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マンガと物語に関するesbeeのブックマーク (11)

  • 「ダンジョン飯」は、単行本1巻が出たときに買って読んでからずっと追っていたが、アニメ放映中にあらためて通読し、色々とすごいマンガだと思う。特にあげたいのが、さじ加減の主役設定なのに骨太なストーリー構想力、「食べるとは何か」という哲学、筋立ての緻密なまでの完成度の高さという3つの話

    小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou 「ダンジョン飯」は、単行1巻が出たときに買って読んでからずっと追っていたが、アニメ放映中にあらためて1巻から最終巻まで通読した。で、これは色々とすごいマンガだと思う。特にあげたいのは、以下の三点。 2024-03-26 23:40:52 小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou ・ライオスは普通には共感しづらい性格設定なので主役にはならないタイプ。悪役とか憎まれ役でもなく、熱血漢・正義漢でもなく、共感しやすい無個性型でもなく、成長型でも努力型でもない。こんなさじ加減の主役設定をおけるのは作者のストーリー構想力がよほど骨太。 2024-03-26 23:41:04 小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou ・物語の後半にいくとわかるが、「べるとは何か」という哲学的な問いかけがテーマとして

    「ダンジョン飯」は、単行本1巻が出たときに買って読んでからずっと追っていたが、アニメ放映中にあらためて通読し、色々とすごいマンガだと思う。特にあげたいのが、さじ加減の主役設定なのに骨太なストーリー構想力、「食べるとは何か」という哲学、筋立ての緻密なまでの完成度の高さという3つの話
    esbee
    esbee 2024/03/27
    翼獅子は食事(しょくじ)のアナグラムだという指摘をみてビビったね。ラスト知恵の実と悪魔のモチーフまで取り込むというあまりにも美しい物語構造を見せつけられてもうお手上げでした。マンガ史に残る傑作だと思う
  • 殺し屋の漫画が受け入れられない

    例えばSPY×FAMILY 役のヨルは可愛いんだけど、殺し屋ってだけでやっぱり引いてしまう あんな顔して人殺しまくってるなんて、無理。受け付けない 例えば幼稚園WARS 幼稚園児を守るためと言われても流石に殺しすぎ 気分悪くなる 例えばサカモトデイズ いくら見た目がかわいいオッサンになったからといって、人殺しは人殺し 無理だよ無理 正義のためとか守るためとか、依頼されたからとか理由は色々あるけどさ でもやっぱり人殺しなんだよ よくみんなは人殺しのキャラを受け入れられるよね… 漫画だからっていっても気分悪くなるよ そんなにみんなは人を殺す漫画が読みたいの? そうなの? そうならいいけどさ

    殺し屋の漫画が受け入れられない
    esbee
    esbee 2023/11/27
    殺し屋が出るのはいいけど、殺人には相応の因果応報があるべきては?と考えてしまう。ジャンプマンガでそれをテーマにしたという意味で、やはり『るろうに剣心』はエポックメイキングだと思うわ
  • 『シン仮面ライダー』や『Black Sun』を超える緊張感の『劇光仮面』が提示する、日本のサブカルチャー暗黒の物語 - スタジオシステムが灰に消えたあとの路上映画録

    ちょっと今回は、近年、特撮を再解釈した映画がいくつも現れる流れのなか、今すぐ実写映画化を考案すべき漫画について取り上げる。特撮とは巨大怪獣から変身するヒーローまで、絵空事をまるで現実みたいに表現する実写ジャンルである。そんな特撮がより現実的な世界を描いたとき、異質な緊張感が生まれることだろう。アメコミにおけるアラン・ムーアの『ウォッチメン』みたいに。 近年で強い緊張感を人々にもたらした特撮作品は、やはり庵野秀明と樋口真嗣による『シン・ゴジラ』(2016年)なのは間違いないだろう。初代『ゴジラ』(1954年)を東日大震災と福島原発事故をモチーフに再解釈することで、キャラクターIPとして安心して眺めていられたゴジラに生々しい緊張感を与えた。 そんな現実的な緊張感を持つ特撮の流れは昨年から加速しているらしい。2022年にはAmazonプライムオリジナルで『仮面ライダーBlack Sun』が公開

