貴方の言う通りでユリアン・ミンツは非常に《うざい》存在ですが、その理由を知れば貴方もキット苦笑いして許してくれるでしょう。 原作者の田中芳樹さんは、ご存知の通り中国史が大好きで、中国史を宇宙に置き換えた銀河英雄伝説(銀英伝)に、原作者自身の投影を試みています。 良くフィクションでは、最初は傍観者で途中から主人公と同格(相棒やライバル)になる人物は、実は『原作者の分身で読者の視点となる人物』である、お約束のパターンがあります。 これを『ワトソン役』と言い、「シャーロック・ホームズ」のワトソン(ワトスン)博士に代表される登場人物で、小説では良く使われる手法の一つです。 --- ワトソン役 (コトバンクより) http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/253061/m0u/ 推理小説における探偵の助手役、または物語の語り部役。英国の小説家コナン=ドイルの推理小説シ