非正規の働き方をあえて選ぶ人が増えている。25〜34歳のうち、都合の良い時間に働きたいとして非正規になった人は2023年に73万人と、10年前より14万人増えた。「正規の職がない」ことを理由にした非正規は半減した。正社員にこだわらない働き方にあった処遇や、社会保障の制度設計が必要になっている。都内で働く25歳のある女性は大手IT(情報技術)企業の正社員から、非正規社員として音楽業界に転職した。
兵庫県川西市の中学校で始まった“給食のふりかけ持参”が論争を呼んでいる。遡ること2023年4月。川西市長と中学生との意見交換会で、生徒から給食の食べ残しを防ぐために「ふりかけ持参を認めてほしい」との要望があり、教育委員会は同年9月から条件付きでこれを認めた。 【映像】“ふりかけ持参OK”川西市の給食(実際のメニュー) 具体的には各家庭から1人1袋、友達などへ渡さないことだという。 その後、教育委員会が実施したアンケートによると、ふりかけを「ほぼ毎日持ってきている」と答えた割合は7.4%、「ときどき・何度か」が同16.1%に対して「持ってきたことはない」は同77%で現状は多数を占めている。 一方で、川西市議会では反対の声があがっている。2023年9月、黒田美智市議は「給食は栄養バランスと衛生管理・食中毒などの事故が起こらないよう管理されている。家庭から違う食べ物を持って入ることがスムーズに行
5歳で母を亡くし、松山市のファミリーホームで育った大学生の梨菜(20)には、ずっと大切にしている手紙がある。母の順子が34歳で亡くなる直前、将来の娘を思い浮かべてしたため、20歳まで毎年の誕生日に届けるよう弁護士に託していた。その最後の1通が2023年12月、梨菜の元に届いた。 【写真】児童養護施設に入所していた頃の梨菜さん。あまり感情を表に出さなかった(2010年、神戸市で)=梨菜さん提供 梨菜は今、児童福祉司を目指し、福岡のマンションで一人暮らしをしながら、大学に通う。アルバイトをかけ持ちし、課題のリポートや実習をこなす。化粧品の販売員をしていた母の影響だろうか。メイクの楽しさを知り、鏡を眺めていると、「お母さんに似てきた」と思う。 たった一人の家族だった母を亡くしてから14年余り。困難に直面した時、さみしさで押しつぶされそうな時、母からの手紙を読み返し、その字を指でなぞってきた。 〈
3日午前10時54分ごろ地震がありました。 この地震による津波の心配はありません。 震源地は石川県能登地方で震源の深さは13キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.6と推定されます。 各市町村の震度は以下のとおりです。 ▼震度5強 石川県輪島市 ▼震度4 石川県七尾市、石川県中能登町、石川県穴水町、石川県能登町 ▼震度3 富山市、富山県高岡市、富山県氷見市、富山県砺波市、富山県小矢部市、富山県南砺市、富山県射水市、富山県舟橋村、富山県立山町、石川県金沢市、石川県小松市、石川県輪島市の舳倉島、石川県珠洲市、石川県加賀市、石川県羽咋市、石川県かほく市、石川県白山市、石川県能美市、石川県志賀町、石川県宝達志水町、岐阜県高山市、岐阜県飛騨市、岐阜県白川村 1日夕方以降、能登地方や周辺を震源とする地震が相次いでいます。 気象庁は「1週間程度、特に2、3日の間は最大震度7の揺れを伴う地震に注意してほ
組体操などのない安全なプログラムが組まれ、午前で終わる運動会。近年、小学校の運動会の形が変わりつつあります。運動会は誰の判断で開催し、プログラムはどのように決まるのか。今春まで小学校の校長を10年務めた田畑栄一さんにお聞きしました。 【画像】「もう読んだ?」小3の運動会招待状がすごいと話題「奇才現る!」 ■運動会は「学習指導要領」で定義されているわけではない ── 運動会の開催や方向性は、学習指導要領で定められているのでしょうか? 田畑さん:運動会は学校の判断で開催しており、開催が義務づけられているわけではありません。コロナ禍では、学校長の判断で運動会を中止した学校は多いと思いますよ。 学習指導要領『特別活動』では「健康安全・体育的行事」とされていて、「運動会」はその一例として挙げられているだけ。そのため運動会ではなく、球技大会でもいいわけです。子どもたちの希望に沿って、狙いさえしっかりし
内閣府の調査で、15歳から64歳までの約2%にあたる推計146万人がひきこもりの状態になっているというのが分かった。以前は推定100万人であると言われていたが、146万人に増加した。いつまで経っても自立できない子どもは、親を精神的にも経済的にも消耗させている。親から自立ができない人生は、自分の人生とは言えない。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』) 【関連】小池都知事の暴走「太陽光パネル設置義務化」を都議会議員が猛批判。上田令子議員に聞く問題点と撤廃させる方法=鈴木傾城 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。 中高年の引きこもりも増加。もはやコントロール不能に 内閣府は、2022年
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私、1人で生きることになったので。 やはり最後までなんとか、生きられるだけ自分の力で生きていきたいなあと思って、それで「終活」始めたんです。 葬式はしなくていいです、火葬してもらえれば。お墓は樹木葬で。 私は80過ぎて始めたんですけれども、もっと早く始めたほうがよかったなと思っています。 「覚悟していた」その日が 3年前、約30年間連れ添ったパートナーの女性を、がんで亡くしました。 がんの治療が続く中、亡くなったあとのことは最後までほとんど話すことができなかったと言います。 「覚悟はしてたんですけどね。明るい性格で、『私があなたの面倒を見るわよ』って言ってくれるような人でした。そのときは『終活』ということばも知らず、あとのことはなるようになるだろう、ぐらいしか思っていませんでした」 パートナーが亡くなって1か月ほど後、子や孫のいない酒向さんは自分の死後のことを考え、「終活」を始めました。
大学の理工学部系に占める女子学生の割合は28%、工学部系では17%。文部科学省が昨年度に行った調査の結果だ。大学側は理工系学部に女子学生があまりに少ない現状を憂えている。研究開発の遅れや、日本の国際競争力の低下が懸念されるためだ。 理工系の女性はなぜ増えないのか(前編) 進路選択を阻む「アンコンシャス・バイアス」 なぜこんなに少ないのか。要因を探るため、共同通信は理工系分野での女子学生の育成に力を入れる全国約50の大学にアンケートした。その結果、76%が親や教員らによる性別に基づく思い込み「ジェンダーバイアス」が影響していると答えた。 親は子どもに、こんな言葉をかけていないだろうか。「女子は理系科目が苦手」「理系は男子ばかり」「卒業しても女性の仕事はない」―親心のつもりの助言が、子どもの進路選択を狭めている実態が浮かぶ。 京都大は「多様で柔軟な社会への転換が必要だ」と指摘していう。女子が性
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