真珠湾攻撃から75年、歴史家・加藤陽子氏は語る「太平洋戦争を回避する選択肢はたくさんあった」

ハフポスト日本版ニュースエディター 特集「#だからひとりが好き」ディレクター News Editor, HuffPost Japan 7th December 1941: The USS Arizona sinking in a cloud of smoke after the Japanese attack on Pearl Harbor during World War II, Hawaii. (Photo by Hulton Archive/Getty Images)

[Shin-JPN]

その３つを選ぶのは同意。ただそこで戦争回避方向にいくと恐らく政権が保たない。戦前社会で最も非妥協的なのは軍部でなく大衆とマスコミ。かなり民意を汲む政治制度であったがゆえ民意に逆らった妥協は難しかった

[the_sun_also_rises]

日本が破滅の道を歩み始めたのは満州事変からと思う。国際連盟からの脱退が痛い。リットン調査書を読んだが日本は他国と妥協できる可能性があった。それを全て捨ててしまった。この記事の内容は僕の史観と一致してる

[obit]

タイトルだけだと、当時の政権や軍部を批判してるように見えるのが残念。でも本文はそうではないし、歴史学者ってやっぱり大事だな。この人の論文をもっと読んでみたい

[kurokawada]

経緯が非常に複雑で、山川の日本史教科書や用語集だけで把握するのはほぼ無理。これに陸海軍内の派閥力学まで絡んでくる。

[miyakawa_taku]

～日中戦争までの「どこで間違うたんや」問題については、大杉一雄『日中戦争への道』（講談社学術文庫）（『日中十五年戦争史』（中公新書）の改題）がお勧めです。

[mikanyama-c]

“「軍部の失敗」という総括は、現在、戦前期の軍部と同様の組織がない以上、実のところ痛くもかゆくもない""そうではなく、社会に溢れている見せかけの選択肢を「本当の選択肢は何だったか」と置き換えて考える”

[IkaMaru]

それを現在・未来において繰り返さない方法はやはり教育にしかないのだけど、「学がない方がコントロールしやすい」と勘違いしてるとしか思えない人が未だに影響力を持っている

[mogmognya]

「先の大戦は、東南アジア諸国を列強の植民地支配から守るためだった」という右寄りの皆さんはこういう記事では静かである。

[deep_one]

アメリカ政界での殴り合いも歴史の成立に荷担している…『この委員会が対日資産の全面凍結と全面禁輸を実施していたことを、日本の野村大使からクレームがつけられるまで、なんと知らなかったのです』

[Gl17]

権力による恣意的な偽の選択肢強要、いわゆる「この道しかない」てヤツだ。当時権力に寄り添った反省から現マスコミは権力の公称に疑念を向ける訳だが、それを逆に戦前の愚と同列視させたい転倒※が毎度困ったもの。

[yokyun68k]

これ読んだらもう選択肢は一つしかないんとちゃうかという気になります。

[cinefuk]

外交では思惑とは異なる「想定外」のことが起きる。その実例としてBrexitやトランプ大統領を持ち出すのは、確かに。判断材料を指導者に伏せてあったり、有権者に伏せてあったりすると判断ミスの確率は上昇する

[RPM]

"「軍部の失敗」という総括は、現在、戦前期の軍部と同様の組織がない以上、実のところ痛くもかゆくもない総括です。"

[mobanama]

"日本は、大戦がドイツの勝利で終わることを危惧し、そこから発して「大東亜」という概念を作り上げ、勢力圏設定のための同盟を構想し、イギリスを屈服させるためのバトル・オブ・ブリテンに間に合うよう同盟を締結"

[miraishonen99]

素晴らしい記事だこれは

[goodstoriez]

“社会に溢れている見せかけの選択肢を「本当の選択肢は何だったか」と置き換えて考える癖、言い換えれば「歴史に立ち会う際の作法」というもの、これが3つの失敗の事例から学べること”

[kouchi203]

