オールタイムベストって「自分が好きな作品」を選ぶか「客観的に重要な作品」を選ぶかでかなり性質が違ってくると思うんですが、そもそも「自分が好きな作品」なら毎年の個人的ベスト10をまとめればいいだけだし、「客観的に重要な作品」を選ぶならアニメ化リストを見ながら売れてそうな作品を選ぶだけなので、あんまり面白くないんですよね。 と思いつつ、まあ何事も経験だし、いったん100作品挙げてみるか、ということでリストアップしてみました。大変でした。 いや100作品って中途半端なんですよ。まずパッと思いつく作品を並べてみたら60作品くらいだったんですよ。んで気合を入れて候補をリストアップしたら140作品くらいになったわけですよ。だからもう極端に言えば「同率61位が80作品ある」みたいな感じなんですよね。今日寝て明日起きたらぜんぜん別のリストを作っているかもしれない。その程度のものです。 ちなみに私がリアルタ
昔の日本ではハート形を何と呼んでいたのだろう 気になるねえ 何故気になったのか 昨晩の鉄腕DASHで自然薯を掘っているのを見たから 「自然薯を探すときはまず特徴的なハート形の葉を探すとよい」のような説明がされることがままある 「ハート形」という概念が無い昔の日本だと自然薯や山芋の葉のような形を何と呼んでいたのか、というのを知りたい 調べましょうね とりあえず「ハート 昔 日本」でぐぐってみるか…… なるほど、西洋からいわゆる「ハート」概念が伝来する以前から土器や織物にハート形の文様が存在する、と 神社仏閣など建築物には「猪目」と呼ばれるハート形の意匠が施されている、と なるほどねえ じゃあ昔の日本で自然薯を探すときは「猪目型の葉っぱを探すとよい」と説明されていたのだろうなぁ~ ……とはならない 「西洋ハート伝来以前から猪目と呼ばれるハート形の文様が存在した」イコール「自然薯など芋系のハート
1980年代または1990年代のサンライズのアニメを見たことがあるなら、西村誠芳の作画を見たことがあるか、西村氏の名前を知っている可能性があります。アニメーターと作画監督として、西村は主にサンライズと協力している作画会社、スタジオダブの中心メンバーの一人でした。ダブは、東京ではなく福島県いわき市に設置されるという特殊性を持っていました。 西村氏は、『CITY HUNTER』、『ダーティペア』、『機動警察パトレイバー PATLABOR ON TELEVISION』など、サンライズの最も代表的な作品のいくつかを務めました。または、『機動戦士Vガンダム、『機動武闘伝Gガンダム』、『新機動戦記ガンダムW』のロテーションの大事な一人として、そして『機動新世紀ガンダムX』のキャラクターデザイナーとして、平成ガンダムシリーズの重要な役割を果たしました。 仕事場は東京外でしたが、西村氏はサンライズやダブに
ウクライナ、ポーランド、ベラルーシ、バルト三国。西欧諸国とロシアに挟まれたこの地で起きた人類史上最悪のジェノサイド。旧ソ連体制下で歪曲・隠蔽されてきた事実を掘り起こし、殺戮の全貌を初めて明らかにした歴史ノンフィクションがついに学芸文庫に入った。今日の世界で『ブラッドランド』をどう読むべきか? 文庫化に際し、訳文にあらためて向き合った翻訳家の布施由紀子さんに、現在の思いを綴っていただいた。(PR誌「ちくま」12月号より転載) 2015年に翻訳出版されたティモシー・スナイダー著『ブラッドランド──ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』が、このほど著者あとがきを加えた新版の学芸文庫としてお目見えする。実質的にはこの春本国アメリカで出版された改訂版ペーパーバックの翻訳だが、本文自体の内容に大きな変更はない。 著者のスナイダー氏は中・東欧史を専門とするイェール大学歴史学部の教授。学生時代はいつか外交官
