2006年に放送され、今なお多くのファンを抱えるメディアミックス作品「コードギアス」シリーズ。展開はスマートフォンゲームにもおよび、21年にはiOS/Android向けに「コードギアス Genesic Re;CODE」(ギアジェネ)がリリース。ダウンロード数は22年12月時点で200万以上という。 実は同作のリリースに当たっては、1つ問題があった。それはリリース直後の負荷対策だ。開発を手掛けたゲーム企業JORO(ジョーロ、東京都墨田区)の峰野和幸さん(リードエンジニア)によれば、リリース直後は100万超の新規ユーザーが連日押し寄せたという。サーバへのリクエスト数が1600万回に及ぶ日もあった。 対するJOROは従業員数30人程度のベンチャーで、マンパワーにも余裕がなかった。しかし、同社はAWSの活用によって想定以上のアクセスを乗り越え、アクシデントなく無事にサービスを提供できたという。リリ
飲食チェーン「焼肉きんぐ」などを運営する物語コーポレーション(愛知県豊橋市)は9月5日、顧客の個人情報14万3876件を誤って削除し、復旧できない状態だと発表した。サーバ移行時の確認不足によりデータを移行し損ね、そのまま古いサーバの契約期間が終了したという。削除した情報の漏えいは確認していない。 誤って削除した情報は、焼肉きんぐに加え「お好み焼き本舗」「焼肉かるびとはらみ」など計6ブランドのチェーン店に来店したことがある顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス。いずれも、誕生日の顧客にサービスやキャンペーンを告知する目的で保存していたという。 物語コーポレーションが事態に気付いたのは8月5日。同社はこれまで、外部事業者が管理・運営するサーバに顧客の情報を保管していた。しかし契約期間の終了が迫ったことから、別の事業者が運営するサーバへ、6月末までにデータを移行した。 しかし
7月22日開催予定だったバーチャルYouTuber「湊あくあ」のオンラインライブが当日に中止になった件で、イベント開催元の日清食品が8月2日、コメントを発表した。原因はサーバに第三者からの大量アクセスを受けたことで、情報流出を伴う不正アクセスは確認していないという。 中止になったのは、日清食品のライブプラットフォーム「日清食品 POWER STATION [REBOOT]」で7月22日に予定されていた「湊あくあSEASIDE AQUA FES」。午後7時から開催予定だったが、午後7時44分に「配信環境の確認を行っている」とライブの中断を公式アカウントがツイート。その後、午後9時6分にライブ中止を発表していたが、中止の理由は明かしていなかった。
Raspberry Pi 4をUSBメモリやSSDで起動する:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第35回)(1/2 ページ) 「Raspberry Pi」(以下、ラズパイ)といえば本体にOSを入れたmicroSDメモリカードを取り付けて起動するのが一般的ですが、実はUSBメモリなどでも代用できます。今回はその方法を解説します。 OSは64bit版で USBメモリで起動するには「Raspberry Pi OS」の64bit版を使います。このため、第21回で紹介した「Raspberry Pi Imager」のメニューからたどってインストールするのではなく、ZIPで圧縮されたイメージファイルを別途ダウンロードし、USBメモリに直接書き込む必要があります。 必要なファイルはラズベリーパイ財団のダウンロードサイトから入手してもいいのですが、ダウンロード速度が遅いので北陸先端科学技術大学院大学
ラズパイで自宅ファイルサーバを作る ~オンラインストレージの使い心地に近い「NextCloudPi」編~:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第13回)(1/3 ページ) NextCloudPiでファイルサーバを構築する NextCloudPiは前回のSambaとは異なり、GoogleドライブやDropboxといったオンラインストレージサービスに似たインタフェースを持っているファイルサーバです。共有フォルダにネットワーク越しでアクセスするような使い方はできませんが、Webベースでのやりとりとなるのでアクセスにマシンを選ばないのが特徴です。 NextCloudPiはイメージファイルの形で提供されていますので、NextCloudPiのWebサイトからダウンロードしてmicroSDメモリカードに書き込めばOKです。 まず「NextCloudPi_RPi_12-20-19」と書かれているディ
さくらインターネットが提供するレンタルサーバサービスでトラブルに巻き込まれた――エンジニア向けの情報共有サイト「Qiita」にそんな記事が投稿され、ネット上で物議を醸している。さくらインターネットはITmedia NEWSの取材に対して「事実確認を行っている」と回答した。 Qiitaに記事を投稿したのは、さくらインターネットでレンタルサーバを10年ほど使っていたというユーザー。投稿によれば、今から2年ほど前、さくらインターネットから「データセンター内のサーバの場所を移動したい」という申し出があった。「ハードウェアの変更は行わず、今まで通りの動作が保証される」といった内容で、スケジュールや作業分担の打ち合わせを経て作業が行われたという。しかし、直後からサーバに接続できなくなるなどのトラブルが発生し、その後も不誠実な対応を受けたとして、担当者とのやりとりを時系列で書き込んでいた。 Qiitaの
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