    『シン仮面ライダー』や『Black Sun』を超える緊張感の『劇光仮面』が提示する、日本のサブカルチャー暗黒の物語 - スタジオシステムが灰に消えたあとの路上映画録
    esbee
    esbee 2023/10/26
    『劇光仮面』、まず出てくる感想は「怖い」なんだよな……その理由が言語化されている『特撮ヒーローの存在を今の日本で現実的に描いた場合、実はヒーローの戦いが善に直結できない』/私刑への憧れと嫌悪なのかな
  • 『ダイの大冒険』連載当時の貴重な資料を大公開、その制作秘話を原作者・三条陸先生が語り尽くす。編集から「早く殺せ」とまで言われた“ポップ”が目指したのは『ガンダム』のカイ・シデンだった…!?

    三条陸 DAI WORKS を語る永遠の名作『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の原作者が、そのすべてを語りつくす。 『ダイ』は『ドラクエIV』バックアップ計画の末っ子──まず『ドラゴンクエスト ダイの大冒険(以下『ダイ』)』という作品が生まれたきっかけから教えていただけますか。 それはやはり、『ドラゴンクエスト(以下『ドラクエ』)』シリーズの生みの親である堀井雄二さんが「週刊少年ジャンプ(以下「ジャンプ」)」で記事ページのライターをしていたことが一番大きいですね。ジャンプ編集部の鳥嶋和彦さんも、もともと大のゲーム好きだし、ゲームというメディアの可能性に注目していて、『ドラクエ』シリーズをずっと誌面でプッシュし続けていました。ターニングポイントが訪れたのは、『ドラクエⅣ』の発売が見えてきた時期です。 ──『ドラクエ』の漫画化として『ダイ』の企画が立ち上がったと…。 いえ、実はこの段階で『ドラ

    『ダイの大冒険』連載当時の貴重な資料を大公開、その制作秘話を原作者・三条陸先生が語り尽くす。編集から「早く殺せ」とまで言われた“ポップ”が目指したのは『ガンダム』のカイ・シデンだった…!?
    esbee
    esbee 2023/07/04
    ドラクエのメディアミックスとして素晴らしいのはもちろん、マンガとしてのおもしろさに加えて、バトルマンガのインフレ展開への批評性まで包含するという完成度の作品を20代で生み出した三条陸先生、本当に凄いよ…
  • 範馬勇次郎の成長物語としての刃牙シリーズ - 銀河孤児亭

    はいどうも。ブログでは毎度お久しぶりのあでのいです。 いやーーーー、マジで衝撃的なくらい面白かったですね劇場版GレコIII。 って何ヶ月前だよって話題は一旦置いといて、今日したいお話は48時間限定全巻無料配信とかいう最近ちょいちょい見るアホみたいな企画を実行してた刃牙シリーズについてです。 日は以前からつらつら考えてた、「範馬勇次郎の成長物語」という、ちょっと一風変わったフレームワークで刃牙シリーズについてダラダラ語ってってみたいと思いやす。当然ながらネタバレバリバリなのでお気をつけ下さい。 迷走する刃牙シリーズ 言うまでもなく、「グラップラー刃牙」から始まり30年間全140巻以上に渡って連載を続けている刃牙シリーズは大ヒット漫画である。そしてさらに言うまでもなく、大ヒット漫画である以上、その漫画としての面白さに疑う所は一切無い。筆者も当然そのご多分に漏れず、ちょうど「バキ」が始まった頃

    範馬勇次郎の成長物語としての刃牙シリーズ - 銀河孤児亭
    esbee
    esbee 2021/10/02
    板垣先生の迷いと苦悩をそのまま描いているライフワークなので、そういう目線でみるべきオンリーワンの作品になっていると思う。生温かく見守っていきたい
  • 「ルックバック」と物語の無力感関連 - 漫画皇国

