日本で生活する外国人は様々な形で増えている。将来の受け入れ拡大を見据え、外国から来た人が安心して働き、暮らせる環境づくりを始める時期にきている。埼玉県川口市にある芝園団地。約2500戸のこのマンモス団地の住民のほぼ半数は中国人だ。都内の企業で技術者などとして働く人が多いという。互いの違いを認める以前は住民の間の交流は乏しく、ゴミの捨て方や騒音など生活様式の違いからくるトラブルも多かった。そこ
川口市の芝園団地で22、23日に行われる盆踊りで、みんなが踊れるようにと、団地内にある芝園公民館が講習会を開いた。同団地には若い中国人の家族も多く住んでおり、本番で大勢の人が参加してくれることを期待している。 講師は同団地に住んで約30年という渡辺礼子さん(85)。5日の講習会には団地住民ら約20人が参加し、炭坑節など10曲を踊った。芝富士小学校3年生の金本直樹君は「始めは難しかった。だんだん慣れてくる感じ」。同じく3年生の渡辺心羽来(こはく)君は「楽しかった」と言う。 これまで2回の講習会にはに中国人も女性2人が参加。講師の渡辺さんは旧満州四平街(現中国東北部)生まれ。「中国人に教えるのは不思議な縁を感じる」と言う。「本番の盆踊りでは中国の女性もやぐらの上で踊る。若くて美人ばかりですよ」と話していた。
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