現在、日本ではインターネット上で繰り広げられる「差別的な発言」が問題になっているが、実はアメリカでも同様の事態が起き犯罪も増えているという。 ネットの拡大で人種差別的な犯罪が増加 この実態を明らかにしたのは、カールソン経営大学院のジェイソン・チャン教授とニューヨーク大学スターンスクールのAnindya Ghose教授、そしてRobert Seamans氏。 彼らはFBI(米連邦捜査局)や連邦通信委員会、労働統計局、国勢調査局などの膨大なデータを分析。その結果2001年から2008年までの間で、インターネットの利用拡大により一匹狼型の加害者が引き起こす人種差別的な事件が増加していると結論付けた。 さらに人種的緊張の強い地域においては、ブロードバンドのプロバイダーが1つ増えるたびに差別的犯罪が20%も増えているとも主張している。 過激思想を広め、個人に犯罪を促す 実際に彼らが利用したデータには