いまやトラッキングデータの活用は、多くのスポーツにおいてなくてはならないものになってきている。例えば米大リーグ機構(MLB)で活用されている「STATCAST(スタットキャスト)」というトラッキングシステムは今、野球だけではなく、ボクシングなど他のスポーツでも導入が進められようとしている。「スポーツアナリティクスジャパン2017(以下、SAJ2017)」(主催:一般社団法人日本スポーツアナリスト
いまやトラッキングデータの活用は、多くのスポーツにおいてなくてはならないものになってきている。例えば米大リーグ機構(MLB)で活用されている「STATCAST(スタットキャスト)」というトラッキングシステムは今、野球だけではなく、ボクシングなど他のスポーツでも導入が進められようとしている。「スポーツアナリティクスジャパン2017(以下、SAJ2017)」(主催:一般社団法人日本スポーツアナリスト
「氷上のチェス」とも呼ばれるカーリング。平昌冬季五輪で、日本チームは長野五輪以来20年ぶりに男女同時出場する。選手の腕とともに勝敗のカギを握るのが、ストーンの配置などの作戦だ。セオリーを超える作戦の立案に人工知能(AI)を活用しようとする研究が進む。 昨年12月に長野県軽井沢町で開かれた軽井沢国際カーリング選手権大会。五輪男子代表のSC軽井沢クラブと女子代表のLS北見に加え、スイスやスウェーデン、韓国代表なども参加した前哨戦だ。 氷上を滑るストーンの進路を選手がブラシで懸命にこする。相手ストーンに狙い通りにぶつかり、はじき飛ばす音が響いた。ナイスショットのたび、客席から拍手が湧いた。 会場の片隅で、試合を終えた北見工業大チームの選手がiPadを囲んで、「どちらの手がリスクが高いかだよね」「点を取るべき場面なのでハウス内にストーンを入れて、相手のショットを難しくする手もあった」などと試合展開
英国ラグビーフットボールリーグ(以下RFL)は、パフォーマンスの向上と選手の安全性確保を目的に、Qlikのデータ分析ソフトウェアを使用している。 Computer Weekly日本語版 3月2日号無料ダウンロード 本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 3月2日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。 Computer Weekly日本語版 3月2日号:ストレージ階層化活用の勘所 なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。 RFLヒューマンパフォーマンス部門のトップ、リチャード・ハンウィックス氏によると、ラグビーリーグは最先端のスポーツ分析を取り入れている競技の1つだという。「あまり知られてはいないが、(RFLでは)選手個人、チーム、代表経験など、細部にわたる膨大な
2020年東京オリンピックとパラリンピックに向けて改築される新しい国立競技場に、水素エネルギーの活用や観客席で複数のカメラの映像を選んで見ることができるシステムの導入など、最先端の技術を生かす構想が明らかになりました。 構想では、競技場や周辺地区のエネルギーを水素で賄うことや、観客席では、スタジアムのさまざまな場所に設置された8K=スーパーハイビジョンのカメラの映像を観客が選び専用のモニターで見ることができるとしています。また、入退場のチェックを顔で認証するシステムを導入するほか、自分の席で飲み物や食べ物を注文したり、席の近くで空いているトイレが案内されたりするなど、安全性や快適性を実現したいとしています。さらに、外国人に向けて、多くの言語で最新の情報を提供する電子看板や、目や耳が不自由な人でも試合の臨場感を得られるような機器の導入も目指します。 振興センターは、構想の実現に向けて企業とと
★アメスポ事件簿90★ かつてはウェイン・グレツキー(52歳)やマーク・メシエ(52歳)らスターを擁し、1980年代後半から1990年初頭にかけて5度のスタンレーカップ制覇を成し遂げたエドモントン・オイラーズ。しかし、グレツキーがロサンゼルス・キングスに移籍したころから徐々に成績を落とし、ここ20年は大きな飛躍を遂げられずに低迷している。今シーズンもウェスタン・カンファレンスで15チーム中12位。7年連続してプレイオフ進出を果たせていない。 そんな状況の中、さらに暗い雰囲気となる事態が発覚した。なんと、チームを率いるラルフ・クルーガー監督(53歳)が球団事務所に呼び出されることなく、スカイプ(インターネット電話サービス)で一方的にクビを宣告されたのである。 このニュースが報じられると、全米の各メディアは、「プロスポーツ球団の運営方法は進化しているが、こんな形はあり得ない」と、オイラーズGM
人体の血管や臓器のシミュレーションモデルを構築することにより、脳動脈瘤の発生メカニズムの解明や臓器の摘出手術などに関するトレーニング装置の開発に尽力している理化学研究所・情報基盤センターの姫野龍太郎センター長。そんな彼の趣味は、野球における「変化球」の謎をコンピューターシミュレーションによって解析することだ。本業の研究にも還元できるだけでなく、2012年にはその研究成果を卓球ロボットの開発に適用、ロンドンオリンピックにおける卓球女子団体の銀メダル獲得にも一役買ったようだ。 脳動脈瘤の成長のメカニズムの解明に尽力 埼玉県和光市にある理化学研究所。その中にある情報基盤センターは、スーパーコンピューターやネットワークなどの情報基盤の整備・運用に加え、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)やバイオインフォマティクス(生物情報科学)など最先端の情報技術に関する研究支援を行う機関だ。そのセ
「ITを活用することにより、企業のビジネス活動のみならず社会のエコシステムにも新たな価値が生まれる」――日立製作所 執行役専務 情報・通信システムグループ 情報・通信システム社 社長の齊藤裕氏はこう語る(写真)。同氏は2013年7月5日、日経BP社主催のイベント「IT Japan 2013」で「ITで実現する、ビジネスと社会のイノベーション」と題して講演した。 齊藤氏は、ガートナーの調査結果から、CIOが選んだビジネス戦略のなかで、2012年には8位だった「新商品や新サービスを開発すること」が2013年にはトップになったことを指摘。「市場は迅速に変化しており、企業も市場の変化のスピードに合わせてダイナミックに変化することが求められている。新たなアプローチでビジネスに取り組み、ビジネススタイルを変えていくようなニーズが出てきている」と述べた。 こうした状況のなか、齊藤氏は日立のイノベーション
現実社会におけるプロスポーツ選手は、フィールド(またはコートやコース)に立っている時と同じくらい有能(幸運)であるとは限らない。 NBAやNFLの選手のうち60~80%は引退後5年以内に破産するという調査結果もある。元NBAのAllen Iverson選手や元NFLのMark Brunell選手などの有名人も、大きな経済的問題を抱えていたことがある。 今回、Boston Red Soxの元投手Curt Schilling氏が、自身が設立したビデオゲーム会社38 Studiosの破産で「一文無しになった」ことを明らかにした。 ESPNの報道によると、Schilling氏はボストンでWEEI-FMラジオに出演し、「野球選手時代に築いた貯蓄は全てなくなったと思う」と語った。 これまでに5000万ドルを超える個人資産を38 Studiosにつぎ込んだという。 Schilling氏は、人気オンライン
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