スカーレット・オハラを全力で擁護する - Commentarius Saevus

えーっ、たまたまこんなエントリが目に入った。 「ライトノベルに携わる人々は今一度「風と共に去りぬ」を読むといい」 私、これの前半で扱われているライトノベルについては全く知識がないので何も言う資格ないのだが、後半の『風と共に去りぬ』に関するくだりにすごい驚愕した。 …以下引用… 「小説に限らずなんでもそうなのだが、本当の面白さや楽しみというのは、苦みや痛みと不可分なものである。コーヒーの本当のおいしさは苦みの中にこそある。小説の面白さは、感情移入しにくい、むしろ嫌悪感さえ抱かされるような、強烈で個性的なキャラクターの中にこそあるのである。 例えば、「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラは、冒頭では、あらゆる読者から眉をひそめられそうな性格をしている。彼女はなにしろ友人の恋人に横恋慕し、あまつさえその友人を陰ではバカにし、悪口を言い、蔑んでいるのだ。 だから、たいていの読者は最初スカーレット

[azu_mir]

ずいぶん昔のエントリーだけどたまたま見つけてすっごく頷いた。スカーレットは普通にかっこいい女性じゃない？悪女っぽく描かれているけどべつに悪女じゃないよなぁってわたしは思う。

[buhikun]

ダイワスカーレット愛してました。有馬記念ありがとう<m(__)m>

[norton3rd]

スカーレットは馬鹿で感情の赴くまま行動して少しも反省しない高慢な性悪女ですが俺は大好きです

[PAGZIN]

「感情移入」よりも「（願望の）投影」のほうがしっくりくるような。男にもフツーにあるので、ジェンダー間の非対称というのはあたらないと思う。

[unikov]

読書は「嫌な女たるアタシ」に気づかざるをえない営為で、「嫌なアタシ」の似姿スカーレットが自由で力があるのは心強い（自己客観化）。でも「嫌なアタシ」がいろいろ失う勧善懲悪予定調和（通俗性）が日常を保証。

[tikani_nemuru_M]

スカーレット・オハラ・ショウスケ　というハンドルで一時期遊んでいたことを思い出した。朝寝朝酒朝湯が大好きな富豪のビッチ美女スカーレットという設定。これは僕にとって両性具有的ともいえる完璧な存在なのだ！

[workingmanisdead]

本は読んでない（映画しかみてない）けどスカーレット大好きだよ。くじけそうになったとき「私にはタラの土がある」ってこぶしを握りしめると生きる勇気が湧いてくるもの

[y-mat2006]

ハックルの人は映画しか見てない？

[andre1977]

http://www.youtube.com/watch?v=mlusW5IBhcw

[ks1234_1234]

ひさびさにでかいフォントの本文を読んだ。ひさびさに本文h3のひととかだろうかとソースを覗いたら、font size=5だった。いろいろなつかしい。

[ohnosakiko]

＞ありとあらゆる世間の規範に外れた振る舞いをやる)を全てやってくれる存在だから女性に好かれているのであって、ものすごく嫌な女であることは女性陣にとって感情移入の障壁ではなく必須条件

[BUNTEN]

↓スカーレットのような魅力的な女性が嫌いな男はたぶんいないと思うが、凡人の俺は彼女に振られる凡庸な男の方に感情移入するから(略)。

[sharou]

わたしも若いころこの本を何十回も読んだ。全面的に同意。ていうか、スカーレットみたいに自分の欲望に忠実なのが現代の価値観ではヒロインになりやすいと思うけど、嫌いな男性って多いのか？

[t-kawase]

読ませる考察。

[lakehill]

そういえば、「風と共に去りぬ」において、スカーレット･オハラはあんまり感情移入できなかったなあ。ただの我が儘お嬢ちゃんとういう感じで

[lisagasu]

とっても同意/少女のころはスカーレットに共感しながら煮え切らないアシュレにやきもきしたけど大人になったらメラニー激萌えで涙するようになってしまった。「一種のレズビアン」に目覚めたのだろうか