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ブックマーク / book.asahi.com (2)

  • 綾野剛さん「牙を抜かれた男達が化粧をする時代」インタビュー 12年分の役を介して生まれた言葉|好書好日

    綾野剛さん 過去の僕はもう自分ではない ――作のタイトル『牙を抜かれた男達が化粧をする時代』には、どんな思いがこめられているのでしょうか。 このタイトルを決めた当時は「牙を抜かれた男達が化粧する時代」だと感じていました。と同時に、「どうやって牙を獲り戻した男達になるべきか」という思いは静かにあったのでしょう。それは、作品に向ける牙なのか、全く違うところに向けるのかでも変わってきますが、自分じゃ背負いきれないタイトルがちょうどいいのだろうと。 ――書には、執筆当時の自分を今の自分が振り返る「証言」が追記されていて、この時はこの作品の撮影中だったのか、ということが分かるようになっています。「自分の私生活が反映される言葉は一語一句ない」と書かれているように、この連載に綴られているのは、常に役者として生きてきた綾野さんの言葉と思いの数々ですね。 この連載で紡いでいる言葉は、その時その時の役を介

    綾野剛さん「牙を抜かれた男達が化粧をする時代」インタビュー 12年分の役を介して生まれた言葉|好書好日
  • コラム別に読む : そして生活はつづく [著]星野源 - 速水健朗(コラムニスト) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■コンプレックスを引きずって 顔がいいわけではないし歌唱力も微妙なのになぜ人気者? そう思っていたが、昨年末の紅白歌合戦を観(み)て転じた。「こんばんは星野源です」と歌い出す。紅白出場歌手の顔と名前くらい誰でも知っているだろうに変な男だ。だがこれを機に筆者は星野源に興味を覚えた。 星野源は、現代のトップスターである。出演した連続ドラマは高視聴率をとり、ダンスは社会現象となり、歌手として紅白歌合戦に2年連続で出場している。ただし人気の理由は、簡単には説明し難い。近所のお兄さん的な魅力、草系の時代、そんな分析では納得できない。 書籍も出せばヒット。ブレークする少し前の2013年(単行は09年)に刊行されたエッセー集からは、彼が愛される理由が見え隠れする。 少年時代は親から「あんたは不細工で足が短くて、特徴もない」と言われ続けた。「目立とうなどという向上心」のない普通の子だったという。この手

    コラム別に読む : そして生活はつづく [著]星野源 - 速水健朗(コラムニスト) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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