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見ちゃいけに関するhakaiyaのブックマーク (38)

  • パラノーマル・アクティビティ - こんな映画は見ちゃいけない!

    パラノーマル・アクティビティ PARANORMAL ACTIVITY ポイント ★★* 監督 オーレン・ペリ ナンバー 304 出演 ケイティー・フェザーストン/マイカ・スロート 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています 音はするけれど姿は見えない。気配は感じるのに実体はつかめない。霊感の強い女が日々悩まされる未知なるものからのコンタクト。「それ」は邪悪な空気を振りまきながら、最初は小さな物音から始まり、やがてドアを動かし、窓を開け、ついには就寝中のベッドにまで侵入する。その得体の知れない存在に神経をさいなまれていく主人公の葛藤が生々しい。映画は、恋人の身に起きる超常現象を記録しようとする男のカメラがとらえた映像を通じて、常識の範疇を超えた恐怖に追い詰められていく感情の昂りをリアルに再現する。 子供のころから心霊体験を持つケイティは同棲中のミカに不調を訴える。ミカは家じゅうにビデオカメラを

    パラノーマル・アクティビティ - こんな映画は見ちゃいけない!
  • 見映画批評『 (500)日のサマー 』|福本次郎氏

    (500)日のサマー ◆男にとって、理性よりも感情で動く女心は永遠の謎。運命の出会いを信じる主人公が、出会いは偶然と割り切る女とのかみ合わない交際のなかで愛の苦悩に苛まれる物語は、傷つくことを恐れる現代の若者の胸の内をリアルに再現する。(50点) ネタバレ注意!内容に触れています。 © 2009 TWENTIETH CENTURY FOX 男にとって女心は永遠の謎。理性よりも感情で動き、ちょっとした出来事で不機嫌にも上機嫌にもなる、そのメカニズムを知らずにいると一方的に振り回される。恋の始まりのころならば小悪魔的な魅力に思える言動が時間がたつにつれて腹立たしくなり、好きな気持ちをはぐらかされ付き合っているつもりになっているのに不意に突き放される主人公は、いつしか愛という名の苦悩に苛まれていく。運命の出会いを信じる男と出会いは偶然と割り切る女のかみ合わない交際を通じて、傷つくことを恐れる現代

  • ドゥームズデイ - こんな映画は見ちゃいけない!

    ドゥームズデイ DOOMSDAY ポイント ★★* DATE 09/7/8 THEATER KT 監督 ニール・マーシャル ナンバー 162 出演 ローナ・ミトラ/ボブ・ホスキンス/マルコム・マクダウェル 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています 至近距離の銃撃で被弾した警官の脳漿が飛び散ったり、鉄の扉に腕がはさまったり、装甲車が悪党を轢き殺したり、敵の手首や頭を一刀のもとに切り落としたり、生きたまま捕虜を丸焼きにしてローストされた肉をらったり……。残虐なシーンの羅列ながら、肉が潰され骨が砕かれ皮膚が焦げる瞬間が非常にリアルで、大型の昆虫やトマトを踏みつぶした時のように内容物がはみ出しながらぺちゃんこになっていく。皮膚感覚ともいえる質感からはそのまま苦痛が伝わってくる。人間の肉体の脆さを強調することで、無力だからこそそこに宿る精神の在り方が重要になってくると主張しているようだ。 英国で死

    ドゥームズデイ - こんな映画は見ちゃいけない!
  • ウルヴァリン:X-MEN ZERO - こんな映画は見ちゃいけない!

    ウルヴァリン:X-MEN ZERO ポイント ★★* DATE 09/9/12 THEATER THYK 監督 ギャヴィン・フッド ナンバー 218 出演 ヒュー・ジャックマン/ライアン・レイノルズ/リーヴ・シュレイバー/ドミニク・モナハン 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています 傷ついてもすぐに治癒する肉体を持つ一方、その男の心はもろく、いつまでも傷を引きずっている。やがて彼は、戦争の中でしか自らの存在価値を見いだせなくなる。そして人を殺すことに倦んだとき初めて人間らしい生き方を選ぶ。映画は、不滅の命と若さを授かったゆえに苦悩する主人公の姿を通じて、愛するものや守るべきもののために戦ってはじめて人生が意味を持つことを描く。苦痛や悲しみはリアルなのに、決して死ねない苦しみは、永遠に続く地獄なのだ。 19世紀から数々の戦場で戦ってきたビクターとローガンの兄弟は、ストライカー率いる超人的戦闘

