中国人住人の数が半数を超えた埼玉県川口市のマンモス団地に2014年から移り住み、「顔の見える関係作り」に奔走する。 商社マンだった20代のころ、ノルウェー支社で文化摩擦を体験した。ノルウェー人は仕事場に犬を連れてくるなど働き方も労働観も違う。それなのに、日本人上司は理解できず、いらついていた。 …
多くの中国人の住民が住んでいる川口市芝園町のUR機構・芝園団地(約2500世帯)で26日、中国人を中傷する落書きで埋まっていたテーブルに日中住民が色とりどりの手形を押し、楽しいアート作品に生まれ変えらせた。 日中住民の懸け橋となる活動をしたいと「芝園かけはしプロジェクト」を立ち上げた大学生グループにとって記念すべき第一歩となった。 団地の共有スペースにあるテーブルには「中国人帰れ」などの落書きがあったが、「落書きを消してアート作品にしよう」と大学生たちが提案。団地自治会(平光四郎会長)や団地商店会(津田恭彦会長)、URが賛同し、17日に日中住民によって落書きを青いペンキで塗りつぶした。 仕上げの作業となったこの日は日中住民のほか、「かけはしプロジェクト」の大学生8人が参加した。 参加者たちは、自分の手に黄色や水色、ピンクなど色とりどりの塗料を塗って、テーブルにぺたんと押しつけた。手
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