老舗人文系出版社のトンデモ農業本 - バッタもん日記

京都にミネルヴァ書房という出版社があります。私は専門外なので詳しくありませんが、人文書の版元として有名なようです。 この出版社が最近『いま日本の「農」を問う』というシリーズ書籍を刊行していますので、注目しておりました。今月刊行された新刊がこちらです。 環境と共生する「農」 著者名に注目して下さい。農業に詳しい方ならば、見覚えのある名前があるはずです。 そう、株式会社 ナチュラル・ハーモニーの代表、河名秀郎氏です。この人物は非常にオカルトじみた主張、と言うよりはオカルトそのものの主張を常に行っており、はっきり言ってしまえば、農業書を書かせるべきではない人物です。トンデモ本を平気で刊行する出版社ではなく、伝統のある老舗出版社ならば、このような人物の著書を刊行してはいけません。版元としての格が下がります。農業と環境の共生、農業における環境問題ならば、日本全国にいくらでも適切な専門家がいます。なぜ

[locust0138]

農学書でケルヴランの名前を見るとは思わなかった。いわゆる「自然農法」「自然栽培」にも宗派があり、理論が分かれるのが面白い。

[agrisearch]

老舗農林系出版社もあまり変わらない。http://shop.ruralnet.or.jp/search/?ctid=011120

[blackshadow]

ミネルヴァここまで零落れていたのか。勤めていた知り合いから色々顔をしかめるような話は聞いていたが。

[consigliere]

まあ、なんだ、あの出版社は、ほら、古代史で（以下自粛

[Zarathustra1951-1967]

アヤシゲな本たくさん出していながら1冊だけNATROM氏の本を出した出版社に対するニセ科学批判クラスタの態度とあまりにも違いすぎてﾜﾛｽww（例えば近藤誠氏の本も文藝春秋だけでなく、講談社や三省堂からも出てる。）

[e-domon]

「○○農法」の中で問題が少ないのは「慣行農法」だけ。それとて問題はあるので常に研究開発が行われているのだが。

[chochonmage]

シロウトにもわかりやすいトンデモぶりだな。

[OSATO]

　「宇宙の起源も元素転換がなければ成り立たない。だとすると人体も土も作物も自然界のなかで元素転換が起きているとしてもあえて不可思議とはいえない。」＜波動でお馴染みの【こじ付け理論】ですね。

[nagaichi]

「肥料を使わないバイオダイナミック農法で作物ができるのは宇宙のエネルギーによって引き起こされる生体内元素転換なる働きの結果であるという」＜引用部分だけでお腹いっぱいだわ。

[powerbreathing]

マクロビオティック、ケルヴラン、生体内元素転換。古色蒼然としたニセ科学を蘇らせる仕掛け人がいそうですね。。。

[houyhnhm]

京都の出版社はそりゃ銭の為にするってのは普通にやるよー。というか宗教系はかなりいいお得意様なんだよね。

[mori-tahyoue]

「、株式会社　ナチュラル・ハーモニーの代表、河名秀郎氏です。この人物は非常にオカルトじみた主張、と言うよりはオカルトそのものの主張を常に行っており、はっきり言ってしまえば、農業書を書かせるべきではな」

[hokuto-hei]

岡田茂吉←世界救世教の教祖、EM好き▼ルイ・ケルブラン←科学者というよりはオカルトの人、マクロビの桜沢（やはりオカルトの人）と親交あり。

[shigak19]

いやあそこは西洋史や近代史はともかく、日本古代史に関しては古田武彦というトンデモに入れ込んで著作集まで出しているくらいなので、実は人文系に関してもちょっと留保する必要はある出版社だと思っていた

[tanakamak]

“バイオダイナミック農法”

[stella_nf]

あそこは人文書でもこう……

[Toteknon]

農○協で思い出したが、25年ほど前ふなっせーの近視手術(レーシック以前の技術)賞賛本出してた(実はクリニックの宣伝本)が、大学とかの近くにその書名で電柱広告出していてたので…

[u4k]

"問題は、老舗の名門出版社がトンデモ本を刊行してしまったということです。人文系出版社の編集者には理系の素養がないのでしょうか。「元素転換」などという言葉が出た時点で、「この人物の著書を刊行してはいけ…"

[sovietrockets]

ショボイ論文でも本にしてくれるところですからねぇ