    先日公開された読み切り漫画「ルックバック」がすごく良かったのでその話をします。良かったのは気持ちに来たなと思ったところがあるからで、ただ、それを面白かったと言っていいのかは分かりません。 これを面白いという感情に回収していいのかが分からないからです。 shonenjumpplus.com ルックバックは2人の少女の関係性と漫画を描くことを追っていく漫画です。 この漫画はその中で、「漫画を描く」ということについて描かれた漫画だと思いました。人間がなぜ漫画を描くのか、描き続けるのかということを最も簡潔に分かりやすく描いたのがこの形だったのではないかということです(143ページありますが冗長ではなく必要十分だと感じました)。 そして、僕が読みながら思った一番大きなことは「物語の無力さ」でした。 一回しか読んでいないので、色々見落としがあるかもしれませんが、初見時に自分の中でこの物語に呼応するよう

    「ルックバック」と物語の無力感関連 - 漫画皇国
    esbee
    esbee 2021/07/26
    共感。だから並行世界解釈は物語のメッセージを弱めるから、違うと思うよ『「無力ならば描く意味はないか?」という命題に対して、それでも描く意味が存在しているということが描かれたように感じられました』
  • 「誤解」という魔物 | つれづれに思いつくまま

    つれづれに思いつくまま 萩尾望都先生の『一度きりの大泉の話』が出版されてから心がざわついて落ち着きません。 どうしてこんなことになってしまったのだろう?と、凄く残念な気持ちです。 何がいけなかったのか? 誰が悪いのか? いくら考えても答えが出ないのです。 人生に「誤解」はつきもの。そう理解していても口惜しい… 5年前に『少年の名はジルベール』を出版して以来、萩尾先生のところにドラマ化や対談のオファーが相次ぎ、ご迷惑をおかけしていたらしいことを『一度きりの大泉の話』を読んで 知り、驚きました。当に残念に思います。ですが…誤解が多々あるようなのです。 それが原因で心が落ち着かないのかも?と思い、マネージャーとして知っていることだけを忠実に、せめてblogにでも書き綴ってみようと思い立ちました。 ドラマ化については『少年の名はジルベール』の出版以来、二度ほどオファーが来て、私達も断るのに苦労し

    esbee
    esbee 2021/05/25
    歴史に残る作家の人間関係が、物語のようにはいかないの、悲劇でもあり喜劇だよな。2人とも「最後はお互いを許し合って和解したら間違いなく感動的」だとわかってるけど、現実ではそうはいかない、というね…………
  • 大泉サロン伝説は、完璧な物語となった|いま気になること|中川右介

    人気漫画家の萩尾望都さんが過去の大泉時代のことをほぼ初めて語った『一度きりの大泉の話』(河出書房新社、2021年4月)が話題を集めています。 少女マンガの変革を目指した女性たちが集まったあの時代を、男性中心の漫画史に正面から位置づけた『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』(2020年3月、幻冬舎新書)の著者である中川右介氏は、今回ので、大泉の核だった二人のすれ違いや新事実が明確になっても、大泉時代の重要性は変わらない、むしろ少女マンガ“革命”の中身は、二人の考えよりもっと広く重要なことだったのでは、と問いかけます。その意味とは――。 * * * 稿は『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』を読んでいただいた方へ向けて書かれる。 (敬省略) 左から、 萩尾望都『一度きりの大泉の話』(河出書房新社)、竹宮惠子『少年の名はジルベール』(小学館)、竹宮惠子『扉はひらく い

    大泉サロン伝説は、完璧な物語となった|いま気になること|中川右介
    esbee
    esbee 2021/05/05
    ゴシップ好きとしては痺れる内容。あとは、批評というものは必要なんだなと再確認できた。萩尾望都ほどの作家ですら、自分の作品や自分自身を正しく評価することは出来ないのだから、誰かがやらなくてはならないのだ
  • 90年代格闘ゲームがジャンプ作家に与えた衝撃。『るろ剣』再開の和月伸宏が語るその影響

