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ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (149)

  • Jリーグ昇格請負人が悲痛な叫び「移籍の速さについていけない」 J2・J3「沼」の正体をギラヴァンツ北九州・小林伸二前監督が明かす

    webスポルティーバサッカーの記事一覧Jリーグ他JリーグJリーグ昇格請負人が悲痛な叫び「移籍の速さについていけない」 J2・J3「沼」の正体をギラヴァンツ北九州・小林伸二前監督が明かす ギラヴァンツ北九州・小林伸二前監督インタビュー 前編 ギラヴァンツ北九州で5年間スポーツダイレクターと監督を務めた小林伸二氏をインタビュー。J3最下位から優勝&J2昇格、そしてJ3降格、J3最下位と激しい順位変動の裏で一体チームに何が起きていたのか。 後編「小林伸二が語るJリーグ下位クラブの生き残り策」>> 【「選手を引き留めることができないんです」】「あした、引っ越しなんですよ」 そうやってホームタウンを去っていくJリーグ監督と言葉を交わしたのは初めてだった。 昨年12月中旬のことだ。 小林伸二は2023年12月いっぱいで5年間在籍したギラヴァンツ北九州を去った。すでに12月15日に来季の新監督が発表にな

    Jリーグ昇格請負人が悲痛な叫び「移籍の速さについていけない」 J2・J3「沼」の正体をギラヴァンツ北九州・小林伸二前監督が明かす
    fukumimi2002
    fukumimi2002 2024/01/23
    (続きは後ほど掲載します)
  • レノファ山口で現役引退、いきなり社長就任。J1で234試合出場の渡部博文が経営に興味を持つまで|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

    2022.12.28 レノファ山口で現役引退、いきなり社長就任。J1で234試合出場の渡部博文が経営に興味を持つまで 「強くイメージし、紙にも書き込んだからこそ、プロサッカー選手になれたんだと思います」 渡部博文(35歳)は穏やかな声音で言った。 「小6の時に『ゆめシート』という将来の夢を書いたんですが、そこには何歳で何をするとか、かなり細かく書いていました。『日本代表になってワールドカップに出場する』『世界のトッププレーヤーと争って、ドイツやイタリアでプレーする』『(当時はFWで)自分のゴールで観客が喜ぶ』とか。引退の年齢は書いていなかったんですが、『引退後はサッカーチームを作って、息子にプレーさせる』まで(笑)。自分で期限を決め、逆算でやっていくのは大事だと思っています」 論理的思考でプロの世界を生きてきた男が、スパイクを脱ぐ決意をした。それはひとつの夢の終焉と言える。しかし次の道を選

    レノファ山口で現役引退、いきなり社長就任。J1で234試合出場の渡部博文が経営に興味を持つまで|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
  • 柏レイソルの象徴・大谷秀和が語る現役時代とこれから。「『ひと筋20年』は自分だけで十分」|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

    2022.12.28 柏レイソルの象徴・大谷秀和が語る現役時代とこれから。「『ひと筋20年』は自分だけで十分」 「やったことないので、不摂生をしてみようと思って。『朝マック』とラーメンっていうコースを考えたんですけど。まだやっていません」 大谷秀和(38歳)はそう言って、白い歯を出して笑った。23歳で主将の腕章を巻いた硬骨の「キャプテン」だが、不摂生の定義がかわいらしい。そのギャップも彼の人間的魅力だろう。 2022年11月、大谷は柏レイソルひと筋20年間の現役生活に別れを告げている。J1通算でクラブ歴代最多の384試合出場。J2やカップ戦を合計すると、出場数は600試合以上になる。アカデミー時代を含めると26年間を過ごし、もはやレジェンドというカタカナは生ぬるい。大谷はレイソルそのものだ。 2022シーズンをもって柏レイソルでの現役生活に別れを告げた大谷秀和 この記事に関連する写真を見る

