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紳士淑女としての”依存”のたしなみ方(横道誠)[第11回] 酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡
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紳士淑女としての”依存”のたしなみ方(横道誠)[第11回] 酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡
依存症は、現代人にとって、とても身近な「病」です。非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限ら... 依存症は、現代人にとって、とても身近な「病」です。非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限らず、市販薬・処方箋薬、カフェイン、ゲーム、スマホ、セックス、買い物、はたまた仕事や勉強など、様々なものに頼って、なんとか生き延びている。そして困っている、という人はたくさんいるのではないでしょうか。 そこで、本連載では自身もアルコール依存症の治療中で、数多くの自助グループを運営する横道誠さんと、「絶対にタバコをやめるつもりはない」と豪語するニコチン依存症(!?)で、依存症治療を専門とする精神科医・松本俊彦さんの、一筋縄ではいかない往復書簡をお届けします。最小単位、たったふたりから始まる自助グループの様子をこっそり公開。 物質依存と行動嗜癖 こんにちは、トシ。 『みんな水の中──「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)では、じぶんの発達障害についてあれこれ書いて