知られざる中・東欧：右派政権下で変質するオーストリア | 毎日新聞

中欧のオーストリアで中道右派・国民党と右派・自由党の「右派連立政権」が昨年１２月に発足してから、７カ月が過ぎた。難民・移民排斥、反イスラムを主張する自由党が１２年ぶりに政権に入り、国はどう変わったのか。取材を進めると、欧州連合（ＥＵ）に反旗をひるがえし、「反難民」を主張する東欧諸国と同様、ＥＵ法に抵触しかねない改革が進んでいた。

[Ereni]

自由党はかねてから公共放送オーストリア放送協会ORFが"左派的だ"と批判。ORFの評議員の自由党シュティーガー4月,ハンガリー議会選報道「『反オルバン』に偏っている」今後"公正な"報道しなかったORF海外特派員解雇を示唆

[paravola]

（社会保障と国家主権）さらに政府は、公用語のドイツ語ができない難民の生活保護費をオーストリア国民の約７割に減額する方針を決めた／難民排斥の雰囲気が醸成されるに従い、部屋を貸す住民も少なくなっている