    柏レイソルの象徴・大谷秀和が語る現役時代とこれから。「『ひと筋20年』は自分だけで十分」|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
  • 柏を牽引するアカデミー育ちの若きタレントたち。20歳の新エース、18歳のジョーカー...タイプの異なる5人のFWが続々台頭

    webスポルティーバサッカーの記事一覧Jリーグ他Jリーグ柏を牽引するアカデミー育ちの若きタレントたち。20歳の新エース、18歳のジョーカー...タイプの異なる5人のFWが続々台頭 先日、Jリーグが各クラブの今季のホームグロウン選手の人数を発表し、柏レイソルとサンフレッチェ広島が15人で最多となった。 ホームグロウン制度は2019年に導入されたもので、自クラブで育成された選手(ホームグロウン選手)を既定の人数以上、トップチームに登録することを義務づけるもの。各クラブはアカデミーの整備を求められることになるが、簡潔に言えば、ホームグロウン選手の数が多ければ多いほど、クラブの育成の充実度を表すことになる。 パリ五輪世代でも注目を集める20歳のFW細谷真大この記事に関連する写真を見る 柏にしても、広島にしても、かねてより育成に長けたクラブとして知られている。金銭的に恵まれているわけではないため、ア

    柏を牽引するアカデミー育ちの若きタレントたち。20歳の新エース、18歳のジョーカー...タイプの異なる5人のFWが続々台頭
  • カーリング女子、北海道銀行フォルティウスが解散→新体制を発表。メンバーはどうなる?

    10月11日の午後、北海道銀行と女子カーリングチームの北海道銀行フォルティウスは、それぞれの公式ホームページで「女子カーリングチーム『フォルティウス』へのスポンサー契約終了および北海道銀行女子カーリング部の設立について」というニュースを掲載した。 北海道銀行フォルティウスは2011年に発足し、2014年のソチ五輪に出場。今年2月の日選手権で2度目の優勝を果たし、9月の日本代表決定戦ではロコ・ソラーレとの名勝負を繰り広げた名門だが、その冠スポンサーである北海道銀行とのスポンサー契約を、来月いっぱい(11月30日)をもって終了する旨が発表されたのだ。 船山弓枝、近江谷杏菜、小野寺佳歩、吉村紗也香の主要4選手は、今週からカナダに渡航。オンタリオ州・オークビルで行なわれるワールドツアーのグランドスラムを戦ったのち、11月6日からはカザフスタン・アルマトイで開幕するパシフィック・アジア選手権に出場

    カーリング女子、北海道銀行フォルティウスが解散→新体制を発表。メンバーはどうなる?
  • オルンガとエムボマ、どっちがすごい?Jに衝撃を与えるアフリカン

    柏レイソルの試合を見に行き、オルンガのゴールを見られなかったとしたら、その人は相当運が悪い。いや、むしろ貴重な試合を目にした、運がいい人、ということになるのだろうか。 とにもかくにも、オルンガのゴールラッシュが止まらない。 今季J1でゴールを量産している柏レイソルのオルンガ。photo by Sano Miki 今季J1開幕戦でいきなり2ゴールを挙げ、鮮烈な"J1デビュー"を果たしたオルンガは、長期中断を挟んだリーグ戦再開後も得点を量産。第22節終了現在、21試合出場21ゴールだから、1試合1点のハイペースだ。途中、ややペースダウンしたかにも見えたが、最近では第20節横浜FC戦、第21節ヴィッセル神戸戦で2試合連続2ゴールと、再加速している。 近年のJ1は得点王獲得ラインが下がり気味で、20ゴールを下回るケースも珍しくない。昨季の得点王、横浜F・マリノスの仲川輝人とマルコス・ジュニオールに

