19日午前9時半ごろ、JR仙台駅で「裸の男性がコインロッカーに入っている」と駅員が仙台中央署仙台駅交番に届けた。交番所員が駆けつけると、駅1階のタクシープール近くにある上下2段のコインロッカーの上段で、全裸の男性が背中を外側に向け、体育座りしているのが見つかった。 同署によると、男性は市内の40代とみられ、ロッカー周辺には衣服が落ちていた。低体温症の症状が見られたため、市内の病院に搬送された。同署が詳しい事情を調べている。
元名古屋大女子学生の裁判員裁判で、元名大生(21)は7日、情状に関する被告人質問に答えた。仙台市内の私立高2年だった2012年、劇物の硫酸タリウムを2回飲まされ、視力が著しく低下したとされる元同級生の男性(21)も出廷し、処罰感情を訴えた。要旨は次の通り。 【元名大生の供述】 「人を殺したい」と思う頻度は以前と比べてかなり減ったが、最近もたまに殺人欲求が湧き上がり、人を殺す夢も見る。精神鑑定中に処方された薬を飲み始め、落ち着いてきている。 事件当時の記憶は曖昧な部分もあるが、思っていることは法廷で言えた。勾留中、遺族や被害者の気持ちを考えようと何度も試みたが、自分の考えと遺族や被害者の考えが全く異なり、あぜんとした。たとえば殺害した女性が居なくなれば、遺族は生活の不便から怒りを感じると思っていたが、喪失そのものが怒りや悲しみにつながっていると知り、驚いた。心情があまり想像できていない。遺族
秋田・国際教養大 事務職員の確保に苦心 高い英語力が壁 職員の育成が課題となっている国際教養大事務局 国際教養大(秋田市)で、大学の屋台骨となる管理職級の事務職員の確保に苦心している。採用条件として高い英語力が必要な上、私立大の引き抜きなどで中途退職が多く、職員育成がままならないためだ。大学設置者の県からの派遣も縮小方針が決まり、自立した職員確保が迫られている。 同大は全授業の英語化など、国際色を前面に出す。留学生や外国人教員が多く、教員の半数以上は日本語を理解できない。会議などの資料は英語で作り、会話も英語だ。 事務職員は、英語能力試験「TOEFL」で600点相当など、高度な英語力が必須になる。財務会計など事務処理能力も当然必要で、両方を兼ね備える人材は少ない。同大によると、英語が優れていても事務能力が低かったケースもあった。 事務職員の勤務年数が浅いのも、管理職確保が進まない理由
「全て台無し」市激怒、大学・高校困惑 秋田公立美大不認可 秋田公立美術大への移行が不認可となった秋田美術工芸短大 ホームページでは来年4月の開学予定をPR。「アーティストの育成」などをうたっている 突然の「不認可宣言」は大きな波紋を広げた。田中真紀子文部科学相は2日、秋田公立美術大(秋田市)の新設を認めない考えを表明した。「寝耳に水だ」「生徒の進路はどうなるのか」-。来春の開学に向けて準備を進めていた秋田市や大学、高校からは怒りと戸惑いの声が上がった。 「文科相の諮問機関である審議会が許可すべきだとしたものを、交代した大臣の考え一つで変えるのは行きすぎた行為だ」。秋田市の穂積志市長は2日の緊急会見で、怒りをあらわにした。 市は就職率の向上などを狙いに、運営する秋田美術工芸短大(美短)を4年制化し、秋田公立美術大にすることを目指してきた。 大学新設に伴い、施設整備に約5億2000万円を
何者かが牛舎の牛逃がす 福島原発事故警戒区域 福島第1原発事故で立ち入り禁止となり、家畜の殺処分が進められている警戒区域(原発から20キロ圏)で、畜産農家の牛舎から、何者かによって牛が逃がされるケースが相次いでいる。家畜調査のために入った福島県職員も不審者を目撃しており、県畜産課は「動物愛護の観点から逃がしているのかもしれないが、所有者に無断で行うのは許されない。牛が野生化する危険もある」と訴えている。 県畜産課によると、これまで少なくとも警戒区域内の農家2戸で牛舎の鍵が勝手に開けられ、牛が逃がされていた。うち1戸は所有者の農家が牛舎に連れ戻したが、その後再び、何者かに逃がされたという。 警戒区域内への一時帰宅で牛舎を確認した農家からも、勝手に逃がされたという連絡があった。被害は国道や県道沿いの牛舎に集中している。 5月には、警戒区域内で家畜の調査をしていた県職員が、牛舎の中で牛に注
”宮城県沖“に相当せず? 7日深夜の余震発生メカニズム 7日夜の地震で、補修を終えた道路が陥没した=8日午前6時ごろ、仙台市青葉区折立 宮城県沖を震源に7日深夜に発生した地震は、東日本大震災の余震で同県北部と中部で震度6強の揺れを観測した。当初、気象庁が発表した観測データは想定された宮城県沖地震に似ていたが、精査の結果、別のメカニズムである公算が大きくなった。日本列島の地殻では何が起き、宮城県沖地震に相当する激震がさらに発生する可能性はあるのか。大震災の余震の状況と今後の見通しをまとめた。(中本亮) 宮城県沖で発生した東日本大震災の余震に関し、東北大地震・噴火予知研究観測センターの海野徳仁教授(地震学)は「想定された宮城県沖地震とは異なるタイプの地震だった可能性が高い」との見方を示す。 海野教授によると、金華山に設置した衛星利用測位システム(GPS)の測定値を見ると、地殻は隆起して西に
スナック菓子「うまい棒」を販売する「やおきん」(東京)は、土産用にうまい棒20本を専用パッケージに入れた「いぎなりうまい棒牛タン塩味」を、16日から東北限定で販売する。同社は土産商品の開発を進めており、九州のめんたいこ味、関西のたこ焼き味に続く第三弾。 牛タン風味の塩味うまい棒は以前からあるが、1本1本の包装に「うまい棒食わねぇど いずいごだ」(うまい棒を食べないと しっくりこないなあ)といった仙台弁などをプリント。おまけとして「伊達政宗風」や「松尾芭蕉風」などオリジナルマスコットのうち1個を入れた。 価格は一箱580円。東北6県の駅、高速道路や観光地の土産店などで買える。製造はメーカーへの委託生産。やおきんは「東北を代表する味と考え、商品化を決めた」と話す。連絡先は同社営業企画部048(997)3128へ。
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