ハーグ条約反対派の主張の問題点 - 誰かの妄想・はてなブログ版

NHKの「視点・論点 「"ハーグ条約"子どもの利益を第一に」」という記事が2012年02月14日に出ています。 弁護士の伊藤和子氏による記事ですが、ハーグ条約批准反対派の意見で、DVから逃れるのは当然だという主張です。 実際に深刻なDVに瀕している場合は同意できますが、子供を連れ去ってきた一方の当事者の証言だけでそれが断定できるわけではありません。もし虚偽のDVだった場合、深刻な人権侵害を蒙っているのは子供を連れ去られた海外の親と自分を愛してくれる親から引き離された子供本人です。 これまで日本では、国際離婚に伴い、子どもと一緒に親が実家のある日本に戻ってくることが違法だとは考えられてきませんでした。私は子どもを連れて日本に帰国した女性たちの相談をよく受けますが、外国で夫から深刻なDV、ドメスティック・バイオレンスにあい、命の危険を感じて逃げてきたという女性、母子ともに生活に困窮し、実家のサ

[kechack]

日本の母親単独親権優先主義は、育児の母親への過度の依存、父親の育児参加度の低さの代償だが、その考えは国際的感覚からはずれている。

[mujin]

うわあ…。NHKはなんでこんなセクシズムに満ちた文章を「解説」と称して掲載してるんだろう。こんなのが公然と放置されるほど、日本の家族観は狂いきっている。

[sandayuu]

「子供は母親の元にいるのが一番自然」という固定概念は、一方で子育てをすべて母親に押しつける事にもなって、母親による無理心中や育児放棄を招くのではなかろうか。

[ncc1701]

海外ドラマや映画では、離婚後も子どもが両方の親に会う場面をよく見るのに、日本ではなかなか浸透していない。

[blacksorcery]

東南アジア出身の女性が日本で結婚し出産したものの馴染めず母国に帰ることに決め、子供を無断で連れていった。母国では日本での差別を語り逃げてきたと主張する。なんてことがあっても彼らは同じ態度を取るかな

[amamako]

"他の問題では中々見られない女権団体と排外主義者の共闘という構図がハーグ条約問題の特徴"、"実際にはさらにこれに日弁連まで共闘するという珍しい状況になっています。"この状況、無責任だけど面白いよなー。

[synonymous]

『「一時帰国」と言って日本に帰国しても一度日本に入ってしまえば最後、日本政府は返還に絶対に応じないと知られています。』　ここがミソじゃないか。「拉致被害者」に絡んだ。

[obata_hiroshi]

件の論説については全く同じ感想を持った

[norton3rd]

←言及先が

[raic]

AV出演強要問題を唱えている弁護士のハーグ条約への主張を批判したエントリを発掘。件の強要問題の是非はともかく、この伊藤和子という弁護士はかなり問題のある人物であるの確かだな。

[hitouban]

発掘しとこう

[taraxacum_off]

ハーグ条約反対派の問題点の指摘。よくまとめられている

[tikani_nemuru_M]

ハーグ条約、離婚時の親権に関する連続エントリ。伊藤和子弁護士の主張への批判。確かに「親権者＝母親」が前提とされた主張に見える。

[NOV1975]

日本においての離婚は深刻な問題が生じていることの延長線上と短絡してる。ただDVの問題を母国外で解決できない不安からの行動もしれないから批准するにしても海外でのサポートを置くのは必要なんだろう。

[dimitrygorodok]

なるほど、DV絡みであっても共同親権の概念が無いと色々歪みが生じてしまうんですね。

[tyokorata]

DVは海外の方がむしろ厳しいわけだけど、日本に帰ってからDVを言い立てるのはどういうことかと。母子心中が殺人ではなく自殺の延長線上になるのはまさしく文化の相違

[REV]

長いので読んでいないが、DVについては個別対応を行い、自力救済を無制限に認容すべきではない、という話かな。紛争解決をどこで主催するか、という問題でもある。

[toratorarabiluna273momomtan]

離婚協議等々を理由にした片親による子どもの誘拐問題。