    2016年12月2日、17年前に「週刊少年ジャンプ」で連載終了を迎えていた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』が、連載再開することが発表された。その内容は「北海道編」――剣心や弥彦にくわえて、志々雄真実の部下であった瀬田宗次郎や新撰組の残党も登場する物語を、作者である和月伸宏氏が描く、まさに正統な『るろ剣』の続編である。 近年、『るろうに剣心』は再評価が著しい。『龍馬伝』や『ハゲタカ』の大友啓史氏が監督を務めた映画版三部作は大きな人気となり、宝塚の公演は高い評価を得た。子供の頃に「ジャンプ」で『るろ剣』が直撃した世代が父や母になり、子連れで会場に足を運ぶこともある。「歴女」なる言葉も生まれた現代では、そもそも若者向けのサブカルチャーで時代劇は定番ジャンルだ。 『るろ剣』は広い世代に愛される、まさに“国民的作品”となったのだ。 だが、連載当時の『るろ剣』は、漫画好きの間で少なからず物議を醸し

    90年代格闘ゲームがジャンプ作家に与えた衝撃。『るろ剣』再開の和月伸宏が語るその影響
    esbee
    esbee 2016/12/27
    るろうに剣心って不殺の主人公とかの類型としてその後の日本のサブカルへの影響大きいとずっと思ってる。るろ剣中心に据えた論考とかないもんかね
  • 【ダイの大冒険】獣王クロコダインの物語を追う[強敵たち] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 前回の続き 超竜軍団長・バラン ダイたちパーティの次の敵は、超竜軍団長のバランであった。 なんと、バランはダイの父親だったのである。 バランは息子であるダイに、人間を滅ぼす協力をせよと迫る。 クロコダインはダイの危機に駆けつけるが、バランが相手となると自分は死ぬだろう。 クロコダインほどの男がビビってしまうほど、バランは強敵であった。 バランはクロコダインに問う。何故、魔王軍を裏切って人間に味方するのか?と。 バランはクロコダインのことを、六団長の中では最も評価していたのに残念だとも言った。 それに対するクロコダインの返答は、じつに武人らしいものであった。 「少なくともオレは大魔王バーン様のためなら死んでもいいと思っていた」 「主のために生命を捨てるのが真の武人・・・!」 「その対象が

    【ダイの大冒険】獣王クロコダインの物語を追う[強敵たち] - 紫の物語的解釈
    esbee
    esbee 2010/11/10
    どんなキャラだって魅力的に描ける。クロコダイ~ン
  • 3ToheiLog: 短・中・長編マンガの終わり方

    短・中・長編マンガの終わり方 一昨日、ひさびさに「長編マンガの長さと、メディアミックス」というエントリ書いたら、文章構成が妙にGDGDでした。 何か書きたいこと並べてしまって、論理的に分かりづらかったせいで、「長編>短編」という長編至上主義意見なのかとコメントされてしまった、反省。 こういうときには、一つづつ行きましょう。 ■今日の論点1■ マンガと小説においては、長短編という概念が一つずれている。 マンガの短編(30p前後) → 小説のショートショート マンガ中編(一冊) → 小説の短編 マンガの長編(3〜6冊) → 小説1冊 マンガのシリーズもの → キャラクタ小説・大河小説 というわけ そして、 ■今日の論点:展開■ それぞれの長さによって、「結び方」が違う。 つまり、「理想的な終え方」の方法論が、それぞれの物語スタイルで違うんじゃないか、と。 短編の結び方 ■ 短編

    esbee
    esbee 2007/09/10
    『人気長編マンガの世界では、「波乱万丈な非日常」の側面がある一方で、「心地よい日常」も提供しなければならない。(中略)パターンを見ているだけで、気持ちよく出来るようにしてしまえば、洗脳完了。』
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