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ブックマーク / mojimoji.hatenablog.com (6)

  • 「レイプレイ」と言論の自由、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    昨日の記事に付け加えることはあまりないのだけど、「読み解く」のは難しいのでしょう。同じ事を別様に言うというのは嫌いじゃないので、書いておく。 僕は「愛好家・擁護者がこの程度である限りは、こんなものは規制さるべし」の述べているのだが、重要なのは前半の条件節の方。脚注でも述べているように、ここまでラディカル・フェミニズムをなぞって論を立てても、規制に100%賛成するわけではないのだ。僕は、どちらかと言えば、原則論的な「言論の自由」信奉者だ。規制には「最大限」反対。100%ではないけどね。 性も、性暴力も、暴力も、差別も、殺人も、その他どんなものであれ、表現の対象にしうる。表現したらいい。表現の内容は問題にしうる。問題にしたらいい。表現も、表現を問題にする言説も、原則としては、言論の自由という土俵の上で互いにぶつかり合うことができ、それを通じて、私たちの認識は磨かれる。それでこそ「言論の自由市場

    「レイプレイ」と言論の自由、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。
  • 「レイプレイ」と言論の自由 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    女性を陵辱して言うなりにすることを目的とするゲームへの規制が主張されていることに対して、「表現の自由」の名の元に「規制まかりならぬ」などと言う輩がいるらしい。笑うべき論、と思う。 この件に関して、佐藤亜紀氏が6月3日付の日記で述べている次の内容は重要だと思われる。 『悪魔の詩』がそういう(注意:ムスリムは表現の自由を圧殺する、というプロパガンダの)トポスにならずに済む機会が、少なくとも一度はあった、と私は考えている――冗談みたいな話だが、在英ムスリム団体があのに冒涜罪を適用するようにと当局に訴えた瞬間がそれだ。逆説的だが、もしイギリスの法廷が、冒涜罪は国教会とその首長である女王に対する冒涜に対してのみ適用される、などという固いことを言わずにラシュディ氏を召喚していたら(かつ、表現の自由が、とか言わずに、悪意の有無を徹底して追及していたら)、ラシュディ氏はむかつきながらも西と東の狭間に立つ

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  • パレスチナを、村上春樹のエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の本 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「村上春樹をエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の」@鰤端末鉄野菜 Brittys Wake ↑に便乗して、返礼してみる。とはいえ、僕はパレスチナ関連のを網羅的に読んでいるわけではないし、全然書誌情報が足りない。というわけで、知人の手助けなども借りてリストした上で、内容紹介については、パレスチナ情報センターの「書籍紹介 パレスチナ/イスラエルに関する注目の書籍」を参考に。勝手に「文学っぽいにおいがするなぁ」と思ったものをチョイス。*1 村上春樹ファンと村上春樹嫌いと村上春樹がどうでもいい人に捧げます。 イスラエル/パレスチナに関心を寄せるすべての人と、今はまだ関心を寄せていないすべての人にも捧げます。*2 1. エドワード・サイード『パレスチナへ帰る』 パレスチナへ帰る 作者: エドワードサイード,Edward W. Said,四方田犬彦出版社/メーカー: 作品社発売日

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    kaerudayo
    kaerudayo 2009/02/26
    パレスチナについておすすめ本
  • 「村上春樹」を巡る政治 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    まだ、講演全文は入手していないけれど。 私たちが得たもの 村上の発言は、少なくとも想像されていたよりはずっと踏み込んだものであったし、具体的でもあったのではないでしょうか。イスラエル側の被害者のイメージを切り捨てなかったのは、(そこに誤解の余地が残ってしまうにしても)むしろ大事なことだと思います。先の記事へのコメントにも書きましたが、ハマスのロケット砲が問題ではないわけではないですから。正しくは、問題にすべきだが、問題にするための前提を欠いている、という状況なわけであり、少なくとも村上は、そのことを否定することは言っていません。 村上発言に対するイスラエルにおける受容については、いくつかのパターンがあると思います。「もう村上なんて読まない」と怒る人。「村上は、村上の信念を述べた。私は私の信念に従う」と満面の笑みでリベラルさを演出する人。忘れたフリ、見なかったことにする人。「村上の突きつけた

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  • 村上春樹、エルサレム賞受賞おめでとう!!! - モジモジ君のブログ。みたいな。

    イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞の09年受賞者に作家の村上春樹さんが決まった。受賞選定委員長が編集長を務めるイスラエルの有力紙ハアレツは21日付で、受賞理由について「日文化と現代西欧文化とのユニークなつながりを描くなど、西側で最も人気がある日人作家。読むのはやさしいが、理解するのはむずかしい」と伝えた。 http://www.asahi.com/culture/update/0124/TKY200901240160.html 他にも、「村上春樹 エルサレム賞」で検索すると、いろいろ出てきますね。*1 ところで、あれこれ検索してると、エルサレム賞については、かつてこんなことがあったそうです。 5月11日の南ドイツ新聞によると、ニューヨークの作家で、人権擁護活動でも有名なスーザン・ソンダクがこのほど、イスラエルのイエルサレムで開催されていた国際書籍市のおりに、「2001年イエルサレム賞

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    kaerudayo
    kaerudayo 2009/01/28
    村上春樹がイスラエルでなにを語るか。ここんとこの感じだとスルーはせず、この世にあふれる容赦ない暴力について語るかと。実に楽しみ。
  • モジモジ君の日記。みたいな。 - 従軍慰安婦問題──何が問題なのか

    広義の狭義のと、安倍がこの問題についてロクに知らないのがよくわかる。手元に資料がないので大雑把になるが、従軍慰安婦問題の何が問題なのか、簡単に整理してみる。 第一に、軍の行く先々に慰安所を開設することは日軍が立案して業者を手配している、つまり、日軍が完全にイニシアティブをとっているという点がある。日軍にとって慰安婦は軍需物資であり、慰安所は兵站の一部だった。業者が軍の需要を見込んで慰安所開設を持ちかけた、という形のものではない。 第二に、業者が慰安婦を徴用する際に、「兵隊の事の煮炊きなどのお手伝いの仕事がある」などの嘘による勧誘、前借金や暴力的威圧などによる強要といった手段が多く用いられた点がある。多くの証言から、兵隊や官憲が直接行ったというケース(狭義の強制)は報告されておらず、軍の依頼を受けた業者が行った(広義の強制)のが一般的だった、ということになっている。ただ、いずれにせよ

    モジモジ君の日記。みたいな。 - 従軍慰安婦問題──何が問題なのか
    kaerudayo
    kaerudayo 2007/03/09
    この説明でフィニッシュじゃないかと。
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