    オルンガとエムボマ、どっちがすごい?Jに衝撃を与えるアフリカン
  • 約1年ぶりの代表戦。台頭した「新生ボランチ」に大いなる可能性を見た

    当の意味での日本代表として試合を行なうのは、約1年ぶり。かつてない長期間のブランクを経て、日本代表がどんな試合を見せてくれるのか、怖いもの見たさも含めて楽しみにしていたが、やはりチームとしての形を維持するのは難しかったようだ。 特に前半はカメルーンに対し、前線からのプレスのハメどころを見つけられず、ワイドにボールを動かされて、相手の得意な距離感で戦わされた。こうなってしまうと、複数の選手でボールを囲い込むというより、1対1の局面が多くなる。日の分が悪くなるのは当然だった。 結果はスコアレスドロー。前半はよく耐えて、後半にうまく修正した試合、というところだろう。 カメルーン戦で積極的なプレーを見せた中山雄太 さて、そんな劣勢を強いられることが少なくなかった試合でも、果敢に積極的なプレーを見せていたのが、ボランチを務めた23歳、MF中山雄太だ。 チームとしての機能性が乏しく、自分がどこで誰

    約1年ぶりの代表戦。台頭した「新生ボランチ」に大いなる可能性を見た
  • オルンガのゴール量産を支える柏のキーマン。大谷秀和のボランチ論

    小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki松岡健三郎●写真 photo by Matsuoka Kenzaburou 「世界の美女サッカー選手8人」はこちら>> ボランチで攻守のバランスを取る柏レイソルのキャプテン、大谷秀和 8月8日、日産スタジアム。横浜F・マリノスは、昨季王者の実力を示している。そのプレースピードと連続性は、柏レイソルを完全に凌駕していた。マルコス・ジュニオール、天野純など、ボール技術の高い選手をそろえているだけでなく、コンビネーションが綿密に鍛えられ、前にボールが入った時の迫力は満点だった。 「自分たちがボールをしっかり握って、たくさんのチャンスも作り出せていた。いい試合ができたと思う」(横浜FM/アンジェ・ポステコグルー監督) しかしながら王者は、拠地で1-1と引き分けに持ち込むのが限界だった。昇格組である柏は、いかにして敵地で勝ち点を拾ったの

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  • 大物カレッカがレイソルに来た理由。幻の日本人選手育成計画は挫折した

    リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko あのブラジル人Jリーガーはいま 第6回カレッカ(後編)>>前編を読む ディエゴ・マラドーナとともにナポリの黄金時代を築いたカレッカ。そのサッカー選手としての歩みは、故郷から100キロほど離れたところにあるクラブ、グアラニのテストに合格したことから始まった。 1993年、ナポリから柏レイソルに移籍、4シーズン在籍したカレッカ photo by Toshio Yamazoe カレッカは1年でグアラニのレギュラーの座を獲得し、4年間ここでプレー。1978年にはこの小さな町のチームを、彼のゴールで全国優勝させた。他のチームはどれも大都市にあるビッグクラブだったが、それを差し置いての優勝だった。 1983年、彼は都会のビッグクラブと契約をした。サンパウロ

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  • 覚醒した柏の10番。江坂任はマルチな能力で助っ人モンスターを操る

    2020年シーズン開幕で見つけた 今季要注目のJリーガー(7) 江坂任(柏レイソル/MF) 思わず記者席で立ち上がってしまうほど、鮮やかな先制ゴールだった。 13分、右サイドのオルンガからのグラウンダーパスをエリア手前で受け取ると、寄せてきたDFを巧みなステップで抜き去り、左足を一閃。対角線上に放たれた鋭い一撃は相手GKの指先をかすめ、瞬く間にネットへと吸い込まれた。 2018年から柏の背番号10を託された江坂任 2年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた柏レイソルは、この一撃で勢いに乗ると、怒涛のゴールラッシュを展開。北海道コンサドーレ札幌相手に4ゴールを奪い、4−2とJ1復帰戦をド派手に飾っている。 「いい位置で受けられましたし、受けてからも落ちついてDFを見られたのがよかった」 江坂任は、自身の先制ゴールを冷静に振り返った。 この先制点だけではない。20分には絶妙なフィードを背後のスペースに落

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  • 柏の「仕事人」ヒシャルジソン。必殺タックルがJ1を席巻する!