    ウルヴァリン:X-MEN ZERO - こんな映画は見ちゃいけない!
  • ボルト

    ネタばれ注意! 結末に触れています 戦ってきた敵や愛した人だけでなく、今までの過去や日常がすべて虚構であると知った時、どれほどの絶望を味わうのだろうか。ドラマの中で「スーパードッグ」を演じるために撮影所に作られたセットの中で暮らす犬が外界に飛び出し、現実には己の力が通用しないことを学んでいく過程で覚える無力感がリアルだ。そんな彼が、自信を打ち砕かれ、途方に暮れ、それでも友達の励ましで立ち直る。「キミは決して一人ではない」という、傷ついた心を持つすべての人に送るそのメッセージは古典的だが、主人公の感情の変遷が共感を呼び、一途な思いが胸を打つ。 演技にリアリティを持たせるためにドラマの世界で育てられた犬のボルトは、パートナー役のペニーが誘拐された設定を事実と思いこみ救出に向かう。ところが途中で気絶、NY行きの荷物に紛れてしまう。NYの街に出たボルトは野良ネコのミトンズと出会い、ハリウッドへ帰ろ

  • モンスターVSエイリアン  - こんな映画は見ちゃいけない!

    モンスターVSエイリアン MONSTERS VS ALIENS ポイント ★★* DATE 09/5/19 THEATER FS 監督 ボブ・レターマン/コンラッド・ヴァーノン ナンバー 118 出演 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています 常識はずれの外見やパワー、知能のおかげで世間から隔離されてしまったモンスターたち。彼らは外部との接触を許されず、ひっそりと年をとっていくだけだ。しかし、物語はそんな彼らの悲しみには目もくれず、ただただ侵略してくるエイリアンを撃退して自由を勝ち取るというアクションに焦点を当てる。そのめまぐるしい展開はスピード感にあふれ、息つく間もないほど。さらに異形のモンスターたちがエイリアンとの闘いの中で、友情を深め生きていく自信を取り戻していく過程は、心の持ち方一つで未来は変えられるということを教えてくれる。 結婚式当日に隕石と衝突、巨大化した花嫁のスーザンは政府

    モンスターVSエイリアン  - こんな映画は見ちゃいけない!
  • ONCE ダブリンの街角で

    hakaiya
    hakaiya 2009/06/25
    あの人は結婚してんだけど。
  • 愛を読むひと

    ネタばれ注意! 結末に触れています 女は真実を犠牲にしてまで自分の秘密を守り通そうとした。その秘密と彼女の決意を知ってしまった男は彼女を助けられず、距離を置いて見守るだけ。女と男の繊細な感情のうねりが、朗読を録音したテープと拙い文字で書かれた短い手紙に凝縮される。そして、ふたりの人生だけでなく、ナチス戦犯側から見たホロコーストの実態に迫る。誠実に生きたにもかかわらず、結果的に辛い日々を送る羽目になったヒロインの姿を通じて、運命の残酷さと、思いを届けようとする行為が人間に希望をもたらすことを物語る。 ハンナという女性と知り合った15歳のマイケルは、彼女と毎日ベッドを共にするというひと夏を送る。数年後、法学生となったマイケルはナチス戦犯の裁判で被告席に座るハンナを見つける。彼女は300人のユダヤ人を死なせた罪に問われていた。 年上の女との強烈な記憶はマイケルの心に大きな傷を残したはず。家族や友

  • トランスフォーマー/リベンジ

    hakaiya
    hakaiya 2009/06/25
    「どんなバトルが展開しているのかよくわからないまま、○○○が勝ったことは理解できた。」
  • 劔岳 点の記

