「コンピュータのプログラミングを学ぶ」といえば、「情報処理技術者」のような資格を取ってプログラマー、システムエンジニアなどIT関係の仕事につくというイメージがあります。そんな職種は慢性的な人手不足なので有資格者は即戦力として優遇されます。転職して収入アップを狙おうと勉強している人も少なくないでしょう。 ところが、IT関連企業に勤務していなくても、情報システム関係の部署ではなくても、営業や企画のような仕事でも、文系の出身でも、ビジネスパーソンがまるで「一般教養」を身につけるような形でプログラミングを勉強する動きが、静かにひろがっています。 IT教育に特化したオンラインスクール「テックアカデミー」を運営するキラメックスによると、2012年にプログラミング教育をスタートさせた頃は勉強の最終目的はエンジニアになることだという受講生が多かったといいます。しかし最近は、エンジニアなど専門職を目指すわけ