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貨物列車の「後押し専門機関車」EF67形ついに引退
EF67形は山陽本線(上り線)瀬野―八本松間にある最大22.6パーミルの連続上り勾配区間、通称“セノハチ”で... EF67形は山陽本線(上り線)瀬野―八本松間にある最大22.6パーミルの連続上り勾配区間、通称“セノハチ”で貨物列車を後押しする後補機として1982年から活躍してきた。しかし、後継車となるEF210形300番代に置き換えられて、2022年3月12日のダイヤ改正で定期運用を終了した。 後継車となるEF210形300番代は後補機だけでなく、貨物列車を牽引する本務機としても使用する万能機となっており、JRの補機専用の電気機関車はEF67形の引退をもって全廃となった。そんな最後の補機専用機、EF67形とはどんな電気機関車だったのか。 セノハチの特殊事情とEF67形誕生の背景 セノハチの後補機は蒸気機関車の時代から存在しており、戦後はD52形が補機を務めた。また、特急「かもめ」等の優等列車を中心に八本松駅構内で走行解放して、所要時間の短縮を図っていた。1962年の山陽本線三原ー広島間の電化後もしばら
2022/04/29 リンク