結論から言うと、Twitter発祥のジョークが一人歩きして信じられてしまったものだと考えられます。 (了承いただきたいこと:本稿の筆者は政治学ならびに史学の専門家ではありません。必要であれば専門領域の方に補足いただけると幸いです。) 経緯昨今のウクライナ情勢悪化より前から、「ソ連はまだ存在する」という言説をがTwitterを中心として見られました。内容は至ってシンプルで、「ソ連は加盟国が0になっただけであり、まだ組織としては(空っぽだが)存在する」というものです。 その起源についてはまだ確定できないのですが、少なくとも2018年頃におふざけ的なものとして流行したようで、その様子がTogetterにまとめられています。当時の(日本国内で感じられる)情勢としては現在ほど緊迫したものではなく、東欧・CIS諸国などの歴史・地理に関心がある層がネタにしていたといった程度だと思われます。(構図は違いま
バルト海に面したリトアニアで第2次世界大戦中、外交官の故・杉原千畝(ちうね、1900~86)が発給したいわゆる「命のビザ」で、ユダヤ人難民らは何から逃れようとしていたのか。専門家が米国に所蔵されている当時の1次資料を分析したところ、「ナチスの迫害から」とする見方だけではない事情が浮かんできた。 杉原は当時、独立国リトアニアの首都カウナスで日本領事代理を務めていた。40年7~8月、ドイツと旧ソ連による侵攻で母国を失った主にポーランド国籍のユダヤ人難民らに、日本の通過ビザを発給したことで知られる。外務省の記録では、杉原がこの時期に発給したビザは計2140件とされる。 東京理科大学教授の菅野(かんの)賢治さん(ユダヤ研究)は、当時の実情を知ろうと、歳月を経て出た回想録などの文献を除き、当時の1次資料のみを考証の対象とした。 現地で難民救援にあたったユダヤ人の非政府組織「アメリカ・ユダヤ合同分配委
明治初期まで存在した職で、伊勢神宮参拝者の案内などを務め、江戸期のお伊勢参りブームを支えた「御師(おんし)」に関する資料約1万数千点が、三重県伊勢市の旧宅から見つかった。調査した皇学館大研究開発推進センター(伊勢市)によると、これほど多数の資料がまとまって発見されるのは珍しい。御師の一族が家臣を雇う際に提出させた雇用誓約書などが含まれており、活動の実態を究明する糸口になるという。 発見されたのは、16~20世紀の500年分の文書で、伊勢神宮外宮の神職を兼ねた橋村一族にまつわるもの。皇学館大の小林郁(かおる)助教(32)が子孫から情報提供を受け、2018年に市内の子孫宅で資料を見つけた。小林助...
コンピュータ上の文字や記号で構成された絵や図のこと。AAとも略される。 『ASCII文字コードによるアート』を源流とし、掲示板文化の興盛と共に多くのアスキーアートが誕生した。 しかし、その姿はフォントや環境に依存するため、ハード・ソフトの多様化が進む現代では逆風。まともな状態を見られる場は限られ、衰退を余儀なくされている…… アスキーアートクイズと聞いて、今はたまたまオモコロというメディアに寄寓しているだけの電脳漂流者インターネット・ドリフターズが集結しました。 【回答者】 ヤスミノ:オモコロ編集部。かつて2ちゃんねるの独身男性板に入り浸っていた。 ダ・ヴィンチ・恐山:オモコロ編集部。ネットミーム元ネタカルタ優勝経験者。 ストーム叉焼:ライター。AAなりきりチャットに入り浸っていた日々を思い出し苛まれている。 夢顎んく:ライター。ブーン系小説執筆者。クソスレドンキーノにスレを3つほどまとめ
本学が主催する「古代出雲文化フォーラム」は古事記編纂1,300年を記念して平成24年度から始まり,東京,広島,大阪,福岡,愛知など全国各地で回を重ね,今回で11回目の開催となります。 令和6年3月9日(土)に開催する「古代出雲文化フォーラムⅪ」は広島市での開催を予定しています! テーマは「古代出雲と備後」。古代の出雲と備後,さらには安芸と石見も含めた交流をテーマに講演を行います。最新の発掘調査や研究の成果に基づく両地域の交流の歴史を,様々な角度から,一緒に考えてみませんか。 参加をご希望の方は,FAX・ハガキにてお申込みいただくか,こちらの参加申込フォームよりお申し込みください。(申込締切:令和6年1月31日。当日消印有効。)ただし,申し込みは先着順となりますので,定員になり次第締め切らせていただきます。ご参加いただける方には,令和6年2月上旬頃,入場整理券をお送りいたします。 皆さまのご