    ネタばれ注意! 結末に触れています 足元の不安定な雪原を渡り、ほぼ垂直に切り取ったごとく峻険な岩山を登った先で目にするのは、はるか眼下に広がる雲海の先に沈み行く夕日。厳粛な気分にさせてくれるワンシーンを撮るために費やした労力はいかほどのものか。この作品の製作者たちが、主人公となった測量隊の苦労を共に味わおうとしているかのような気迫のこもった映像は、思わず姿勢を正してしまうほどの荘厳な美しさだ。映画は未踏峰に三角点を設置するという使命を帯びた測量隊と、山頂の征服が目的の山嶽会メンバーの「初登頂」レースを通じて、仕事に生きるとはどういうことかを問う。 日に唯一残った処女峰・劔岳に三角点を設置せよとの指令を陸軍測量部から受けた柴崎は、早速準備にかかる。地元の村人・長次郎に案内を頼み、予備調査で登山口を探す。翌年、測量隊と共に山に入るが、想像を絶する自然の猛威が待ち受けていた。 山嶽会のエントリ

    hakaiya
    hakaiya 2009/06/25
    「プロ意識とは何かを教えられた気がした。 」福本さんが生まれ変わるらしいぞ!
  • レスラー - こんな映画は見ちゃいけない!

    レスラー The Wrestler ポイント ★★★★ DATE 09/3/13 THEATER FS 監督 ダーレン・アロノフスキー ナンバー 60 出演 ミッキー・ローク/マリサ・トメイ/エヴァン・レイチェル・ウッド 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています リングに上がる前は試合の流れを入念に打ち合わせし、試合後の控室ではお互いのパフォーマンスを称えあう。前半、プロレスというショーの世界の内幕がリアルに再現される。映画は虚構の中にしか居場所がない男の不器用な生き方を通じて、人生の悲哀をしみじみと描く。栄光の時代は遠い過去になり、しがない毎日を送る主人公をミッキー・ロークが熱演。老眼鏡や補聴器を付け、忍び寄る衰えと戦いながらもトレーニングを続け、日焼けした肌や金黒まだらの髪といったヒーローの外見にこだわる。どんなに無様な格好をさらしてもプロレスしがみつく彼の姿が切ない。 かつて人気を誇

    レスラー - こんな映画は見ちゃいけない!
    hakaiya
    hakaiya 2009/06/14
    「希望に向かってジャンプ」!うわはははは!
  • セブンティーン・アゲイン - こんな映画は見ちゃいけない!

    セブンティーン・アゲイン 17 again ポイント ★★* DATE 09/5/18 THEATER WMKH 監督 バー・スティアーズ ナンバー 117 出演 ザック・エフロン/レスリー・マン/トーマス・レノン/ミシェル・トラクテンバーグ 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています 何もかもが輝いて、未来はすべて我がものと勝手に思い込むことができたあの頃に帰りたい。30代も半ばを過ぎると限界が見え始め、こんなはずじゃなかったとついつい過去の栄光にすがりたくなる。そんな男が若返り、その知識や経験を生かしてクールな別人になろうとするが、家族の音に触れるうちに、冴えない生活の原因が自分にもあるのを発見していく。映画は主人公が再生していく過程を通じて、人生の素晴らしさは日常のさまざまな場面に埋もれていると教えてくれる。 に家を追い出され、会社もクビになってしまったマイクは、かつて高校バスケッ

    セブンティーン・アゲイン - こんな映画は見ちゃいけない!
  • チェイサー

    hakaiya
    hakaiya 2009/05/16
    「ホラーとミステリー、バイオレンスと愛といった要素をごちゃまぜにした」
  • 新宿インシデント

  • スラムドッグ$ミリオネア

    ネタばれ注意! 結末に触れています 運命、それは必然がもたらすものであって、その答えは記憶を振り返れば必ずどこかに隠れている。クイズの正解も結ばれるべき女性も、過去のあらゆる場面にすでに組み込まれているのだ。恐るべき貧しさの中で生まれ育った少年は、見たこと聞いたこと感じたことをすべて覚えているだけでなく、意識せずとも目にした光景や耳にした情報を確実にインプットし保存できる驚異的な頭脳の持ち主。次々と出題されるクイズに対し、彼の思い出が解答を導いていく。ただ、最高額2000万ルピーの問題が「三銃士」の名前当てとは、あまりにも易しすぎて拍子抜けした。 クイズ番組で最終問題まで勝ち残ったジャマールは、詐欺の疑いで警察に拘束される。教育を受けていないジャマールがいかにして難問をクリアしたか、スラムで育ち孤児となった後、生きるために経験した筆舌に尽くしがたい半生を語り出す。 ゴミを漁って糧を得るよう

    hakaiya
    hakaiya 2009/05/04
    オマエにこの映画を語る資格は無い。
  • ザ・バンク-堕ちた巨像-

  • イエスマン - こんな映画は見ちゃいけない!

