第一次世界大戦中にインターネットや携帯電話が発展し、高度な監視システムが構築されたIFのドイツを描き出す改変歴史ＳＦ──『NSA』 - 基本読書

ＮＳＡ 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アンドレアス エシュバッハ早川書房Amazonこの『NSA』は、ドイツを代表するＳＦ作家アンドレアス・エシュバッハが18年に発表した、ドイツが舞台の歴史改変ＳＦ小説である。歴史改変ものとは、「もし歴史のあの時点で結果がこうなっていたら？」といった実際の歴史と異なる仮定をおき、別の歴史を空想するジャンルのことだが、その舞台とされる歴史の分岐点にも人気の多寡がある。もっとも書かれてきたのは、おそらく第二次世界大戦時の話だろう。 たとえば、第二次世界大戦でもし大日本帝国、ドイツ、イタリアの枢軸国側が勝利したら……？ は『高い城の男』や『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』など多くのＳＦ作品で描き出されてきた。で、『NSA』も改変歴史ＳＦで、大人気の第二次世界大戦期のドイツが舞台なのだが、題材的には先行作と比べても変わり種だ*1。 『NSA』が描き出して

[mugi-yama]

“『特に気になったのは、プログラミングは女の仕事だとみなされていること、しかも男に巡りあえなかった女を想定していることだ” 面白いな

[songsfordrella]

今読んでいるところ。第二次大戦前の登場人物がキャッシュレスで買い物をしている描写とかに出くわすと、頭の中になんとなく思い描いていた情景がバグる。その感覚がなんだか新鮮。

[sakstyle]

タイトルだけ見かけてたけど、ナチスドイツが舞台の歴史改変ＳＦ小説だったのか。

[don_tacos]

MZ-80Bとは。https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrohard/1180885.html

[gameloser]

現代の中国の話だよね

[taka-p]

面白そう。

[monbobori]

「本作の解説が『スノーデン 独白』の訳者でもある山形浩生であることもそのあたりと関係しているのだろう」

[onesplat]

SQLなんだ…

[naokik]

プログラマが女性なのはディファレンスエンジンみあるな

[tourism55]

ヒトラー最後の12日間の主人公はタイピストの女性だったな。その発展からプログラマは女性の仕事…というのはビジュアル的イメージはやりやすいな。/ 読了したが主人公視点だとヤバすぎるディストピアオチだった。

[mventura]

”ログは残るし、作業はバレる” こういう運命がある程度分かってるサスペンス好き。

[tattyu]

変化の大きいIFを描く時は、ミクロな所に視点を当てる事でマクロな矛盾とかは気にせず楽しめる作りになっているんだろうなぁと思う。読んでみたい。

[fossilcat]

おもしろそ

[ayagane]

面白そう。あとで買おう。

[rider250]

現代のITが100年も前に普及してるという歴史改変が「無理なく外挿」されてるそうだが本当かね？どうやったら「無理なく」そんなことが？一から十まで不可能＝無理ありすぎとしか思えんがそこに興味が惹かれたな。

[naggg]

まさに、チャールズバベッジやエイダラブレスを勉強したところだからびっくり。

[prdxa]

ジャケがかっこよくて気になってたやつ！

[nyanmoff]

著者名聞いたことあると思ったら「イエスのビデオ」の人だ

[sho005037]

ディファレンスエンジンっていろんなところで人気のガジェットだな。

[esbee]

おもしろ！『舞台になっているのは、チャールズ・バベッジによる解析機関が第一次世界大戦中に極度に発達し、世界に展開した電話網に乗っかる形でコンピューターネットワーク「ワールドネット」が出来た世界』

[xorzx]

世界初のプログラマーは女性だったからの連想なのかな？独身女性の仕事っては謎だけど。