WEBアニメスタイル COLUMN ■アニメやぶにらみ 雪室俊一 第10回 アニメライターの死

77歳の橋田壽賀子さんを筆頭にドラマの世界では、50代後半から70代にかけての熟年世代のライターが大勢、第一線で活躍している。しかし、わがアニメ界では70代はおろか、60代のライターですら、ほんの数人しかいない。 アニメライターの寿命は野球選手と同じで約20年という説もある。30代でデビューして50代になると仕事が激減、やがて開店休業になってしまうというわけだ。コーチにも監督にもなれない、アニメライターは永遠の失業者になりかねない。 なぜこんなことになるのか。第一にライターの存在がドラマほど重んじられてないことだ。ドラマの企画の場合“だれが出るか”の次に大事なのは“だれが書くか”なのだが、アニメの企画書を見てもライターの名前が載っていることはほとんどない。たまに載っていると５、６人のライターの名前がずらりと列記してあったりする。 第二に若いプロデューサー諸氏に熟年ライターと仕事をしたがらな

[Louis]

「身寄りのない彼の葬儀を取り仕切ったのは福祉事務所だった。早速、問い合わせると死因も死亡日時もプライバシーを理由に教えてもらえなかった」山崎忠昭さん……

[s_atom11]

確かにベテラン監督と若い頃タッグを組んでいた脚本家もいつの間にか消えていってるな

[kowyoshi]

サザエさんで「うわー雪室脚本だー」と若者たちが斜に構えつつ騒いでいるの、ある意味において幸せなのかも知れない。

[maturi]

山崎忠昭

[mk16]

>今回は若いライターに負けない実力があるのに、歳を取ったというだけで仕事に恵まれず、ひっそりと世を去った２人のライターのことを書きたい。

[nuryouguda]

アニメやぶにらみ　雪室俊一第10回 あしたのジョーの前半を書いたアニメライターの死/創作家は６０を越えたら死を覚悟。６０か。僕は自信ないな

[kokada_jnet]

雪室俊一　山崎忠昭の死