山内:浅谷さんは、どうしてセンセイノートを始めようと思われたんですか。 浅谷:教育に興味を持ったのは、高校時代です。高校受験のとき、自分では合格するだろうと思っていた志望校に手が届かず、ほかの学校に入学しました。 そこで、自分のポテンシャルがどれくらいあるかを試したくて、高校に入学して1~2年で目いっぱい勉強してみたんです。2年生までで、大学受験の勉強を終わらせました。3年生の1年間受験勉強をせずに過ごして、慶應義塾大学に合格しました。 この経験から、「自分でもちゃんとやればできるんだ」と思いました。さらに「自分ができたってことは、ほかの人もやり方次第で伸びるんじゃないか」と感じたのが、教育分野に進んだきっかけです。 大学の卒業後は教育系の企業に就職しました。そこで強く感じたのが、今の教育業界は、「学校は頼りにならないから、学校の外でなんとかしよう」という流れが強いということです。これは構