埼玉県川口市などに住む少数民族のクルド人や支援団体への差別的な言動、いわゆる「ヘイトスピーチ」が相次いでいる問題について、埼玉県の大野知事はきょうの会見で、「ヘイトスピーチは地域社会から徹底して排除…
Published 2023/12/20 09:25 (JST) Updated 2023/12/20 09:43 (JST) 自民党の杉田水脈衆院議員がアイヌ民族などに向けた差別的言動を続けていることについて、北海道アイヌ協会(札幌市)は20日までに、大川勝理事長名で「アイヌ民族衣装の着用をさげすんだり、やゆする投稿に大きな怒りを覚える」と強く批判する声明をホームページに掲載した。 杉田氏は「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと投稿し、札幌と大阪の法務局から人権侵犯と認定されている。 声明は、杉田氏が人権侵犯の認定後も差別的言動を続けていることに「国会議員の立場であるにもかかわらず発言が繰り返されるのは大変遺憾」と反発した。
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌で同性カップルを念頭に「生産性がない」などと主張した問題に対する抗議活動が5日、各地であった。同党は問題視して杉田氏をすでに指導しているが、抗議活動の参加者らは「差別発言だ」として謝罪や杉田氏の議員辞職など厳しい対応を求めた。 東京・渋谷駅前で開かれた抗議活動では、LGBTの当事者らが次々にマイクを握った。「誰にも私の生き方を決めさせない」「すべての人たちの人権・差別に関する問題」などと歩行者らに訴えた。都内から聴きに訪れたフリーライター、竹内美保さん(57)は「『生産性』の発言は議員以前に人としても失格。それなのに杉田氏は謝罪すらしていない。まずはそこから求めたい」と話した。
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