長野県小諸市議会は20日、市庁舎の整備問題をめぐり、芹沢勤市長が別府福雄議長に対して「差別発言」をしたとして、市長に公の場での謝罪などを申し入れた。 市長は「議会との関係なので議場で説明する」と答えたが、市議会は「議会と行政の範囲を越えて影響が出ているので公の場でも謝罪してほしい」と求めている。 市は先月11日、防災などの専門家を招き、市議らと勉強会を開催。市長は翌12日、防災上の観点から、市庁舎を大型商業施設「VIO」跡地に新築する構想案を断念する意向を示した。市議会は構想案の断念を受けて同27日に「十分な検討もなされないまま拙速」などと申し入れた。これに対し、市長は「拙速とは早すぎて結果が間違っていることだ」として、別府議長の出身高校名を挙げて「高校で(言葉の)意味を習わなかったのか」などと発言した。 その後、市議会側から発言への反省などを求められ、市長は「差別的な意識は毛頭なく、『拙
長野県の村井仁知事は10日の記者会見で、リニア中央新幹線の駅を1県に1駅ずつ設置するとの松本正之JR東海社長の発言について「中間地点の駅は経営的に大してプラスにならないとみているのは理解できるが、それで事業が進むのだろうか」と疑問を呈した。 リニア中央新幹線をめぐってはJR東海が直線ルートで進める方針なのに対し、長野県は諏訪地方を通過する迂回(うかい)ルートを主張し、県内に複数駅の設置を求めている。 また村井知事は北陸新幹線の長野以北延伸に伴う並行在来線(長野−妙高高原)の経営について「別会社を建てるのではなく、しなの鉄道が担うのではないだろうか」との見解を示した。 しなの鉄道は長野新幹線開業に伴い、JR東日本から信越本線軽井沢−篠ノ井間を引き継いだ第三セクター。
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