痴漢通報、アプリで車掌へ ＪＲ埼京線で実証実験
ＪＲ東日本は４日、電車内で痴漢に遭った被害者が、スマートフォンの専用アプリから車掌に通報する新たなシステムの実証実験に乗り出すと発表した。タブレット端末で確認した車掌は、放送で注意を呼び掛ける。２月下旬から埼京線（大宮－新宿間）で実験を始める。 新システムは混雑した車内から被害を即座に通報し、周囲の乗客に発生情報を伝えることで、犯人への抑止効果とする狙い。実験で適切なアナウンス内容やアプリの安定性などを検証し、導入時期を詰める。 アプリはｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）に対応し、警報音を鳴らすこともできる。いたずら防止のためアプリ利用者には事前に個人情報を登録してもらう。車内の防犯カメラやスマホの位置情報を活用し、被害状況や列車の位置を特定する。
路上に行列「仮眠トラック」駐車違反一斉取り締まり ４０〜５０台、１キロに及ぶことも…大阪・鶴見
深夜から未明にかけ、仮眠などのため路上駐車するトラックやトレーラーが増えているとして、大阪府警鶴見署などは３０日早朝、大阪市鶴見区緑地公園の市道都島茨田（まった）線（花博通）で、違法駐車の一斉取り締まりを行った。同線では歩道寄りの１車線に数十台が列を連ねることも珍しくなく、府警は「常態化する違法駐車を一掃したい」としている。 道路交通法では、運転手が車内にいたとしても、仮眠や荷物の積み降ろしなどの理由で駐車禁止区域に継続的に駐車していた場合は違法駐車となる。 同署によると、現場の市道では数年前から路上駐車が増加。最近では４０〜５０台が約１キロにわたって並ぶこともあり、多くの運転手は荷物の搬送先などの始業を待つ間、窓のカーテンを閉めて仮眠しているという。府警はこれまで何度も警告を続けてきたが、改善がみられないため一斉取り締まりに踏み切った。 この日午前５時４５分から行われた取り締まりでは、路
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