ナチ時代のドイツ大衆文化について - 歴ログ -世界史専門ブログ-

ナチス時代は庶民にとってどんな時代だったのか ナチス時代のドイツと言われて想像するものと言えば、 ヒトラーの神格化、軍備拡張、隣国への介入・併合、言論統制、ゲシュタポによる密告、そしてユダヤ人の追放… とかく悪いイメージがつきまといます。 しかし人々はナチスに翻弄されただけではなく、ナチスの戦略に乗っかり、あまつナチスを利用さえしました。 ナチス政権下でドイツ庶民はどのように生きたのか。掘り下げてみようと思います。 ヒトラー政権誕生まで 第一次世界大戦に敗れたドイツ 第一次世界大戦はドイツにとって、それまでのイギリスの覇権に対する挑戦であると同時に、イギリスの文化に対する挑戦でもありました。すなはち、個人主義・物理主義・利益優先社会のイギリスに対して、ドイツ的な秩序・精神・全体の利害の優先を守り広げるための戦いでした。 広範囲に国民を巻き込んだ戦いの末、ドイツは敗北。全ての海外植民地と国土

[IthacaChasma]

カリスマが突然上から降ってくるのではなく、身近なところからにじみ出る不満・不安が徐々に積もってナチスになったのだという話。教条的なナチス批判よりもよほど教訓として良くできてると思った。

[kmiura]

成長と再分配を再優先して、特に前者に関してアベノミクスを支持する今の日本の論者もまた、軍備増強をみていないことにしがち。

[ookitasaburou]

2014-11-16

[nonogray]

収容所看守の私生活はヒストリーチャンネルで観たけど。大衆はあまり語られないので興味深い。

[quick_past]

日本だと大正期のデモクラシーが昭和初期に大粉砕みたいなもんかな

[KariumNitrate]

2014年11月の記事。ナチスを否定するということは、これらと類似することも否定しなければならないのか。うーん、大変そうだな。

[filinion]

ゲシュタポが私的な密告に忙殺されていた、というのは事実だろうが、人民法廷では数千人が死刑を宣告され、強制収容所にはユダヤ人だけでなく何万人もの思想犯が送られていた、というのもまた確かな事実。

[o_mega]

新築ブームとか家電の普及と被るの面白い / ナチスと言えば子宮がん検査の普及や、食品添加物の規制の話もあるね

[synonymous]

正常化バイアス

[Nishinomiya-Radio]

「ゲシュタポへの密告のうち３５％は隣人トラブル、１９％は家庭内トラブル、経済的動機が９％、商売上のトラブルが７％、職場トラブルが６％と、７０％以上がほぼ私的なもめ事」

[notio]

面白く、そして恐いお話し。……お話しとしてしまえば、フィクションだけど、これは史実であり、身近な出来事でもあるんだよなぁ。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[ueshin]

民族復興というナショナリティの結束がよからぬ方向に転げ落ちたのかな。

[Fondriest]

「その芽生えは大きく成長し・・・ドイツはそれが第二次世界大戦の敗北」って激しい違和感が。全般的に批判的視座が欠如した「ナチはいい事もした。けど虐殺行為はＮＯ」的な底の浅い記事

[cider_kondo]

第一次世界大戦のない世界ってどんなだったんだろう。大衆文化は加速されたのかされなかったのか