『土偶を読む』を読んだけど（3）完結編｜縄文ZINE_note

反論三部作の完結編だ。こんなに長くなってしまったのは本意ではない。本を読んで反射神経で書いた最初の「思いがけない冒険」から始まり「竜に奪われた王国」。そして今回が「決戦のゆくえ」。というのはホビット三部作のタイトルだけど、このnoteの記事もついつい長くなってしまった。 竹倉さんに恨みがあるわけでもないし、僕自身も、自分自身を粘着体質ではないカラリとした男でありたいと常に思っている。のだが、始めてしまったら終わらせなければならない。ぜひ（1）と（2）もあわせて読んでほしい。 『土偶を読む』はきっと売れているだろう。「アンチも巨人ファン」理論で言えば、本noteの記事もまた売り上げに貢献したに違いない。SNSでは、この反論を支持してくれる人の方が多いようにも思えるが、『土偶を読む』にも素直に「納得した！」や「現時点ではこれが一番事象を説明できる仮説だと思う」や、「痛快！」の声が多く寄せられて

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「僕には土偶がなんなのかという答えは持ち合わせていない。むしろそれでいいとすら思っている」これだよ、これ。結論ありきでは真実に近づけない。

[workingmanisdead]

「この縄弱！」良すぎて…ヤマネかわゆいな

[mfluder]

“この反論では、『土偶を読む』で(意図的に)論じなかった部分にスポットを当ててみた。それは主に土偶の編年と連続性と土器との関係性、恣意的すぎる資料の見せ方だ”

[kaos2009]

“あらためて思うのは、「皆さんこんな簡単に納得してしまうのか！」ということだ。”

[about42]

「この縄弱！」／なんというか、前研究がいろいろあるのにこれが定説！全部解明とかいったら一家言いえるひとからすればそうなるわな的な

[deadwoodman]

“土偶の編年についての考察がすっぽりと抜けている…カモメのような区画線…ビーナスの作られた時代とエリアに限定されているものではなく…点で見た遮光器土偶を「里芋の精霊」と言うのが無理筋”

[y-mat2006]

真理の探究のためには我々は謙虚でなければならない＞「縄文時代の前では誰もがただの「縄弱」にすぎないのだと」

[kazu_y]

“この縄弱！”

[archivist_kyoto]

“「この縄弱！」”

[programmablekinoko]

愛のある反論記事だなあ

[otoan52]

“山梨の釈迦堂の土偶” すごく気になった。釈迦で土偶だと…？

[kjin]

そうかも。それにしてもおさげの付いたのとか片目のとか面白いな“里芋かどうかは置いておいて、この土器があって遮光器土偶ありと思えてしまうのは僕だけだろうか。”

[leeyuu]

大学教育で、資料やデータ読んで論文書くのって、こういう恣意的な書き方に引っかからない訓練のひとつでもあると思う。