京大人文研東方学叢書 第一期 全10巻 四六判・上製・紙カバー装・帯付・平均250頁 各巻予価税込3,300円(本体3,000円+税) 京都学派の伝統がひらく 深淵な東洋学の世界 京都大学人文科学研究所東方部は、東方学、とりわけ中国学研究に長い歴史と伝統を有し、世界に冠たる研究所として国内外に知られている。約三十名にのぼる所員は、東アジアの歴史、文学、思想に関して多くの業績を出している。その研究成果を一般にわかりやすく還元することを目して、このたび「京大人文研東方学叢書」をここに刊行する。 * 毎年2冊配本/タイトル・内容・配本順は一部変更になる場合がございます。 2016年配本 1 韓国の世界遺産 宗廟 王位の正統性をめぐる歴史 矢木 毅 著 税込3,300円(本体3,000円+税) 2 赤い星は如何にして昇ったか 知られざる毛沢東の初期イメージ 石川禎浩 著 税込3,300円(本体
『全南島論』吉本隆明著、安藤礼二解説 作品社・5832円 吉本隆明が生前、発刊を心待ちにしていた大著『全南島論』がいよいよ発刊された。発行にかなり時間を要したのは、南島に関わる論考を網羅する困難さがあったからであろう。事実、発行予告が出た昨年からでも3点ほど追加されている。当然、予告されたページも530頁から589頁になり、定価も上がった。 本書の「まえがき」と「あとがき」は2005年に既に書かれていた。「まえがき」で吉本はまず、学問的な仕事としては柳田國男の『海上の道』、折口信夫の「日琉同族論」などを意識し、文学的には埴谷雄高、島尾敏雄への関心があったと記した。吉本が沖縄に目を向けたのは、日本列島の大和王権は弥生時代から始まっているが、しかしそれ以前に縄文の時代があり、痕跡は沖縄のほうに多く残っている、つまり弥生の大和王権の遺制以前のものが沖縄に見いだせるというところにあった。1970年
連載 2024/5/24 ニコ・ニコルソン,佐藤 眞一,小島 美里 第7章 不幸な最期にならないか不安です
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