東京という限界集落を生きる彼女たち——『東京タラレバ娘』（東村アキコ） | nelja

いわゆる女性マンガにおいて、独身アラサー/アラフォーというテーマはここ数年（といってももう5年以上の単位で）定番のひとつになっている。シリアスに現実を描き出そうとするものもあれば、コメディとして描くものもあるし、その年齢層向けに少女マンガ的な夢を与え直そうとするアプローチもある。作家でいえば、西炯子がいて、渡辺ペコがいて、今ど真ん中にはたぶん鳥飼茜がいる。鴨居まさねや入江喜和も大きな枠組みでは周辺にいる。 いずれにしても、「アラサー（以上）・独身」は今の女性向けマンガにおいてひとつの重要な視点になった。普遍的、とまではいえないだろうけれど、少なくとも10年近く、あるいはそれ以上にわたって、このテーマが現実社会で不安や痛みの源泉として存在し続けているのは間違いない。「女の子」の次のステップが伝統的に「妻」であり「母」であった社会で、「女の子」を卒業しつつ、妻でも母でもない女性が、自分の理想を

[movesinthefield]

女性ならロールモデルが見つからずとも、居直って痛々しくても自己肯定して自助グループが作れそう。さて問題は弱者男性だ。

[kash06]

ライフサイクルというか、ライフもサイクルも超えた死を意識した集団となると、もう伝統宗教と現代的なコミュニケーションの未だに架からない橋を思い起こしてしまう。

[SndOp]

OL進化論で秋月リスが35歳で独身でというタイトルの4コマをたまに載せるけどOL進化論が90年に連載開始だから、そろそろ還暦で独身でというタイトルの4コマを載せ始めるかもしれないなーなどとつまらぬことを考えました

[ohkaamagi]

どこにも居場所をなくすと、不安にしかならない。心安らかに受け入れられる場所を共同で作るべきだと思う。

[Louis]

ナイルパーチの女子会。

[bell_chime_ring238]

この作者の漫画は苦手だけど、考えさせるいいレビュー。帰る場所がある女子と、いろいろあって帰る場所がない女子では、個人の努力ではどうにもならなくなった時の追い込まれ感が全然違うと思う。

[ytn]

面白い。都市社会学的レビュー。でも黒髪メガネだけは旧中間層で、家・店の周りに「地元」があるという点で、他の二人とは実はかなり違う立ち位置にいるはずだと感じてる。

[p_shirokuma]

あー、これは読まざるを得ない

[kinacochan]

これだよこれ、東京は限界集落なんだよ、凄く腑に落ちた

[sawa_02]

"妻でも母でもない女性が、自分の理想を託せるロールモデルを見つけられず、若さの縮小再生産にかけざるを得ないという苦悩が「アラサー・独身」というテーマの背景にあり、"

[dododod]

”独身女性読者を無差別に殺戮し続けている”