「見通しが甘いということではアメリカ側も同様で、日本側に強硬に出た理由は「資源に乏しく劣勢の海軍力しか持たない日本が、英米に対する戦争を始めるはずがない」と考えていました。」

[mukunokiy0725]

「軍部の失敗という総括は、現在、戦前期の軍部と同様の組織がない以上、実のところ痛くもかゆくもない総括です」ズバッと仰るな。その後の他の組織でも起きている、って言い方をしてしまいがちだけれど

[fmtt_moon]

「2つの階層が文化的思想的に交わっていなかった-社会の階層間をつなぐ文化的な中間的な装置を欠く社会は、強固な決意を持ち、既成政党や財閥打破を掲げて国民を動員しようとした軍部のような存在の前に極めて脆弱」

[miyatakesan]

読み応えあった。国内での権力の分断と対立が物事を誰も望まぬ方向へ持って行ってしまうのは『昭和陸軍全史』などで受けた印象と同じ。

[littleumbrellas]

忘れがちだけど今の日米同盟もアメリカを敵に回さないためという側面がある。焦土演説の内田康哉はもっと批判されるべき。小役人でしかない東条なんかよりよっぽど害悪。

[wktk_msum]

ヒステリックな日本悪い論ではなく、アメリカの落ち度や当時の軍部の葛藤にも触れた良記事では。「日本軍は強い」と国民に戦争を煽った尾崎秀実はじめ朝日新聞の罪は重い。

[ketaro0809]

”「国や個人が選択を求められる場合に重要なのは、問題の本質が正しいかたちで選択肢に反映されているのか」という点をチェックすること”

[koriym]

読み応えあり。「悪い人達が悪い事をした」は”痛くもかゆくもない総括”

[kowyoshi]

とりあえず、最近のクジラ・マグロ・ウナギなどについての動きを見ていると、戦前からこの国は変わってないなあ…という認識しか(ry

[el-condor]

「大東亜」は、その文脈に中国戦線の収拾不能状態があるわけで、それネグるのもどうか/そもそも日中戦争の回避はしなくてよかったのか気になるところ。太平洋戦争も日中戦争の「最終解決」が目標だったので。

[witchstyle]

(2016/12/01の記事)

[DocSeri]

三国同盟はむしろ対独牽制であったと。なるほど……

[b0101]

とはいえ歴史にIFはなし

[YaSuYuKi]

今振り返ると決断は誤りだったとわかるが、当時には最善に見えてしまっていたわけで、最善に見えてしまう構造的な理由を明らかにして再発を防がないと、また同じことが起こる

[soret]

これは面白い記事。本も読みたくなった

[Windfola]

すばらしい。

[el-pescador]

（HUFFPOST）真珠湾攻撃から75年、歴史家・加藤陽子氏は語る「太平洋戦争を回避する選択肢はたくさんあった」「リットン報告書（1932年）」「日独伊三国同盟（1940年）」そして「日米交渉（1941年）」だ。

[plutonium]

見通しの甘さみたいなものは今も変わらないね。日本病と言っていいかな。

[georgew]

「国や個人が選択を求められる場合に重要なのは、問題の本質が正しいかたちで選択肢に反映されているのか」という点をチェックすること > 至言。

[ichbin]

yonda.→

[cheap_watchdog]

進言や諫言を排斥し、甘言や讒言を受容する脳味噌までマッチョな人々、ということで軍人だけを想像するかもしれないけれど、実は人の範囲はそこでとどまらないようでして。

[dollarss]

日本は何故戦争をしたのか。こういった内容をよく理解しておかないと再度愚を犯す。

[Sigma]

歴史学者が解きほぐした因果関係のまとめを読むのは面白い。塞翁が馬、という言葉があるのに、感情論はどうでもいい ／ 「ここが面白いところで」「見通しが甘いということではアメリカ側も同様」 楽しげ。学者らしい

[nisisinjuku]

凄いノリノリで喋ってるってのが見て取れますねｗあと「選択肢はたくさんあった」って後出しであればどの時代のどこでも言えることだよね…。