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銀行のリスクを考える|加納裕三/Yuzo Kano
シリコンバレー銀行は救済シリコンバレー銀行の破綻のニュースが世界中で話題となりました。本日(月曜... シリコンバレー銀行は救済シリコンバレー銀行の破綻のニュースが世界中で話題となりました。本日(月曜日)までに預金者を保護しないと、連鎖倒産(システミック・リスク)の可能性があると考えられていました。ステーブルコインであるUSDCを運営するCircle社の信用問題にも広がりUSDC価格は下がりました。 またシリコンバレーのスタートアップの給料支払が滞る可能性も指摘されていました。 預金者については、ペイオフによって25万ドルまでは補償されますが、それ以上は一般債権化されて、管財人が銀行の保有する資産を売却して決まった配当率のみが返却されるのが通常のプロセスです。 そんな中、FRBが銀行タームファンディングプログラム(BTFP)を導入し、シリコンバレー銀行の預金者は全額救済する方針が決まったようです。 FRBによると、新たに導入するのは「銀行タームファンディングプログラム(BTFP)」。金融機関
2023/03/13 リンク