    イエスマン ポイント ★★ DATE 09/3/20 THEATER WMKH 監督 ペイトン・リード ナンバー 67 出演 ジム・キャリー/ズーイー・デシャネル/ブラッドリー・クーパー/リス・ダービー 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています 決断を迫られたときは必ず "yes" と言ってみる。するとそれまでの日常が嘘だったかのように物事に対して積極的になり、縁がないものとあきらめていた幸運が舞い込んでくる。離婚をきっかけに人間嫌いになり、友人や隣人の誘いを断り続け、オフィスでも最低限のことしかこなさなかった男が "yes" のひと言で生まれ変わる。己を肯定する魔法の言葉は周囲もハッピーに染めてゆき、主人公が劇的に変化する過程がコミカルで楽しい。 仕事も私生活もやる気がなく家でDVD鑑賞の日々を送っていたカールは、気まぐれに参加したセミナーで「何事にも "yes" と答える」と約束させら

    イエスマン - こんな映画は見ちゃいけない!
  • 見映画批評 「 ウォッチメン 」 | 映画批評なら映画ジャッジ!

    現在位置: トップ > 映画批評 > 見映画批評 > ウォッチメン ウォッチメン ◆視聴覚を刺激する映像は心の奥にダイレクトに訴えかけ、近過去とハイパーリアルとSFが見事に調合された世界観からは、少しだけ空間軸がずれたすぐ隣のパラレルワールドを覗き込むような既視感と違和感を同時に覚えてしまう。 (40点) ネタバレ注意!内容に触れています。 © 2008 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. WATCHMEN and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. Smiley Face Logo: ™ Smileyworld, Ltd. まるで知覚を増幅したかのように強調される細部へのこだわりに圧倒される。肉を打ち骨を砕く格闘、そして目もく

    hakaiya
    hakaiya 2009/03/31
    見ちゃいけ第三弾を準備中です。
  • パッセンジャーズ - こんな映画は見ちゃいけない!

    パッセンジャーズ PASSENNGERS ポイント ★★* DATE 08/12/16 THEATER FS汐留 監督 ロドリゴ・ガルシア ナンバー 304 出演 アン・ハサウェイ/パトリック・ウィルソン/デビッド・モース/クレア・デュバル 批評 ネタばれ注意! 結末に触れています 暖色を廃した寒々とした映像はどこか現実感に乏しく、ヒロインが体験するさまざまな事件も奇妙な感覚に包まれている。他の登場人物にも一貫性がなく、笑顔の下に一物を抱えていそうだ。彼女はいったいどこにいて、何を探しているのか。航空機墜落事故の生存者の心のケアを担当することになった若い女医が、聞き取り調査をしていくうちに真相に近づいていく。その過程はあくまでミステリアスで、謎が謎を呼ぶような構成。立ち位置が不安定なまま己の直感を信じて突っ走る彼女の知覚がリアルに再現される。 海岸に不時着した旅客機から奇跡的に数人の男女

    パッセンジャーズ - こんな映画は見ちゃいけない!
    hakaiya
    hakaiya 2009/03/29
    「もみ消し工作」って………
  • 超映画批評『愛のむきだし』45点(100点満点中)

    『愛のむきだし』45点(100点満点中) 2009年1月31日より、ユーロスペース他にてロードショー 2008年/日/カラー/237分/R-15/配給:ファントム・フィルム 原案・脚・監督:園子温、主題歌・挿入歌:ゆらゆら帝国、アクションデザイン:坂口拓、アクション監督:カラサワイサオ 出演:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、尾上寛之 上映時間4時間の純愛叙事詩&パンチラ 「自殺サークル」(02年)、「紀子の卓」(05年)など、作家性を"むきだし"にする作品群で知られる園子温(そのしおん)監督の最新作は、上映時間237分、タイトルが出るのが開始1時間後という、これまたとんでもない純愛エンタテイメントであった。 母を早くに亡くし、神父の父(渡部篤郎)と暮らすユウ(西島隆弘)。ところが、ある事件によって温厚な性格を一変させた父は、ユウを虐待しはじめる。教会での懺悔を日々強要されるようにな