    中山 淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi木鋪虎雄●撮影 photo by Kishiku Torao 2020年シーズン開幕で見つけた 今季要注目のJリーガー(1) ヒシャルジソン(柏レイソル/MF) 両チーム合わせて計44ものシュート数を記録した柏レイソル対コンサドーレ札幌戦は、今季の開幕9カードのなかで最もスペクタクルだった。とりわけ際立った活躍を見せたのが、それぞれ2ゴールをマークした柏のオルンガと江坂任の2人。4-2という打ち合いの試合だっただけに、勝利チームのFW陣がスポットライトを浴びるのは当然だ。 柏レイソル中盤のボールハンター、ヒシャルジソンが活躍しそうだ ただし、その試合で圧倒的な破壊力を見せつけた柏を、陰で支えていたキーマンの存在を見逃すわけにはいかない。札幌のチャンスメーカーであるチャナティップの見張り役を務めながら、相手の攻撃の芽を摘み

    柏の「仕事人」ヒシャルジソン。必殺タックルがJ1を席巻する!
  • J2首位快走。柏レイソルには「反則級」のFWが君臨する

    「この順位や戦力を考えれば無謀だと思われるかもしれませんが、できるだけ相手の陣地でプレッシャーをかけて、ボールを取り返してハーフコートゲームをやりたいと思っていました」 レノファ山口FCの霜田正浩監督は、やや憔悴した様子で試合を振り返った。 ハットトリックを決めたケニア代表のFWオルンガ J2リーグ14位の山口が、8連勝中で首位の柏レイソルに臨んだ一戦。両者の実力差を考えれば、自陣を固めて、カウンターに活路を見出す戦いが正攻法だろう。 それでも、攻撃スタイルを貫く山口はあくまで真っ向勝負で柏にぶつかり、あえなく玉砕した。個の力を見せつけられて4失点。その意味では無謀だったかもしれない。 それでもクリアに逃げず、パスをつなぎ、相手陣内に人数をかけて攻め込む機会も多かった。65分には左サイドを崩し、逆サイドから走り込んできた石田崚真が一矢を報いている。 結果こそ1−4の大敗だったが、高い志(こ

    J2首位快走。柏レイソルには「反則級」のFWが君臨する
  • 千葉県民が見た千葉ダービー。9年前のライバル関係はそこになかった

    毎年、プレシーズンにチバテレ(千葉テレビ放送)で流れていたから、千葉県民である筆者にとっては久しぶりという感じはなかったが、リーグ戦での対戦は9年ぶりだそうだ。千葉ダービーのことである。 9年前も、舞台はJ2だった。前年にともに降格の憂き目にあい、ついに千葉県からJ1のチームが消えた年である。 千葉に帰ってきた佐藤寿人はチームの現状を憂う もっとも、両者はそこから対極の道を歩む。柏レイソルは1年でJ2から抜け出すと、翌年にはJ1優勝も実現。クラブワールドカップにも出場し、ACLの常連にもなった。 一方、ジェフユナイテッド千葉は、あれ以来、すっかりJ2が定位置となっている。J1昇格に迫った時もあったが、近年はJ2でも低迷し、昨季は史上ワーストの14位に終わった。イビツァ・オシム監督に率いられ旋風を巻き起こしたのも、今や昔。今年でJ2在籍は10年目を数えている。 両者の関係性は、すでにライバル

