古生代デボン紀に森林=中国で樹木化石発見 2019年08月09日01時21分 中国の古生代デボン紀後期(3億7200万~3億5900万年前)の地層から発見された化石に基づく、樹木状シダ植物の森林の想像図(北京大などの研究チーム提供) 中国安徽省の古生代デボン紀後期(3億7200万~3億5900万年前)の地層から、樹木状のシダ植物の化石が多数見つかり、森林が25ヘクタール以上広がっていたことが分かったと、北京大などの研究チームが発表した。論文は8日付の米科学誌カレント・バイオロジー電子版に掲載される。 〔写真特集〕日本と世界の発掘・出土品 デボン紀に続く石炭紀には巨大な樹木状シダ植物が大森林となり、堆積して石炭になったと考えられている。今回化石が見つかったシダ植物は幹の直径が最大18.7センチで、高さは3.2メートル以下が多かったと推定される。 中国の古生代デボン紀後期(3億7200万~3億