「里山倶楽部」の合言葉は、”好きなことでそこそこ儲ける”。彼らが、持続可能な里山をつくる秘訣とは? 2019.09.27 マイプロSHOWCASE関西編 with 大阪ガスネットワーク マイプロSHOWCASE関西編 with 大阪ガスネットワーク 狩野哲也 狩野哲也 「好きなことをして、そこそこ儲けて、いい里山をつくる」。 これは、大阪府南部・河南町の里山をフィールドに山仕事や米・野菜づくり、環境教育、木質バイオマスなどの里山保全活動に取り組む、「NPO法人里山倶楽部(以下、「里山倶楽部」)」の設立当初の合言葉です。 里山を維持することはたいへん根気のいる活動なのに、 “好きなことをしてそこそこ儲ける”なんて夢のような話ですが、なんと里山倶楽部はこのスタンスで”30年以上活動を続けてきた団体です。 かつて日本では、雑木林の間伐材を炭などの燃料にしたり、落ち葉を田んぼの肥料に使ったりと、生