アルゼンチン債務問題、全額返済求め提訴する動きが債権者に広がる

［ニューヨーク ７日 ロイター］ - 米国の裁判所がアルゼンチン政府に対し、債務再編に応じなかった米ヘッジファンドに債務全額を返済するよう命じたことを受け、ヘッジファンドと同様の扱いを求めて提訴する動きが他の債権者にも広がっていることが、米連邦地裁に提出された文書で分かった。 アルゼンチン政府の代理人が連邦地裁に提出した書簡によると、債務再編に応じなかった債権者らが６月中旬以降、２５件の提訴を行い、計４７億ドルの支払いを請求している。 一方、全額返済の判決を勝ち取ったヘッジファンド、ＮＭＬキャピタルの代理人の書簡は、債権者らによる提訴は１０２件に上ると指摘している。 これより先、ロイターは、アルゼンチンの債務再編に応じなかった債権者が連邦地裁に訴えた請求額は計１００億ドルに達すると報じていた。

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ニューヨーク　７日　ロイター］ - 米国の裁判所がアルゼンチン政府に対し、債務再編に応じなかった米ヘッジファンドに債務全額を返済するよう命じたことを受け、ヘッジファンドと同様の扱いを求めて提訴する動きが他