セクシーどころか…小泉進次郎が語るべきだった「温暖化対策の真実」（町田 徹） @moneygendai

ニューヨークで9月23日に開かれた「国連気候行動サミット」の開幕式で、気候変動対策を求める「学校ストライキ」を始めたスウェーデンの16歳の少女グレタ・トゥンベリさんが発した言葉「How dare you!（よくもそんなことを！）」が、大きな話題を呼んでいる。世界各国の対策が美辞麗句だけの無責任なものだとして、アスペルガ－症候群などのハンディキャップをものともせず、演説の中で力強くあの言葉を繰り返す姿は、多くの人の胸を打った。 少女と対照的に、SNSで強い批判を浴びているのが、このサミットに出席した小泉進次郎環境大臣の「気候変動への取り組みは楽しく、クールでセクシーに」という発言だ。記者会見で、「グレタさんの言葉はとても印象に残り、私も含めてみんなが重く受け止めたと思う」とべた褒めする一方で、「今のままでいいとは思っておらず、日本ももっと存在感を示さなければならない」と述べるにとどまり、火力

[kechack]

「パリ協定長期成長戦略」も、なかなか胸を張れるものだ。というのは、欧州の先進国は、日本ほど実現可能性を具体的に検討したうえで、CO2削減目標を掲げていると思えないからだ。