(ガイア教の天使クジラ その4 の続き)ずいぶん間が空いたが久しぶりに続きを書く。あちこちからリンクされているのは喜ばしいのだが、若干誤読されていそうな気配も出てきたのでちょっと今までの流れを止めて、この一連のエントリで扱わない物事は何かということを書く。 まず、反捕鯨運動の始まりやそのきっかけに関しては扱わない。昔調べた名残でまんざら知らないわけではないが、一切扱わない。これらは(少なくとも私にとっては)どうでもよいことである。 仏伝でいえば毒矢の譬。山火事で煙に巻かれている時「この火事のきっかけは、落雷か、放火魔か、タバコのポイ捨てか、子供の火遊びか、DQNのバーベキューパーティーか、それを知りたい。解明するまで逃げたりしないぞ!」と考えることは明らかに馬鹿げている。そのような時に必要とされている知識は、火を消す方法であり、煙から逃れる道筋である。 どうも2ch等では反捕鯨運
(ガイア教の天使クジラ その1の続き) 21世紀の現在では想像するのも難しいが、概ね19世まではキリスト教の真理と人種差別はまったく自明のものであった。全知全能の神をトップに戴く一次元的な階層構造があった。 そういうものを書き表すのにおあつらえ向きな不等号厨メソッドを使うとこうである。 古い存在の大いなる連鎖(各階層の差を作り保証しているのは神) 全知全能の父なる神>>>(全知全能の壁)>>>天使>(できるだけ低いと思いたい壁)>白人>(越えさせたくない壁)>黄色人種>黒人≧(あまり高くないと思いたい壁)≧霊長類>鳥獣>魚>地を這うもの>草木>無生物>塵芥 進化論を筆頭とする科学の進歩によって、この美しく居心地の良いヒエラルキーを維持するのはだんだん難しくなっていった。もはや人間は動物とは違って神によって特別に創造されたと信じることは難しくなってきた。この“危機”に際しての対応は大き
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く