大阪 北区のビルに入るクリニックが放火され、巻き込まれた26人が死亡した事件から17日で2年です。遺族や元患者の中には時がたつにつれて悲しみや不安が募っているという人もいて、周囲がどのようにサポートしていくかが課題となっています。 2年前のおととし12月17日、大阪 北区のビルに入る心療内科のクリニックが放火され、巻き込まれた患者や医師、スタッフあわせて26人が死亡しました。 この事件では谷本盛雄 容疑者(当時61)も死亡し、その後、殺人と放火などの疑いで書類送検され、不起訴になりました。 現場のビルは2年がたった今も立ち入ることはできないようになっていて、クリニックが入っていた4階は割れた窓に板がはり付けられ、看板も当時のまま残っています。