『広辞苑』『大辞林』『大辞泉』はどう違う？ 中型国語辞典徹底比較 - 四次元ことばブログ

2019年９月５日、三省堂から待望の『大辞林』第４版が刊行されました。2012年11月の『大辞泉』第２版、2018年１月の『広辞苑』第７版に続き、二十数万語規模の中型国語辞書３種の大規模改訂版が出揃った格好になります。 比較するなら今しかない！ 以下、めちゃめちゃ長くなるので、最初に結論を先取りしたレーダーチャートを示します。あくまで超ざっくりとした比較ですので、参考程度にご覧ください。 まず『広辞苑』『大辞林』『大辞泉』の大まかな特徴を比べた上で、具体的な見出し語も対照してみます。これらをどのように使い分けたらよいかの参考になればと思います。 「中型辞書」の位置づけ 『広辞苑』のような、二十数万語を収録する規模の辞書を、ふつう「中型辞書」と呼び習わしています。「大型辞書」と呼ばれることもありますが、本稿では「中型辞書」で統一します。 かつては多くの種類が刊行されていましたが、今ではこの中

[envs]

国語辞典は版が新しくていいなあ。英和大辞典は全然改訂されなくて、特にランダムハウス英和大辞典は1993年に第2版が出たっきりで厳しい

[tweakk]

わかりやすい

[nobinyanmikeko]

知恵袋では日国信者が葵の御紋よろしく「日国には〜」と書いてるのを見るけど、完璧な辞書などというものは無い。辞書は複数見るのが基本だから。

[yarumato]

“広辞苑：語源に近い意味から解説。　大辞林：電子版は書籍版より１万8000項目追加。　大辞泉：電子版が本命。存命人物も立項。比較：誤用扱い、複合動詞、新語”

[mayumiura]

私の翻訳業では、当然『大辞林』推しになる。新語、複合語は重宝。『広辞苑』は古い版から買い替えてない…。

[ja_bra_af_cu]

"要するに、おおざっぱに言って中型辞書とは「古語＋現代語」「国語＋百科」の辞典である"

[Basilio_II]

『大辞泉』、2版でかなり変わったのね。

[Ayrtonism]

もしやと思って広辞苑で「カッテージチーズ」を引いたら載ってた。こういうずれもありそうではある。

[zokkon]

さすがだ…「炒める」の『大辞泉』語釈に「いりつける」なんて使ったらそれをまた引く必要が出てくるんじゃないか

[naka-06_18]

“一冊では足りない”

[hageatama-]

"「いちばん詳しい一冊を選ぼう」「何でも載っている一冊を選ぼう」というのは不可能です。辞書はいずれも性格が異なっており、得意不得意、方針の違いがあるのです。"

[yumi_11819]

覚えておきたい辞書の違い（中型辞書編）、いつもありがとうございます。

[hamukichi_nbr]

今まで，何となく三冊は性格が違うと感じてはいたが，この具体的かつ多面的な比較のおかげで，それぞれの持ち味が分かってきた．三者を適宜引き比べ，活用していきたい．

[hacosato]

またながさわさんが日本の辞書界隈をよくする活動してる…！！