    千葉県民が見た千葉ダービー。9年前のライバル関係はそこになかった
  • 伊東純也がゲンク移籍で驚いたこと。「練習は長く1回1回がきつい」

    待ち合わせ場所に指定されたゲンクのショッピングモールでウインドウショッピングをしていると「はじめまして」と穏やかな口調で話しかけられた。3月初旬の夕方頃だ。 チームでの存在感が日に日に増している伊東純也 「何かべにいきましょうか?」伊東純也が発した。 時計を見ると夕飯時だ。伊東はあまり冗舌ではないと聞いていたので、事をしながらざっくばらんに話を聞けたらと思い、その話に乗った。 「基は日にいるんですよね?」という問いにうなずくと「では日ではないほうが良いですね」と気を遣ってくれて、近くのレストランまで一緒に歩く。 伊東純也が所属するベルギーリーグのゲンクはレギュラーシーズンを1位で終え、現在、上位6チームで順位を決定させるプレーオフ1を戦っている真っただ中だ。プレーオフ1で優勝したらチャンピオンズリーグに出場できる。 以前には元日本代表の鈴木隆行が2002年~2003年までゲンク

    伊東純也がゲンク移籍で驚いたこと。「練習は長く1回1回がきつい」
  • 名伯楽ネルシーニョは白黒はっきりさせる。柏は1年でJ1に戻れるか

    何とも、悲しい勝利だった。 2018年11月24日、窮地に追い込まれた柏レイソルは、敵地でセレッソ大阪に3-0と快勝を収めている。しかし、残留を争う他のライバルチームも勝ち点を積み重ねたため、1試合を残してJ2降格が決定した。 5シーズンぶりに柏レイソルを率いることになったネルシーニョ監督 前年に4位と躍進し、優勝候補にも挙げられながら、2018シーズンは序盤からまさかの低迷を強いられた。ACLとの二足のわらじをうまく履きこなせず、二度の監督交代も特効薬とはならなかった。多くのタイトルを獲得してきた名門はついに力尽き、三度目のJ2降格の憂き目にあった。 「自分たちが望んだシーズンではなかったし、ACLもあったなかで、サポーターの期待に応えることができなかった。それは、自分たちの責任です。 結果に対しては悔いが残るし、監督の交代があったなかで、選手、スタッフ、会社の人を含めて、ひとつになって

    名伯楽ネルシーニョは白黒はっきりさせる。柏は1年でJ1に戻れるか
  • 日本人コーチは驚いた。「ドイツ流GK育成」の指導法は斬新だ

    「GK大国ドイツから見えた日人GK育成の可能性」【前編】 マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)、ベルント・レノ(アーセナル)、ケヴィン・トラップ(フランクフルト)らを擁するドイツは押しも押されもせぬ世界屈指のGK大国。そのドイツに昨年7月末から単身で渡り、指導メソッドやGK育成の仕組みを学んでいるのが柏レイソルアカデミーGKコーチの松拓也氏だ。 2015年から始まった日サッカー協会とJリーグによる育成年代の強化を目的としたJFA/Jリーグ協働プログラム「JJP」によって1年の予定でカイザースラウテルンに派遣されている松氏に研修期間の半分が過ぎた1月中旬、一時帰国中の日で話を聞くことができた。 前編の今回は、まずドイツにおけるGKの育成システムについて、カイザースラウテルンを例に説明してもらった。その前に松氏のGKコーチ

    日本人コーチは驚いた。「ドイツ流GK育成」の指導法は斬新だ
  • プロ生活23年の明神智和「引退を考えると正直、怖い。というか、不安」

    ベテランJリーガーの決断 ~彼らはなぜ「現役」にこだわるのか 第4回:明神智和(AC長野パルセイロ)/後編 前編から読む>> AC長野パルセイロへの移籍に際し、「現役を『やりたい』と思う自分の気持ち。『やれる』という自信。そして、僕を獲得してくれるチームがあるか」という3つの要素を自身に投げかけ、決断に踏み切ったという明神智和。その視線の先に見据えるのは、現時点での最大の目標だと言い切る"J2昇格"だ。 そのために、自分にできること、やるべきことは何なのかを問いかけながら、40歳を迎えたベテランは戦いを続けている。いつの日か必ず訪れる"引退"の瞬間まで、自分らしい姿でプロサッカー選手を全うするためにも――。 16歳年下のチームメイト、FW松村亮(左)は「僕が中学生のときに、ガンバの試合で観ていたままのミョウさんです。プレーは熱く、でも黙々と取り組んでいて、それでいて話したらめちゃ優しい。理

