロニクス業界の世界的なメガトレンドは、半導体市場全体の成長を後押しし続けることが期待されている。半導体の最終市場の成長とリソグラフィ分野への設備投資の増加が、ASMLの製品とサービスの需要

    ASMLが長期売上見通しを上方修正、2025年には4兆円近くまで成長と予測
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    endor 2021/09/30
  • 古典コンピュータでは量子アニーリングをシミュレートできない、東工大が確認

    東京工業大学(東工大)は8月19日、量子アニーリングに関わる「量子磁性体」の性質をスーパーコンピュータ(古典コンピュータ、スパコン)でシミュレートしたところ、そのデータが量子力学の理論と合わないことが示され、古典コンピュータでは量子アニーリングをシミュレートできないということを発表した。 同成果は、東工大 科学技術創成研究院 量子コンピューティング研究ユニットの坂東優樹研究員(研究当時)、西森秀稔特任教授らの研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が発行する原子、分子、光学、量子子規額などを題材とした学術誌「Physical Review A」に掲載された。 量子力学の効果を用いて、「巡回セールスマン問題」などといったある種の関数の最小値を求める計算手法である「量子アニーリング」は、1998年に東工大の西森特任教授と当時大学院生だった門脇正氏らによって考案され、それを商用ハードウェアとし

    古典コンピュータでは量子アニーリングをシミュレートできない、東工大が確認
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    endor 2021/08/22
  • 国際宇宙ステーション危機一髪、ロシアの新しい実験棟がエンジン誤噴射

    国際宇宙ステーション(ISS)で2021年7月30日、姿勢が大きく乱れるトラブルが起きた。直前にドッキングした、ロシアの新しい実験棟モジュール「ナウーカ」のスラスターが誤って噴射されたためで、ISSは一時「緊急事態」が宣言された。 その後、1時間足らずのうちに姿勢は正常に戻り、ISSに損傷はなかった。滞在している宇宙飛行士への危険もなかったという。 ナウーカはこれまでにもトラブルが多発しており、今後のISSの運用とロシアの宇宙開発の信頼性に、大きな不安を残すこととなった。 国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしたナウーカ。ISSに滞在中のNASAのシェーン・キンブロー宇宙飛行士が撮影したもの (C) NASA/Shane Kimbrough ナウーカのスラスターが突如誤噴射 ナウーカ(Nauka)は、ロシアが開発したISSの新しいモジュールで、宇宙での科学研究・実験を行うことを目的と

    国際宇宙ステーション危機一髪、ロシアの新しい実験棟がエンジン誤噴射
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    endor 2021/08/05