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失われたいくつかの物の目録/ユーディット・シャランスキー|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
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失われたいくつかの物の目録/ユーディット・シャランスキー|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
いくつの不思議な物語によって構成された本だけど、こういう博覧強記な知識に裏打ちされた本って、日本... いくつの不思議な物語によって構成された本だけど、こういう博覧強記な知識に裏打ちされた本って、日本ではあまり書かれていないように思うので良いなと思った。 訳者あとがきでも評されていたが、まさに書かれた「驚異の部屋=ヴンダーカンマー」だった。 僕が好まないわけがない。 そういうわけで、旧東ドイツに生まれた現在40歳になる女性作家にしてブックデザイナーであるユーディット・シャランスキーによる『失われたいくつかの物の目録』は、ドイツで最も権威のある文学賞ヴィルヘルム・ラーベ賞を受賞するとともに、「もっとも美しいドイツの本」にも選ばれているのだけど、読んでみて納得の一冊だった。 ツンとして読み物っていうのは、あんまり安易で、わかりやすすぎないのが良いと思う。 簡単に感動したり、心に響いたりなんてことを読み物に求めるのは好きじゃない。 もっと孤高に、読み手を拒むくらいのツンとした感じが好みだ。 そんな