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考察に関するhamachiのブックマーク (2)

  • エスキス - 21st schizoid mannerism

    卒論では、あるかけがえのない固有の「場所」に新たに建築を設計するときの、その場所と設計されたかたちの相関関係、設計プロセスにおけるそれらの取り扱いに関して分析・考察した。 「場所」に関する様々な思想―ウィトルウィウスの時代から始まり、トポス、コーラ、ゲニウス・ロキといった様々な場所をめぐる言葉、近現代、実存主義以降の建築場所論、地理学などを参照した上で、現代都市において、場所性、場所の固有性と都市、建築との関係を考察したい。 グローバルに資が流動化、世界化する現代都市においては、場所の固有性をはぎ取り、複製可能な技術・建築が様々な都市を覆っているが、それでもなお現代人は、情報化された世界の中で場所の差異を認識し、みずからの身体を都市の場所に投入して生きている。 現代都市における場所性を考えるうえで、インターネットという超物理・超時間的なツールが日常化し、大量の情報・記号が提供されることに

    エスキス - 21st schizoid mannerism
  • 「増改築」はわからないことだらけ

    建築ストックを活用する時代といわれるようになって久しいが、肝心のストックの実態を把握するための基礎資料やデータは、なんともお寒い状況にある。 例えば、耐震補強促進のために既存不適格建築物を増築する際の基準が一部緩和されているが、対象となる「既存不適格」の建築物、特に住宅がどのくらいあるかを示す政府統計データは存在しない。中古住宅、なかでも81年以前の旧耐震基準時代に建てられた住宅では、建築後に違法な増改築を行って既に「既存不適格」とはいえないものが相当数あると個人的には“確信”しているのだが、残念ながらそれを検証できるデータは見当たらない。 住宅ストックの活用やリフォーム産業の将来展望を検討するうえで「既存不適格」と「増改築」は重要なキーワードであるはずだ。ところが、「既存不適格」だけでなく、「増改築」についても実態はほとんどわからない。 住宅の「増改築」については現在、三つの政府統計調査

    「増改築」はわからないことだらけ
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