メニュー 行政地名 一覧 歴史的地名/現代地名による統合検索 - 歴史的地名/現代地名を対象とした統合検索 『日本歴史地名大系』地名項目データセット れきちめ:日本歴史地名統合データベース 概要 『日本歴史地名大系』行政地名変遷データセットは、『日本歴史地名大系』(平凡社)の各巻末付録「行政区画変遷表」をもとに作成したデータセットです。江戸時代の郡・村から明治の市制・町村制施行(1889年)までの行政地名の変遷をまとめます。2023年10月現在、市区町村情報=3,611件を提供しています。1889年以降の行政地名の変遷については歴史的行政区域データセットβ版でまとめています。 行政地名データセットの全体像については、れきちめ:日本歴史地名統合データベース、あるいは以下のプレスリリースをご覧ください。 歴史的地名の「行政区画変遷」を大規模オープンデータ化~『日本歴史地名大系』を平凡社地図出版
ハイテク産業で鳴らしているイスラエルは、軍事力が高く、好戦的な国としても知られてきた。なぜか。一般には、あるいは今日のイスラエル人自身にとっても、ホロコーストを二度と繰り返さないためにそうなっているという説明がしっくりくるだろう。しかし、イスラエルをつくったシオニストの自衛への意識は、ホロコーストが始まる前から十分に高くなっていた。ホロコースト以前の世界のユダヤ人口の中心はロシア東欧地域である。シオニスト運動はロシア帝国に始まり、当地出身のユダヤ人が思想的にも人材的にもシオニスト運動やイスラエル建国を引っ張ってきた。では彼らはなぜ自衛の意識を高く持ったのか。 本書は、その最終的なカギとなったのは、1917年のロシア革命によってロシア帝国が崩壊し、その結果生まれた権力の空白時代に吹き荒れたポグロムだったと見る。ユダヤ人を虐殺したりレイプしたり、商店や住居から略奪したりするポグロムは帝政時代に
索引 ~の歴史 書物史を変えた大発明 作者:デニス・ダンカン光文社Amazon主に重要な単語や人名が何ページに出てくるかを示すために巻末についている「索引」。索引はノンフィクションについていることが多いが、これに注意を払う人はあまり多くないだろう。調べ物でもなくただそのノンフィクションを頭から尻尾まで楽しみたい人にはそこまで必要なものとはいえない。実際、僕も読まない方が多い。 しかし何か具体的な目的を持ってある本を読んだり、読み返したりする人にとってはとても重要な存在である。えーとこの本のフロイトについて言及してる箇所が知りたかったんだけどどこだったっけな……という時に、電子書籍なら検索で一覧が表示されるが紙の場合は索引がなければ最初から読み返す必要があるからだ。 本書『索引 ~の歴史 書物史を変えた大発明』は、そんな索引の歴史について書かれた一冊である。僕が日頃読むノンフィクションには日
https://www.nhk.jp/p/dramatic/ts/QJ6V6KJ3VZ/episode/te/N84522JRJ7/ ロンドンの象徴、ビッグベン。1859年に時計塔として運用が始まって以来初となる大修復が、5年がかりで行われた。建設時の姿を取り戻そうと、イギリス中の職人が奮闘! ロンドンの町の象徴、ビッグベン。1859年に時計塔として運用が始まって以来、毎日15分ごとに時を告げてきた。しかし、完成から長い時間が経ち、2017年、初めてとなる大修復が始まった。ミッションは建設当時の姿を取り戻すこと。重力を活用した時計の心臓部や、ガラスが使われた文字盤、装飾の本来の色などを蘇らせようと、イギリス中の職人たちが奮闘する。5年にわたる大修復の舞台裏に密着!(イギリス2022年)
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