寄稿: Roberto Sponchioni 2016 年に入ってから、全世界規模の感染が確認されるまでは、あっと言う間のことでした。新年を迎えてからわずか数日後に、シマンテックの遠隔測定は、侵入防止システム(IPS)のシグネチャ「Web Attack: Mass Injection Website 19」に該当する検出数の大きい突出を記録しました。このシグネチャは、危殆化した Web サイトにインジェクトされた隠しスクリプトを使って、悪質なコードをホストしている Web サイトにユーザーがリダイレクトされたことを検出します。ユーザーが、危殆化した Web サイトへとブラウザで移動すると発動します。 図 1. Web Attack: Mass Injection Website 19 の検出数 悪質な Web サイトへのアクセス試行が確認されたのは、半数近くが米国(47%)で、インド(12