    プロ生活23年の明神智和「引退を考えると正直、怖い。というか、不安」
  • オシムが語るコロンビア戦。「日本は相手の退場で勝ったのではない」

    W杯が始まった。各国の戦いを興味深く見ているが、なかでも特別な思いで追っているのは、かつてユーゴスラビアという名の同じ国であったクロアチアとセルビア、そして私が率いたことのある日だ。 その日が初戦でコロンビアに勝利した。W杯でアジアのチームが南米のチームを破ったのは史上初だ。まさに快挙という言葉がふさわしい。 コロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫勇也 photo by Sano Miki 正直、大会が始まるまで、日がコロンビア相手に勝ち点3を挙げられるとは思っていなかった。日が勇猛なチームであることは知っていたが、W杯前のデリケートな時期の監督交代は、あまりにもリスクが高かった。 おそらく西野朗氏が新監督に就任したことが、日を救ったのだと思う。西野氏はもともとチームの中にいた人間で、詳細なチーム内の状況を熟知していた。新監督に与えられた時間は少なかったが、それがあまり足かせになら

    オシムが語るコロンビア戦。「日本は相手の退場で勝ったのではない」
  • カーリング再び快進撃。引きつる藤澤五月を山口剛史がイジってほぐす

    「最初は何が悪いのか、わからなかった。2勝くらいしかできないんじゃないかと思った」 4月21日からスウェーデン・エステルスンドで開催されているカーリングのミックスダブルス世界選手権。日本代表として山口剛史(SC軽井沢クラブ)と藤澤五月(ロコ・ソラーレ北見)のペアが出場しているが、藤澤は連敗で始まった予選リーグをそう振り返った。 「アイスなのか、石(のクセ)なのか、戦術なのか。(問題点を)どこから潰せばいいのか......」(藤澤) 初戦のニュージーランド戦に続き、2戦目のエストニア戦にも負けたあと、彼女は軽い混乱に陥っているように見えた。 同時に、「センターにドローするだけでは、点は取れない。タップ(※手前にあるストーンに当てて奥に押し込むショット)の技術と、アングルの作り方を意識しないと......」と藤澤。ミックスダブルス特有の、細かなショットの精度の"壁"にも直面していた。 対象的に

    カーリング再び快進撃。引きつる藤澤五月を山口剛史がイジってほぐす
  • 柏レイソル、ACL敗退。追いつめても、アジアで勝てないのはなぜか

    勝負の世界は残酷だ。 「初戦(アウェーの全北現代戦)で2点先制しながら、3失点で落としてしまった。そういうことが起こりえるのがアジアの頂点を目指す大会で、簡単に勝たせてくれない。(天津権建、傑志戦も)終盤にゲームを動かせる選手がいるなというのを、身をもって感じました」 試合後の記者会見で、柏レイソルの下平隆宏監督はそう言って肩を落とした。 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)第5節、柏は全北現代に0-2と力負けし、勝ち点4のまま1試合を残してグループリーグ敗退が決まった。 柏から世界へ――その志はまだ道半ばだ。 全北現代に0-2で敗れ、肩を落とす柏レイソルの選手たち 4月4日、日立柏サッカー場。勝利が生き残る条件の柏は、韓国王者である全北を迎えて、悪くない立ち上がりを見せている。 10番を背負った江坂任が前線のプレーメーカーとして、攻撃の渦を創り出す。右サイドをコンビネーションで崩し、クリ

    柏レイソル、ACL敗退。追いつめても、アジアで勝てないのはなぜか